開始時刻11時00分

1 市長発表事項

【市長】
1 一関市観光振興計画の策定について
この計画は、当市における観光の目指すべき方向性を明らかにしてさまざまな施策を展開していくことを目的として策定したものです。
市の総合計画の基本構想に掲げている「みつけよう 育てよう 郷土の宝 いのち輝く一関」の実現に向けて方向性を定めようとするものです。
計画期間は、平成29年度を初年度とし、33年度までの5か年計画です。
基本理念は、「恵まれた自然と悠久の歴史が育むいやしの里いちのせき」と掲げています。
心のこもった笑顔で観光客を迎えましょうということ、観光客が癒され、もう一度訪れてみたくなるような、そういう観光地を目指していくというものです。
特色としては、一関・平泉地域で連携してDMOの設立に向けて取り組んでいきたいということ。
インバウンド誘客。
3つめは、平泉との連携のもとに観光地のブランド化を確立していくというものです。
4つ目は、北海道を対象とした教育旅行の誘客を重点的に取り組むことです。
基本方針としては5つ掲げています。
平泉との連携強化による一関ブランドの発信、観光資源の活用と情報提供の充実、観光に関する受け入れ体制の整備、広域連携の推進、インバウンド誘客の推進の5つの基本方針のもとに、それぞれ戦略を立てて取り組んでいくというものです。
目標指標についても定めています。
平成27年度の現状値に対して年間の観光入込客数を5%ほど増加させようという目標値。
同じく27年度の現状値である外国人観光客の入り込み客数、これが27年度には9,097人回でしたが、これを重点的にインバウンドとして取り組んでいきますので、3倍増にもっていこうという目標指標を定めています。
もちろんこの前提となるのは平泉町との連携です。
策定年月日は、平成29年3月3日策定。
いよいよ新年度から本格的にこの計画に基づいて観光戦略を具体的に展開していきたいと思っています。


2 三春町・一関市姉妹都市締結30周年記念植樹式の開催について
【市長】三春町と一関市が姉妹都市の締結をして30周年になりました。
一関と三春町とは一関藩に田村のお殿様が着任した縁で三春との縁ができました。
愛姫(めごひめ)が伊達政宗に嫁ぎましたが、一人娘でしたので、跡取りが居なくなってしまい、愛姫がのちに田村を復活させたいということで、伊達の殿様に願い出て、そして宮城県の岩沼にいた政宗の子どもが、一関に田村を名乗って着任したというのがそもそもの縁です。
それ以来、三春とのつながりがずっと続いています。
締結したのが30年前の昭和62年の8月8日でした。
その時には三春町から市役所の前庭にある枝垂れ桜、滝桜をいただきました。
三春町の滝桜の子孫樹、直系の桜です。
今回30周年を記念して三春町から同じ滝桜の直系の子孫樹を寄贈いただくことになりました。
三春町の町長さんからその子孫樹に「愛姫(めごひめ)」という名をつけていただきました。
記念植樹を3月19日(日)午前11時から釣山公園の田村神社の隣で行います。
当日は三春町の町長、議長さんがおいでになります。
この植樹に合わせ、三春町から寄贈を受ける標柱と三春の滝桜を紹介する看板を設置したいと思います。
今回、三春町から子孫樹を寄贈いただく御礼として、時の太鼓をイメージした太鼓のミニチュアを贈呈させていただきたいと思っています。


3 一関市オリジナル婚姻届出用紙の作成・配付について
婚姻届出の用紙は、1枚ですが、それを複写式にします。
婚姻届は役所に出せばそれで終わりですが、ご夫婦の手元に残る記念になるもので何かいいものがないか考え、婚姻届用紙を使い、お互いへのメッセージを書き込むことができるようなものとして、2人の記念用の用紙をセットとして作りました。これに記入し、1枚目だけを役所に提出いただく。
2枚目はお二人でお持ち帰りいただくということになります。
少し厚い紙になっていますので、記念になればと思っています。
これは県内の市町村を調べてみましたが、他にやっている例はありません。
少しでも一関市で婚姻届を出していただける方が増えればいいと思います。
もちろん今まで通りの用紙での届け出も問題ありません。記念用が付いたものを出しても、どちらでも結構です。
当然無料です。
少しでもこれがお二人の幸せにつながればと思います。
3月22日8時30分から本庁市民課、各支所の市民課で配布を始めます。


質問
1 一関市観光振興計画の策定について
【記者】インバウンドに力を入れることが取り組みの方針となっていますが、中身は情報発信の強化、環境の充実等々となっています。
市長がトップセールスに今後5年間の計画の中で積極的に出るという考えは。
【市長】先頭に立ってやっていかなければと思っています。
その体制作りがまず大事です。
一方でDMOの設立を目標に掲げているわけですが、DMOを立ち上げればそれで終わりかというと、そうではありません。
稼ぐ仕組みを作らなくてはと思っています。
地域として観光というキーワードでどれだけ稼げるか、ここのところは貪欲に向き合っていきたいと思います。
今までは、仕組みを作りました、スキームができましたとなっていましたが、実際やってみて、行った結果がどうだったかという検証もまだ弱いと思っています。
今度はそういうことでは許されないと思います。
食と農の景勝地など昨年の後半に国から認証を受けたということは、それなりの成果を残さなくてはいけない状況にあるということだと思います。
正念場としてしっかり自覚し取り組んでいきたいと思います。

【記者】登米、栗原を含め、4市町との連携で今年度は観光分野での連携が1つのテーマとしてありましたが、今回の計画で観光ルートの整備が関係してくると思いますが、4市町との枠組みを生かして取り組んでいくものがあれば教えてください。
【市長】栗原も登米も実は4月に首長選挙があり、それぞれの新しい体制になった段階で、首長会議をやることになると思います。
基本的に首長さんが代わったとしても、私は今まで進めてきた県境を越えた連携は変わらないと思います。
今までと変わらずパイプを太くしていくという取り組み。
具体的には新年度になって第1回目の首長会議に、一関から提案することになると思います。
積極的にやっていきたいということは申し上げたいと思います。


2 三春町・一関市姉妹都市締結30周年記念植樹式の開催について
【記者】三春の滝桜の子孫樹をいただくというのは、これが初めてでしょうか。
【市長】姉妹都市締結の際に市役所の前庭にあるものをいただきました。
【記者】市内の小中学校で田村と一関と三春の歴史、つながりのようなものを教えたりしているのでしょうか。
【市長公室長】一関藩の学習では出てくると思いますが、それが共通の項目というかたちではないです。
【まちづくり推進部長】今年8月に30周年になるということで、姉妹都市だということを皆さんに理解していただきたいということで、広報に8月頃に特集を組みたいと思います。
【市長】東山は、合併前は全く三春町との関係、田村藩との関係もありませんでした。
合併して私が市長になって最初に三春に行った時に、三春の特産品について案内していただきました。
三春では和紙を使う張り子人形が有名ですが、どこの和紙を使っているかと聞くと、北関東の群馬か栃木の和紙を使っていると話していました。
私から提案して、姉妹都市の一関も合併して広くなり、和紙を作っているところがあるので、一関の和紙を使ってみてはどうでしょうかということで使っていただきました。
使ってみると北関東の和紙に比べ貼るときに伸びるので、それ以来、東山の和紙を使っていただいているようです。
東山の方々は和紙の原料となる楮(こうぞ)の苗を三春に提供し、三春で楮を栽培している畑まであります。
そういう歴史上だけでのつながりではなく、産業振興の面で交流が芽生えてきていますので、そういう部分を広げていければと思います。
 

3 一関市オリジナル婚姻届出用紙の作成・配付について
【記者】県内初ということですが、県外では類似の例がありますか。
【市民環境部長】県内市町村では初めてです。
同じ方法ではありませんが、県のホームページから、紙ベースで取れるものがあります。
考え方は同じですが、これでは複写になりません。
【記者】県の婚姻届は、一関市の婚姻届のように控えは残らないのでしょうか。
【市民環境部長】これは市町村に出す1枚。
2枚目は自分で書いて保管します。
【記者】複写されるわけではないのですね。
【市民環境部長】書き方は同じだと思いますが、やり方としては初めてです。
同じようなやり方については東京都にもあります。
【記者】これをやろうと思ったきっかけは他市町村の自治体の例を見たということですか。
どういう経緯で導入されたのですか。
【市民環境部長】議会等で情報があり、婚姻や子育てで市としてお祝いするような何かを考えては、というご意見もありまして、参考にしながら考えました。
【市長】何かできないかとは思っていました。
結婚証明書というのはありますが、有料です。
お祝いですので無料でできるようなことがないかということで、このようなかたちのものでやってみようということになりました。
【記者】作成部数2,000部の理由と婚姻届が年間どれくらい一関市には提出されているものでしょうか。
【市民環境部長】2,000部は1年間分くらいを想定しています。
2,000部なくなったら終わりということではありません。
【市長】早めに増刷できるような日が来るのを楽しみにしています。
【職員】婚姻届は27年度で1,376件。
その前が1,436件ということで、今回2,000部印刷しました。
 

2 その他

【記者】副市長の人選、任命についてお伺いします。
本日、議会運営委員会がからあり、その際に副市長の人事案件について、最終日の本会議で提出されるということで確認されています。
現在、市長として田代副市長の後任人事の基本的な考え方、今回は内部起用で進められるのか、外部からの登用になるのか、考えを聞かせていただければ。
【市長】まだ作業中です。
本日14日ですが、明日中には全ての準備を整えて議会の同意案件ですので、手続きを進めなければなりません。
人事ですから、1人決めれば終わりというわけにはいきません。
連結車両が何両編成になるかというあたりまで考えなくてはいけませんので、今、その作業をしています。
内部か外部かということになりますと、田代副市長が内部の事務に精通していたことを考えれば、その任期途中の後任ということになると、その線で考えるのが普通ではないかなと思います。
【記者】お考えのある人には例えばお話をして内諾をいただいている状況でしょうか。
【市長】まだです。
【記者】田代副市長からは、辞職願は提出されたということでしょうか。
【市長】口頭でそういう申し出がありましたから、特に問題はなくそれを受けたということです。
【記者】特に書面ではやりとりはせずに、口頭だけでということでしょうか。
そうすると、3日。最初の金曜日の時点でそれを受理したのですか。
【市長】そうです。
【記者】4月1日からの副市長の任期になると思いますが、市長の任期は10月8日までだったと思います。
先を考えた上でのお考えですか。
副市長の起用というのは。
【市長】自分の任期が10月8日までだからそこまでのことしか考えないというのはあまりにも無責任ですので、市長が代わろうが、しっかりやっていただけるような人選をしたいと思います。

290314 一関市長定例記者会見資料 [932KB pdfファイル] 

閉会 午前11時35分