開始時刻11時00分

1 市長発表事項

1 企業の立地決定について
【市長】企業の立地が決定したので、お知らせします。
立地する企業は臼井国際産業(うすいこくさいさんぎょう)株式会社、本社は静岡県駿東(すんとう)郡清水町長沢131番地2。
代表取締役社長星野俊彦。
昭和16年2月11日に設立された会社です。
資本金は3億500万円。
従業員数が2015年12月現在、673名で海外にも拠点がありますので、海外はグループで約7500人。
海外に16拠点。
アメリカ、タイ、中国。国内では静岡、栃木、埼玉、愛知など国内は10か所。
一関市に立地が決定しますと11か所目ということです。
事業内容は自動車部品です。
内燃機関等部品が中心です。
自動車用ブレーキ配管等を得意としている企業です。
最近ではディーゼル車の高圧燃料噴射管が世界の中でもトップのシェアを誇っています。
電気自動車や燃料電池自動車の部品も手掛けておりますので、今後の成長分野に大きく関わっています。
また、トヨタ自動車を中心として全てのメーカーとの取引があります。
海外メーカーとの取引もあります。
進出する場所は狐禅寺字手負沢に貸し工場を2棟建設中ですが、2棟とも利用します。
今年の11月に操業が予定されております。
雇用計画は当初は10名から始まりまして、今後の事業展開次第で将来的には20名の計画を持っています。
主要な取引先は、本社が宮城県黒川郡大衡村にありますトヨタ自動車東日本、岩手工場(金ケ崎町)、その両方に部品を供給するようになります。
中間点にある一関は、非常に立地関係が良いということで立地を決めていただいたという背景があります。
立地調印式については日程調整中です。
決定次第お知らせ致します。
一関の雇用環境に非常にプラスとなるような立地で大変うれしく思っています。

2 各種証明書等のコンビニ交付の開始について
【市長】市では、マイナンバーカード(個人番号カード)を利用して、住民票の写しなどをコンビニエンスストアで取得できるサービスを6月9日より開始します。
取得できる証明書については、住民票の写しや印鑑登録証明書、所得課税扶養証明書、戸籍の全部事項証明書(戸籍謄本)及び個人事項証明書(戸籍抄本)、戸籍の附票の写しです。
交付手数料は、窓口で交付を受ける場合と同額。
(戸籍謄本及び戸籍抄本@450円、他は@300円)取扱い店舗は、全国のセブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクスです。
取扱時間は、午前6時30分から午後11時まで。市役所が閉まったあとでも交付を受けることができます。
その場合にマイナンバーカードが必要になります。
平成28年6月9日(木)午前10時からサービスが開始されますが、オープニングセレモニーを予定しております。
セブンイレブン山目店、一関警察署の隣です。
そこで私がマイナンバーカードによって交付を受けるというセレモニーを行いたいと思っています。
なお、参考までに5月17日現在の一関市のマイナンバーカードの交付状況ですが、交付申請が9,623件、このうち交付済数が5,661件(交付率58.8%)です。

3 希望郷いわて国体・希望郷いわて大会記念『ふれあいスポーツ交流会』の開催について
【市長】最近、障がい者スポーツに関してはさまざま場面で取り上げられてきていますがその反面、障がい者と健常者のスポーツはまだ一体的になっていないと感じております。
今後、新しい形での健常者と障がい者の融合があってよいと思います。
46年ぶりの岩手国体にあわせて、障がい者スポーツ大会も開催されます。
一関では、車イスバスケットが会場になっています。
これを機会に健常者と障がい者の壁を越えてスポーツの素晴らしさを市民の皆さまに理解してもらいたいと考えまして、市民の皆さまに広く浸透させたいという思いから、そのような機会を作りたいと考えました。
7月16日に「ふれあいスポーツ交流」を開催したいと思います。
内容は国民体育大会のデモンストレーション競技になっているスポーツ吹矢と室内ペタンクを行いたいと思います。
平成28年7月16日(土)午前9時30分から開会式で午前中です。
場所はスポーツ吹矢が一関武道館(一関市三関字桜町)、室内ペタンクがサン・アビリティーズー関(一関市三関字桜町)、両施設は隣接しています。
障がいがあるということは、決してそれだけをもって不幸なこととはいえませんので、確かに不便で不自由なわけですけれども、不便さ不自由さをなくしていくというのが、行政としての役割でもありますので、この国民体育大会という機会を捉えて、多くの市民の方々に健常者と障がい者の相互理解のため、交流の場を目の当たりにしていただき、より理解を深めてもらいたいと思っています。

4 平成28年度移動市長室の実施について
【市長】これは私が市長になって、翌年度から始めています。
今年も開催計画が決まりましたので、その日程のお知らせです。
基本的には、各支所、各市民センターで内容をつめてもらいますが、今年は特に私のほうから注文した点があります。
1つ目は、在宅医療、在宅介護の業務に直接関わっている方々とお話がしたい。
今後、病院での医療、あるいは施設での介護というだけではなく、在宅というものがクローズアップされてくると思いますので、在宅医療、在宅介護に実際携わっている方々とお話合いができればと思っています。
2つ目は、子育て支援の一環として、スポーツ少年団の現状を現場目線で把握しておきたいと思っています。
スポーツ少年団の指導者との懇談をしたいと思います。
3つ目は、地域の方々は知っているが対外的に知られていない、埋もれている地域資源(パワースポットなど)をできるだけ再発見するかたちで、全国に発信していければと考えています。
4つ目は、地域の為に陰ながら頑張っている人達との懇談。
例えば、子供たちの登下校の見守り等、そういう方々との話合いをしたいと思っています。
会議室で行う移動市長室ではなく、実際にこちらから足を運んで直接現場で声を聞くというところに重きを置いて、行っていきたいと思います。
日程は7支所及び一関地域内6市民センター(2分館を含む)の計13箇所で実施します。

5 一関市農作物生産再開支援事業の実施について~農業用ビニールハウス雪害補助~
【市長】今年の1月に大雪が降りまして、農業用ビニールハウスが甚大な被害を受けました。
これらのビニールハウスの雪害に対する補助を実施したいと思います。
1月18日19日に大雪がありまして、ビニールハウスがだいぶ被害を受けました。
市全体で191棟、面積32,157平方メートル、農家戸数125(個人123、法人2)、被害額は、推計ですが134,464,000円。
このうち、補助事業の対象となる野菜及び育苗用は171棟です。
事業の名称を一関市農作物生産再開支援事業という名称です。
これまで、国や県の動向を注視して、平成26年の時も大雪の被害があったのですが、原状回復への新規の救済策を期待してきたわけですが、具体的な施策は出ませんでした。
2月県議会での県の農林水産部長の答弁では既存事業で対応するという答弁でした。
3月7日のJAいわて平泉による県への単独要望でも回答はありませんでした。
このため、JAいわて平泉では、被災農家の生産活動の再開につながる支援を早急に行う必要があるという判断で、破損したハウスの撤去費用の相当額を独自の事業として支援することになりました。
市でもこれに答え、JAに対する補助として新しく支援策を作ったというわけです。

質疑応答
1 企業の立地決定について
【記者】完成、引き渡しがいつになるのか。
日程が決まっていたらお願いします。
【市長】お盆明けになります。
【記者】貸工場ということで、賃料を頂いて貸すことになりますか。
【市長】はい。
【市長】賃料は。
【商工労働部長】月額19万4000円が1棟当たりの使用料となります。
今回は2棟分ですので、倍の料金になります。
【記者】貸工場ということで、いつ頃から公募を行ったのでしょうか。
【市長】まだ、工場が完成する前でしたから、公募の手続きを取らずに、進出を考えている企業があったので、その企業の内容等を精査して立地決定に至りました。
【記者】今回、貸工場の建設で市の投資額。賃貸の契約期間。
最終的には市としてどのくらいのプラスになるのかを。
賃貸料をどのようにみているのか。
【商工労働部長】まず賃貸2棟分の投資額は、3億1200万円です。
これは土地購入費、設計費などの委託費などです。1棟当たり、月額19万4000円頂き、過疎対策事業債が財源となりますが、交付税措置等を除いた額について、おおむね20年で回収する額で月額使用料を計算しています。
将来的には10年、20年にわたる雇用の効果を市としては期待しているところです。
【記者】契約期間は20年ですか。
【商工労働部長】契約期間は5年となります。
以降は協議によって1年ごとの更新です。
【市長】貸工場ですから最初からの長期間を想定しておりません。
ある程度、貸工場で助走期間といいますか、あとは事業が順調に伸びて、この企業は優良企業で、直接トヨタの組み立てラインに部品を納める企業ですから、事業拡張が期待されます。
そうなると将来的には自社工場を持つということも十分考えられます。

2 各種証明書等のコンビニ交付の開始について
【記者】県内で何番目のスタートになりますか。
【市民環境部長】奥州市、花巻市、一関市です。
【記者】2市も最近ですか。
【市民環境部長】奥州市は住基カードの時からやっていました。
花巻市はこの4月からです。
【記者】交付手数料ですが、住基カードの時からやっている奥州市は交付手数料100円くらい安く行っています。
住基カードの時も普及させようということで行っている、安く交付するかたちをとっていますが、こちらに関しては検討したのでしょうか。
【市民環境部長】全国の色々な例や情報を集めまして、検討させていただきました。
その中で確かにコンビニ交付の手数料は安いというところも結構あります。
その理由につきまして、市役所窓口の混雑解消のためにコンビニ交付を利用して頂きたいということもあるようです。
様々な理由を踏まえ、今後は変更になる可能性もありますが、現時点では窓口と同じ料金で決定しました。

4 平成28年度移動市長室の実施について
【記者】実施内容の3番の中で、埋もれている地域資源の再発見の中で、パワースポットもあるようだとお話されていましたが、具体的にどこにいった時はそういう資源を体験して発見したいというようなことはあるのでしょうか。
【市長】私もまだ分からないので、これから各支所で、うちの地域にはこういうのがあるよというものがあれば、せっかく地域にいって普段行けない場所にも足を運ぶようになると思いますので、そういうところも合わせて見たいと思います
【記者】昨年と比べると開催の回数、箇所数の変化はあるのでしょうか。
【市長公室長】去年は6つの支所と一関地域の3つの市民センター、9か所。
述べ11日間、開催しております。今年は少し多いです。
 

2 その他

【記者】先週終了した狐禅寺地区の住民説明会、5か所回られたわけですが、回られた感想は。
前回2014年に回った時と内容が変わっていると思いますが、住民の皆さんに変化があったととらえていますか。
【市長】まだ詳しいところまで振り返って分析する余裕がないまま今日を迎えているわけですが、今回の場合は前回まで説明に歩いて、なかなかイメージが湧かないというご意見、ご指摘を頂いたことに対して、動画を作成し、実際に現地視察をして頂いた時の状況を想定していくらかでもわかりやすく上映しました。
その効果が私はあったと思っています。
非常に良い施設が一般的になってきているということをご理解いただけた方がいましたし、今までの文章と写真だけで説明するよりはずっと効果があったように思います。
ただ、なかなか全ての地域からこちらが提案している内容について賛同を頂くところまでは至っていません。
裏返して言えば、依然として反対している地域は、新しい施設はいらない、ということです。
その根拠は覚書があるのだからそれを守れ、ということです。
私のほうからは、覚書についての考え方も説明してきていますが、それが1番、意見が食い違っているところだと思います。
覚書があるのは重々認識した上で、その覚書の存在に固執しないで、そこから先に進まないとなかなか難しいことが出てきますので、そこのところを乗り越える。
そして時代に合った新しい施設をみんなで一緒に考えていきませんかというのがこちらの提案内容です。
そこを本当は理解をして頂ければと思っていますが、依然として覚書があるから駄目だとそういうご指摘を頂いております。
そこのところはなかなかご理解頂くのは難しいという感じがします。
あとは、前回まで各地域に入って説明してきましたが、なかなか発言がなかったところで積極的に推進すべきではないかとご意見があったのも事実です。
覚書の存在にいつまでも固執して地域の活性化をもっと積極的に考えるべきではないのか。
という意見もありましたし、今までに、なかなか出てこなかった意見が今回は見えてきているということは感じました。
私の気持ちの中では、今まで声を上げてこなかった方々が今回はいろいろご意見を言って頂いたと感じました。
【記者】全域での候補地が特定していない段階なので、市民全員に説明すべきだという意見。
候補地を広げるべきだという意見。
選定し直してほしいという意見がありましたが、そのあたりの声、考え方について変化はありませんか。
【市長】変わりません。
あくまでも狐禅寺地区に提案しています。
覚書にしても同じことですが、狐禅寺地区の協議会との覚書でありますので、狐禅寺地区の皆さんとまず話し合いをするというのを第一に考えています。
今、私は提案をさせてもらっている立場です。
その提案した内容についてこれまではイメージが湧かないなど、様々なご指摘を頂いてきましたので、それに対して説明を尽くし、力を注いできたわけです。
建設場所がまだ決まっていないというのは、狐禅寺地区の中でということです。
説明の段階で混乱をきたしてしまいましたが、あくまでも狐禅寺地区に新しい施設の建設を考えていますが、どうでしょうかという提案です。
一関全体には行っていません。
【記者】年度内のタイムスケジュールとして、市長の目途としていつごろまでに何か節目というか、タイミングを見つけていきたいと考えていますか。
【市長】議会で答弁していますが、今年度中です。

【記者】大東清掃センターで焼却している牧草の関係ですが、今日から再開されているのでしょうか。
【田代副市長】まだ再開しておりません。
先日の全員協議会でお話しましたように再開はします。
ただ地元の対策協議会で一度、再開しますというお話をして、取り組んでいきたいと思います。
【記者】協議会を開いてからということですか。
【田代副市長】そうです。
【記者】協議会はいつ頃開催する予定ですか。
【田代副市長】明日開催する予定で、お願いをしているところです。
今までのやりとりも法的に不適切だったとか、黙って行ったということではないので、今まで約束してきたことに対して、それに違反をしたということではありません。
あくまでも、今まで説明をしてきた中で、我々の説明と地元との理解が一致していないところがありました。
今度の協議会の中できちんと説明をしたいと思います。
【記者】市長にお尋ねしたいのですが。
実は説明を受けていないものを焼いていたという、このような理解の食い違いが、休止というような事態に発展したと思いますが、一連の経過についての受け止めや、反省点、そういったものはありましたか。
【市長】こういう事態に陥っていますから、やはりどこかで丁寧な説明というのが欠けていたのだと思います。
【記者】再開について、地元の住民にはどのように理解を求めたいとお考えでしょうか。
【市長】今まで説明していたことと変わりはありません。
ただ受け取り方によって若干違う受け取り方をされてしまっているということがありますので、そこのところを改めて、当初説明した内容を丁寧にお話させていただく予定です。
それで私は理解を得られると思っています。何も最初にお話ししたことの約束違反を行っているわけではないので。

H280523一関市長定例記者会見資料 [269KB pdfファイル] 

閉会 午前11時30分