放射線量測定のこれまでの取組み

【6月】

市立の小中学校、私立を含む幼稚園・保育園、全111施設について、市全域での状況を把握するとともに市民への情報提供を行うため、校園庭の中央部の一斉測定を実施した。

【7月~8月】

他自治体での事例で校舎や園舎の雨どいの排水口付近、雨どいの無い軒下など雨水の集まる箇所で局所的に高い値を示すケースがあることから、再度、111施設の調査を実施した。
その結果、局所的に萩荘幼稚園、萩荘小学校、萩荘中学校で国における放射線量の低減対策の対象となる毎時1マイクロシーベルト以上の値が測定された。
このことから、7月24日までに表土の天地返しや表土の入れ替えの低減対策を講じ、約70%から90%の低減を図った。
また、8月17日、清田小学校においても、雨どいの無い軒下で1マイクロシーベルト以上の値の箇所があることが分かり、8月24日、低減対策を講じた。

第3回学校等における放射線量の一斉測定について

1.目的

東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う市内での放射線については、いまだに収束の見込みはたっておらず、健康への影響、特にも子どもに対する不安が市民の間で高まっている。
ついては、これまでの測定に加え、さらに詳しい測定を行い、その後の実態を把握するとともに市民への情報提供を行う。

2.測定対象施設

  小学校 中学校 幼稚園 保育園 へき地
保育園
児童館 合計
市立 私立 市立 私立
一関

12

9 7 4 2 11 3   48
花泉

7

1 1 1   3     13
大東 6 4 1   6       17
千厩 5 1   1 3 1   1 12
東山 3 1 1   2     1 8
室根 2 1     1   2 2 8
川崎 2 1     2       5
37 18

16

31 5 4 111

3.測定

(1) 測定箇所

1施設当たり6か所

  1.  屋外:校園庭の中央部および四方、計5か所(1か所は砂場とする)
  2.  屋内:建物内1階の1つの部屋の中央部1か所
(2)測定高

屋外:地表面から1m、50cm、5cm
屋内:床から50cm

(3)測定方法
  1. 測定器稼動後35秒後に第1回目、以後30秒間隔で4回(計5回)測定する。
  2. 5回の平均を測定値とする。(平均値の小数点以下第3位を四捨五入し、第2位までの値)
(4)測定期間

平成23年8月9日(火)から8月17日(水)までの間

4.測定結果

国が屋外活動を制限する指標としている毎時3.8マイクロシーベルトはもとより、土壌の入れ替えによる放射線量の低減対策が有効とされている毎時1.0マイクロシーベルトを下回る結果となりました。

 ※PDFファイルをご覧いただくためには「Acrobat Reader」が必要です。お持ちでない方は、こちらからダウンロードしてください。 

放射能に関する用語の解説(出典:いわてグラフ臨時号)

ベクレル(Bq)

放射能の強さを表す単位。
電球に例えると、光の強さそのものに相当します。

シーベルト(Sv)

人体への影響の度合いを表す単位。
電球に例えると距離によって異なる明るさに相当します。
1シーベルト(sv)=1.000ミリシーベルト(msv)=1,000,000マイクロシーベルト(μsv)

放射性セシウム

気化しやすく、飛散しやすい特徴があります。
半減期(放射線を出す能力(放射能)が元の半分になるまでの期間)が30年と長く、主に土壌汚染、海洋汚染の原因になります。

放射性ヨウ素
 

呼吸や飲食により体内に吸収されやすく、甲状腺に集まる性質があります。半減期(放射線を出す能力(放射能)が元の半分になるまでの期間)が8日と短いため、早い段階で放射能を出さなくなります。

問い合わせ先

教育委員会 政策推進監 (内線8840)