「緑につつまれ 川と共に暮らす 学びあう環境のまち いちのせき」を将来の環境像に

市中央部をとうとうと流れる北上川。環境像には「学び合いの大切さ」、「川との共生」、「緑の山々」という三つの大切な視点が織り込まれています

市では、環境基本条例に基づき、環境の保全・創造に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るための向こう10年間の指針として「一関市環境基本計画」を定めました。

計画策定に当たっては、環境保全活動などに携わる民間団体やまちづくりスタッフバンク登録者、行政機関職員で構成する環境審議会(会長・高橋道康一関高専教授、委員14人)の意見をいただいたほか、2回の環境懇話会や市民アンケートの実施、ワークショップの開催、パブリックコメント募集なども行い、広く市民の意見を反映させながら進めました。

計画期間

平成19年度から28年度まで

将来の環境像
本市は貴重で優れた自然環境や歴史的資源に恵まれています。また、自主的な環境保全活動が盛んに行われてきました。

こうした背景を踏まえ、豊かな自然環境と調和した未来のまちを作りあげていく上での目標となる将来の環境像を、「緑につつまれ 川と共に暮らす 学びあう環境のまち いちのせき」としました。

計画の構成
計画では、環境像を実現するため、(1)地球温暖化対策の推進(2)水と緑豊かな自然環境との共生(3)資源が効果的に循環する地域社会づくり(4)住み続けたい、訪れたい魅力ある環境づくり(5)環境を考え、行動する人づくり、組織づくり―の五つを基本方針とし、それぞれの基本方針ごとに具体的な施策の方向性を示す基本施策を定めています。
また、先導的・重点的な取り組みとして、次の三つをリーディングプロジェクトに位置付け、総合的な取り組みを進めます。
(1)市民一人一人が考え、行動する地球にやさしいプロジェクト(環境家計簿の普及やマイバッグ持参の促進など)
(2)地域や世代を越えて、豊かで清らかな水を育むプロジェクト(公共用水域浄化モデル事業、河川清掃などの市民ボランティア活動の充実など)

(3)世界に誇れる美しい都市創造プロジェクト(花いっぱい運動の促進、ポイ捨てのないきれいなまちづくり事業など)

将来の環境像 基本方針 基本施策 リーディングプロジェクト

緑につつまれ

川と共に暮らす

学びあう環境のまち

いちのせき

(1)地球温暖化対策の推進

・地球温暖化対策の率先行動と啓発

・新エネルギーの積極的な活用

・省エネルギーの推進

◇ 市民一人一人が考え、行動する地球にやさしいプロジェクト

◇ 地域や世代を超えて、豊かで清らかな水を育むプロジェクト

◇ 世界に誇れる美しい都市創造プロジェクト

(2)水と緑豊かな自然環境との共生

・豊かな水環境の保全

・森林・農地などの保全と育成、活用

・多様な生き物が生息できる環境の保全と創造

・自然環境への負荷の軽減

・環境にやさしい産業の振興

(3)資源が効果的に循環する地域社会づくり

・ごみの減量化と再資源化、再生利用の推進

・効率的な廃棄物処理システムの確立

(4)住み続けたい、訪れたい魅力ある環境づくり

・一関らしい景観の保全と創造

・環境と共存した観光・レクリエーションの充実

・住み続けたいと実感できる生活環境の形成

(5)環境を考え、行動する人づくり、組織づくり

・市民・事業者の意識の啓発

・人材の育成と協働の仕組みづくり

計画の推進
計画の推進には関係者間の協働が不可欠となることから、市は環境保全団体などの育成支援に努めるなど、市民や事業者などが環境保全活動へ積極的に取り組める環境整備に努めます。

また、関係者が相互に連携しながら取り組みを進めるため、それぞれが情報公開に努めるとともに、交流の契機を創出できるよう、環境教育や意識啓発イベントなどに重点を置いて計画の推進に取り組みます。

計画書の全文は、こちらからダウンロードできます。

一関市環境基本計画.pdf [1889KB pdfファイル]

問い合わせ先
本庁生活環境課生活保全係 電話0191-21-8342

(広報いちのせき平成20年6月1日号)