一関市・藤沢町合併記念式典は、23年11月20日(日)市総合体育館を会場に行われました。

市長式辞

本日ここに、黄川田総務副大臣をはじめ御来賓各位の御臨席の下、一関市・藤沢町合併記念式典を挙行できますことは、誠に慶びに堪えないところであります。

一関市と藤沢町は、地理的にも歴史的にも結びつきが強く、古くから住民相互の交流も活発に行われてまいりました。
交通機関や情報通信技術の発達などに伴い、人々の日常生活や経済活動の範囲が拡大する中で、生活圏を同じくする両市町は、先人たちがこれまで育んできた歴史や文化を大切にしながら、それぞれの資源を結集し一体として将来にわたる繁栄を希求するとともに、次代を担う子どもたちが誇りを持てる「まち」を目指して本年9月26日、新しい枠組みによるまちづくりの歩みを始めたところであります。
この合併の実現は、合併協議会委員として御指導いただいた関係各位をはじめ、国・県の関係機関の御指導そして住民の皆様方の御理解と御協力の賜物であり、ここに改めまして心からの敬意と感謝を申し上げる次第であります。

さて、本年3月、東日本大震災という未曽有の大災害が、本県をはじめとする東北の広い範囲に深いつめあとを残し当地方においても大きな被害を受けたところであります。
特に当市に隣接する陸前高田市及び気仙沼市をはじめとする沿岸の被災地においては、津波被害により、今なお多くの方々が住み慣れた我が家を離れ、或いは幼い頃より親しんだふるさとを離れての生活を余儀なくされ当市内においてもおよそ2000名の方々が避難生活を送っておられます。
一関市は、震災発生当初から市内における復旧はもとより、沿岸被災地の後方支援に、平泉町・藤沢町と一緒になって取り組んで参ったところでありますが、今後にありましても沿岸被災地の皆様の心に寄り添い共に復興に向けて歩んで参ります。

一方で、当地方にとりまして、希望に満ちた明るい話題もありました。
6月26日、この地方にとって悲願でもありました平泉文化遺産の世界遺産登録が実現いたしました。
夢は実を結び、そして歴史はまた歩み出します。

私たちは忘れません。
平泉が世界遺産に登録された年にふるさとに未曾有の震災が起こったことを。
そして今、私たちは、藤沢町との合併により新しい歴史を歩み始めております。
本年は、当市にとりまして、まさに後々まで記憶されるべき年となりました。

当市の行く手には、幾多の困難な課題が待ち受けておりますが、東北のど真中にあって震災からの力強い復興に向け、近隣の自治体との連携を深めて、躍動感あるまちづくりを進めて参らなければならないと存じております。

西に栗駒国定公園の「栗駒山」を、東に県立自然公園の「室根山」を仰ぎ、中央に悠久の大河「北上川」を抱く、水と緑の豊かな自然に恵まれた私たちの美しいふるさと、一関の12万8千市民の一人ひとりがこの地に限りない愛着と誇りを持ち、幸せな生活を営むことのできる郷土の発展のために、最大限の努力を積み重ねて参る覚悟であります。

皆様の今後のさらなる御支援をお願い申し上げますとともに、御臨席の皆様の御健勝を祈念申し上げ、一関市・藤沢町合併記念式典における式辞といたします。

 平成23年11月20日

                          一関市長  勝 部  修

当日の様子

オープニング合唱 

市内一般合唱24団体で組織する「一関合唱連合会」と旧藤沢町で活動する「藤沢コーラス」からの有志約120人による合唱。
「お早うの歌」、「赤とんぼ」、「大地讃頌」の3曲を演奏しました。

オープニング合唱の様子

式辞

勝部市長が式辞を述べました。

式辞を述べる勝部市長

感謝状贈呈

一関市・藤沢町合併協議会委員(学識経験者他)の皆様への贈呈

勝部市長より感謝状の贈呈が行われました。感謝状受贈者の皆さん

アトラクション

1.大東高校鹿踊部による行山流鹿踊
2.藤沢小学校マーチングバンドによる演奏
3.藤沢中学校吹奏楽部による演奏

大東高校鹿踊部による行山流鹿踊藤沢小学校マーチングバンドによる演奏藤沢中学校吹奏楽部による演奏

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 本庁秘書室