開始時刻11時00分

1 市長発表事項

1 地産外商イベントの集中的な展開について
【市長】コンセプトとして一関の農畜産物をしっかりと売り込んでいく、そして一関ファンの拡大を目指すということでいきたいと思います。
すでに「うまいもん!まるごといちのせきの日」は定着しています。
その他にも最近始まった首都圏を対象としたイベントを10月と11月で集中的に展開します。
1つ目は、東京の神田の「なみへい」で10月の1カ月間、一関の食材を使った料理を出していただくことになりました。
このなみへいは、全国の特産品の交流の場になっていて毎月、全国の自慢の食材をその月の特集として料理が提供されるという企画を行っている飲食店です。
これは4年前から始まっています。
2つ目は、東京の町田市に「多摩高度化事業協同組合」があります。
通称、まちだテクノパークという工業団地で交流を続けてきました。
始まりは、まちだテクノパークに立地している多摩スプリングという会社があるのですが、この会社が一関の川崎町に立地しています。
そのご縁で東日本大震災の際に義援金をいただいたのですが、それがきっかけとなって、その後、まちだテクノパークで毎年行われているイベントに招待されて、一関の物産や観光をPRするようになりました。
今年で6年目です。
川崎町との縁が深いところでありますので、川崎町の道の駅、(有)かさい農産、門崎ファーム、いちのせきハラミ焼きなじょったべ隊などが行って、一関の特産品や観光のPRにつなげていきたいと考えています。
3つ目は、浅草の「まるごとにっぽん」という場所で日本各地のすばらしい食材をPRする企画を行っています。
一関のまるごとPR事業というかたちで一関の農林畜産物、それからもち料理などを紹介するイベントを実施したいと思っています。
これは10月29日、30日の土・日曜日に餅つきや郷土芸能も披露する予定です。
4つ目は、恒例になり第18回目を数える「うまいもん!まるごと いちのせきの日」を11月に行います。
前回は9月24日に行いました。
地産外商事業のはしりといってもいいと思います。
この「うまいもん!まるごと いちのせきの日」を開催をして、一関の食材が首都圏に情報発信され、このイベントがきっかけで他のイベントにも一関のものが取り上げられるようになってきました。
今後は、一関だけではなく、一関は栗原、登米、平泉と首長連携を行っていますが、今回は沿岸部の方に向けて、陸前高田、気仙沼というところと連携を深めていこうという戦略的な方向付けもしていきたいと思っています。
そしてこの11月の「うまいもん!まるごと いちのせきの日」には、海外の食材に関するコーディネートで、今ILCが実現した場合の外国人研究者等への食事メニュー、食材、そういうものを一関市としてどういうふうにやっていったらいいのかというアドバイスをいただいている方ですが、その方にもできれば来ていただいて「うまいもん!まるごと いちのせきの日」で提供される食材をしっかり見て外国人研究者等に対するメニューをどうしたらよいかということをアドバイスしてもらえればと思っています。
今年は、こういうかたちで集中的に展開をしていきたいと思います。

2 台風10号に係る被災自治体に対する支援について
【市長】台風10号が沿岸部を中心に深刻な被害を与えました。
一関も気象庁の予報によれば石巻付近に上陸して、一関と宮城県の県境付近に沿って横断するということでしたが、実際は大船渡市近辺に上陸し、北に外れた分だけ一関、内陸に台風の進路が曲がらなかった、そのまま北上していったということでして、本当にちょっとしたところで一関の被害は深刻なものにならずに済みました。
宮古、岩泉、久慈、県北の沿岸部が深刻な被害を受けたわけですが、他人ごとではないわけで、被災直後から一関市は岩泉に対して、消防本部から職員の派遣、給水関係、水道関係の派遣を行ってきました。
その後、県の市長会を通じて派遣の要請等もありましたので、久慈市、岩泉町への職員派遣を決定したところであります。
また宮古市長と電話でやりとりをしている中で、宮古市は公用車がほとんど流されてしまったという状況の話を受けました。
70台ということです。
それであれば一関でも何台か提供しましょうということになって、公用車の提供も考えています。
まず職員の派遣については、派遣実施済みの分は、上下水道部からは15名が派遣済みです。
これは日本水道協会の岩手県支部からの要請もあり、派遣したものです。
9月1日から9月16日まで、概ね半月。
15名を派遣して主に給水関係の業務に従事しました。
それから消防本部から述べ57名を派遣しました。
これは消防の相互応援に関する協定による応援隊として派遣をしたものです。
従事した業務は、救急業務、救助業務等です。
さらに派遣実施中なのが、保健福祉部からの10名です。
健康づくり課、あるいは支所の保健福祉課の職員を派遣しています。班編成で、10名。健康支援や普段の日常生活の衛生面等についての業務に従事するためです。
広域行政組合からも2班体制で、1班あたり2名。
計述べで4名を派遣しております。
これは介護認定の調査を支援するためです。
久慈市には道路建設課の職員を2名、今後派遣する予定です。
期間は10月3日から10月28日まで約1ケ月間。道路河川の現地調査、災害査定の業務に従事するためです。
岩泉町に対しては、現在具体的なところは調整中ですが、被災住宅の調査業務、あるいは避難所運営、支援金、義援金の対応業務。これらについて県市長会を通じて調整中です。
本日、記者会見が終わったあと、11時40分から職員の出発式を行いたいと思います。
これは久慈市に派遣される職員。
久慈市は10月3日からですが道路建設課の2名、それから岩泉町に派遣する職員のうち9月28日から派遣する予定の広域行政組合の職員2名について、出発式を行います。
2つ目は、公用車を提供します。
直接、宮古市長と電話でやりとりしたわけですが、当面宮古市には11台の公用車を提供することにしました。
小型乗用が7台。
小型貨物が4台。
計11台。
これについては明後日の29日に職員が宮古まで運転していきます。
陸前高田に提供した時もそのようなかたちで行いました。
久慈市には3台を提供します。
軽自動車が2台と、軽貨物(トラック)が1台、計3台。
引き渡し日は調整中です。
岩泉町には2台を予定しています。
合計16台の公用車を提供する予定です。

質問
【記者】公用車提供ですが、この16台はいつまで提供するのでしょうか。
それから提供によって市の業務に影響がないことを前提としていると思いますが、ないのでしょうか。
【市長】期限はありません。
使いきっていただければと思っています。
もちろん新車を提供するわけではないのですが、まだ使えるものを提供します。
市の公用車に支障がでることはありません。
【記者】宮古市長さんと直接お話しをしてということでしたが、もう少しその経緯を。
例えば70台ぐらい流されたというのは報道で知っていますが、やはりご苦労されているのでしょうか。
【市長】苦労しています。
職員は住民を避難させることに集中していて、公用車の方までなかなか手が回らなかったということのようです。
東日本大震災の時の陸前高田の状況を見ていますので、避難所に対して救援物資を運ぶには、やはり小型が必要です。
大型の車ではどうにもならないということで、陸前高田の時も要望のあったのは全て軽自動車ということでした。
【記者】今回の提供で宮古の場合は必要台数をまかなえるのでしょうか。
【市長】まだ、どの程度の提供があるのか全体を把握していませんので、ただ一関市としてはギリギリのところでこの台数なら出せるということです。
【記者】大震災に続いて、この公用車提供というのは市としては2回目の取組みですね。
【市長】私が市長になってからは2回目です。
【記者】使い切ってもらえばよいというのは、差し上げるという意味でしょうか。
【市長】そうです。無償で提供するということです。 

2 その他

【記者】昨日の議会最終日で減給条例が可決されましたが、これを出した理由は。
どこまでが理由になっているのかというところと、また、なぜそういうことが起こってしまったのかということ。
市長が最終責任として減給を選ばれたのはわかるのですが、職員の責任というものもあると思いますが、それについての処分というものはどうなったのかを教えて下さい。
【市長】まず、減給条例を提案するに至った理由ですが、決算は非常に重要な意味をもっていると思います。
評価を受けるわけですので。決算が認定されるかどうか、その認定を受けるための基本となる書類、文書が議案というかたちで議会に提案されるわけですからその中に、たび重なる訂正がされる事態が生じたということは、異例な事態だと思っています。
そういうことも含めて行政執行者としての責任は明確にしておく必要があるだろうということでああいうかたちになりました。
それとDIOジャパンの関係についても、どのようなけじめをつけたらいいのかということを議会が始まる前から考えてきたわけですが、県に対して補助金も返還しましたし、一関の場合は後継会社があるので、今は後継会社と今後どうするのか協議をしているところです。
それがどうなるのかというのはあまり行政執行者の責任問題とは直接的には関係してこない部分があるので、であれば本議会中に何らかのかたちでやらなければだめだと思っていました。
それから職員に対しては、今日の庁議でも指示をしたところです。
いずれ再発防止のためにどこを見直していけばよいのか、それを職員がこれからしっかりと対策をたてると思いますので、私はそれでいいと思っています。
今回のことをいい教訓にして、今後の適正な事務処理に努めてもらえればよいと思います。
【記者】確認ですが、まず職員の処分は行っていないし、行うつもりもないということですか。
【市長】ないです。
【記者】先ほど、異例な事態とお話されていましたが、特に決算の処理でこれだけミスや誤記載が頻発したということに対して、現時点では、最終的には防止策を見直しについてこれからということでしたが、何か理由みたいなものは。
個人的な市長のお考えでも。今回だけ急にこれだけミスがあったのかというのが不思議だったので。
【市長】これだけ重なったというのは、特にこの理由があったからというところは、見出しがたいところです。
特別な要因というのはないと思います。
結果としてそうなってしまった。
【記者】先ほどの関連ですが、決算書の訂正について、職員に取材したところではケアレスミスが多かったという説明でした。
職員の不祥事なら別ですが日常業務のミスを市長が減給というかたちで責任を明確にするという考え方については、市長はどのようにお考えでしょうか。
【市長】議会の場で、議案として提出したものについては私の責任です。ですから、職員がどうこうということはないです。

閉会 午前11時35分


280927一関市長定例記者会見資料 [230KB pdfファイル]