開始時刻11時00分

1 市長発表事項

1 一関市の公共施設のこれからを考えるシンポジウムの開催について

市民との協働、理解をいただくための一つの方策としてシンポジウムを開催するものです。
今後、市の公共施設の老朽化が進んでいき、このままだと施設の修繕費の増加と大規模改修や
建替えが同時期に集中することが懸念されます。
今後も厳しい財政状況が予測される中で、施設の維持管理が課題となっています。

もう一つの背景として、人口の減少やニーズの多様化などがあります。
そういったニーズにもしっかり対応していくことが求められています。
そこで、市民と行政が認識を共有しながら、今後の公共施設のあり方について一緒に考えて、
理解をいただけるようにしていきたいと考えております。

7月22日(土)13時30分から16時まで川崎市民センターで開催します。
「自治体を取り巻く環境とこれからの公共施設」というテーマで
岩手県立大学総合政策学部の齋藤教授から基調講演をいただきます。
その後、岐阜県関市の事例発表、一関市の公共施設の現況についての報告、
パネルディスカッションを行います。定員は200名。
多くの市民の方に参加していただくようにしたいと思います。

 

2 薪ストーブ設置費補助金の創設について

昨年策定したバイオマス産業都市構想に基づき、さまざまな取組を計画していますが、
市内の森林資源をエネルギーとして活用する資源・エネルギー循環型まちづくりを推進するため、
その一環として薪ストーブの設置に係る費用の一部を助成する補助制度を新たに創設しました。
補助の対象となるのは薪ストーブの本体、煙突及び運搬などの設置費用です。
ただし、建物の改築にかかる費用は、対象となりません。
補助額は、補助対象経費の10分の1、限度額は10万円。予算は30件分措置しています。
第1期の募集期間は、7月3日から9月29日までの約3ヶ月間です。
事前の申請が必要となりますので、見積書等の必要書類をご準備いただいた上で、
補助金交付申請の手続きを行ってください。
補助金交付決定後に設置工事に着手し、設置する設備の経費の支払いと薪ストーブの設置が
平成30年3月31日までに完了することが条件になります。

今後は第1次募集期間の申請状況を確認しながら、その後の再募集等について検討します。
来年度以降も継続的に補助支援を実施していきたいという思いがあります。
そのほか関連事業として市民の皆さんによる未利用間伐材などの集材活動をしていきたいと思います。
集められた木材は、市内のチップ工場に買い受けされ、
公共施設のチップボイラーなどの燃料として利用される仕組みを構築していきます。
地域内で資源を無駄なく循環させるバイオマス産業都市構想の目指しているところに結び付けていきたいと考えています。
将来的には「木の駅」「薪の駅」の設置の可能性を探っていきたいと思っています。

 

○質問

 

1 一関市の公共施設のこれからを考えるシンポジウムの開催について

【記者】シンポジウムの開催のほかにワークショップも実施する予定とのことだが具体的な内容は。

【総務部長】西と東というくくりだけではなく、もう少し細かい単位で開催したほうがいいだろうと考えています。
たとえば8地域それぞれで2~3回開催するというのは難しいと思っていますが、どういう開催方法にするかは模索中です。

【記者】ワークショップで出された意見は今年度策定の中期計画に反映させていく考えでしょうか。

【市長】なるべく取り込んでいきたいです。

【記者】事例発表を岐阜県の関市にした理由は。

【総務部長】総務省からの公共施設総合管理計画の策定通知の前から取り組んでいた自治体であり、
昨年度には市議会の総務常任委員会で視察した自治体でもあり、先進事例です。
また、関市は形がVの字になっていて、同じ市内で移動するのに他の市をまたいでいったりするような関係で
公共施設が点在しているような状況もあることから選定しました。

【佐藤副市長】関市では、施設名称を出して施設の統合計画を作成しています。

 

2 薪ストーブ設置費補助金の創設について

【記者】同様の補助金制度がある自治体は他にあるでしょうか。

【市長】補助金制度があるのは、宮古市、久慈市、陸前高田市、八幡平市の4市。
その他に雫石町、田野畑村、一戸町。薪ストーブに限定はせず、木質バイオマス熱利用設備を対象とするところもあります。

【記者】補助金の率は。

【農林部長】補助金の上限を事業費の10分の1。但し上限は10万円です。
他市町の大半のところでは10万円を上限にしています。それと同様の補助内容として創設します。

【記者】薪ストーブの一般的な設置費用はどのくらいかかるのでしょうか。

【市長】薪ストーブを暖房用として使用する場合のほか、インテリアとしてデザイン性を求める人も増えています。
金額は平均で50万円。上はきりがないです。
煙突の値段が高いです。薪ストーブ本体と同じかそれ以上すると聞いています。

 

2 その他

【記者】狐禅寺関係のことで2点お聞きします。
5月に新幹事の方々と協議をされましたが、その後の状況はどうなりましたか。
もう一つは、最終処分場の候補地検討のあり方について、昨日の一般質問でもありましたが、
時間があまりないという状況の中で、今年度か来年度に最終処分場の候補地を決定して合意形成、
建設に向けた作業を進める必要があると思いますが、候補地を選定する目安、見込みの時期をどのように捉えていますか。

【市長】狐禅寺の対策協議会の今後の話し合いに向けての動きですが、今日現在で会長が決まっていないという状況です。
なるべく早い時期に会長が決まって、本来の協定書の甲乙の関係での協議を行いたいと思っています。
そうは言っても15人の幹事の方々は決まっています。
我々が今やるべきことは15人の方々との協議を実質、協定書に基づく協議として行うことです。
前回さまざまな意見や質問をいただきましたので、その答えを用意して説明するという場面を作る作業をしています。
日程はこれから調整する予定です。

最終処分場の決定、候補地の選定等にかかるスケジュール的な部分ですが、
いつまでにというよりもなるべく早くという気持ちがすべてです。
具体的に今の段階でスケジュールを示すことができません。
いずれ動きだしたら、スケジュールに従って進む前提として動いています。
今しばらくこの件はお待ちいただきたいと思います。

【記者】狐禅寺協議会の方々との協議の関係ですが、日程調整をしてということですが、
前回5月24日に協議した際、具体的なものを示してほしいという内容の意見がありましたが、
会長を選任される前であっても、例えばこの間いただいた意見に対しての回答は行うのでしょうか。

【市長】会長が決まらないから協議がここから先に進まないということは避けたいと思います。
5月24日に行った15人に個別に案内をこちらから出して集まっていただき、協議をさせていただくというかたちを取りたいと思います。
その前に会長さんが決まればまた違った対応になります。
いずれ会長さんが決まる前であっても、我々として予定しているスケジュールは守っていきたいと思います。

【記者】一般的に候補地決定から建設までに要する期間が概ね5年間ということでしたが、
これをできるだけ短くしたいという答弁もありました。
市としてはどれくらいまでこの期間を短縮できるとお考えでしょうか。

【市長】そこは今計算しています。単純にこれだけ短くできるという物理的なものもあると思います。
ゴミの減量化を市民に呼びかけて焼却する総量を減らせば最終処分場に持っていく量も減ります。
焼却灰のセメント原料化、これは大東ではできませんので狐禅寺の一関清掃センター分をセメント原料化できるので、
最終処分場に持ち込む量がかなり減る。
そういうことも含め現物が減るということ、市民運動でゴミを減らしましょうと。
両方から攻めて、今単純に計算して最終処分場があと何年もつか、大前提の部分が動いてきますので見極めながら計画を立てたいと思います。

【記者】放射性物質の汚染農林業系廃棄物の処理につきまして、一般質問でも答弁がありましたが、
4首長会議の懇談の場で情報交換していく場を設けたいという話があったと思いますが、懇談の場はいつ頃でしょうか。

【市長】本来はもう既に5月にやっているのですが、栗原、登米の両市長さんが代わられたということもあり、
少し落ち着くまでは開催を後ろにずらそうと今日に至っています。
7月には開催したいと思います。
具体的な協議題は何にするのか正式に協議に入っていません。
議会明けに具体化されていくと思います。

【記者】栗原、登米で行われているような堆肥化、すき込み、一関はほだ木のチップ化の情報をお互い情報交換するということでしょうか。

【市長】一関のほだ木はチップ化でやっていますが、牧草は焼却しています。
栗原、登米は焼却以外の方法で何とかやろうということで実証試験をやっています。
その結果はまだ出ていませんが情報共有しながら、いいところは取り入れていかなければならないと思います。
取り入れていくと言っても焼却するかしないか大きな部分は違っている部分もありますので、
同じ放射性物質による被害を受けた地域として情報の共有化を図りながら、
それぞれの地域にあった解決策を互いに情報共有しましょうというところです。

6月20日 定例記者会見資料 [1558KB pdfファイル] 

 
閉会 11時30分