木造薬師如来立像 木造薬師如来立像は、昭和29年(1954)、県指定有形文化財(彫刻)に指定されています。平安後期の作とされ、均整のとれた容姿や温和な容貌などは美術的に高く評価されています。法衣のすそに藤原時代の丸紋様(二重の蓮の花)が描かれており、体部の衣は朱塗りで「朱衣金体」といわれ平安時代の資料として貴重です。
(千厩字宮敷 大光寺蔵)