新型コロナ 5類移行後の相談・受診の取扱いについて
5類移行後の対応と、令和5年10月以降の医療費の一部見直しについて
国では、令和5年5月8日(月)から、新型コロナウイルス感染症を感染症法上の2類相当から5類へ見直しを行い、原則、季節性インフルエンザと同様の扱いとすることを決定しました。
また、令和5年10月1日(日)から、医療費の自己負担に係る公費支援が見直され、一部公費負担が縮小されています。
療養制限(行動制限)はありません
- 5類移行後、患者の自宅療養や濃厚接触者の自宅待機などの療養制限(行動制限)がなくなりました。
保健所から新型コロナ患者の濃厚接触者として特定されることもなくなりました。 - 国からは、発症日を0日目とし、5日間は外出を控えることなどが推奨されています。
- 療養制限(行動制限)や陽性者の登録がなくなったことから、岩手県で実施してきた次の事項は5月7日で終了しました。
○自宅療養者への食糧支援・パルスオキシメーターの貸与
○隔離用宿泊療養施設。ただし、高齢者等宿泊療養施設は9月30日まで継続(一部自己負担あり)します。
○高齢者等の自宅療養者の健康観察
○いわて陽性者登録センター - 岩手県で5月8日以降も実施してきた高齢者等宿泊療養施設は、9月30日で廃止されました。
医療費の自己負担が発生します(10月1日以降、一部公費負担が縮小します)
- 外来(診療・検査・解熱剤等の処方)や入院(診療・検査・薬の処方)など医療費は、加入している健康保険により1割から3割の自己負担が発生します。
- 新型コロナウイルス治療薬(ラゲブリオ、パキロビット、ゾコーバ等)の薬剤費については、令和5年9月末まで全額公費負担されます。
令和5年10月1日以降は、加入している健康保険による自己負担割合に応じて、自己負担額が発生します。 - 入院医療費は、高額療養費制度の自己負担限度額から、令和5年9月末までは最大2万円が減額されます。
令和5年10月1日以降は、最大1万円の減額となります。
ただし、入院中の食事代は、高額療養費制度の適用対象外のため、上記減額制度の対象とはなりません。 - 令和5年度における新型コロナワクチン接種については、公費での対応(接種は無料)が継続されます。
1回の治療当たりの自己負担額 | |
1割負担の方 | 3,000円 |
2割負担の方 | 6,000円 |
3割負担の方 | 9,000円 |
感染の疑いがあるときは、まず「かかりつけ医」に相談しましょう
新型コロナ感染の疑いがあるとき
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発熱などの症状があり、新型コロナ感染の疑いのある方の相談・受診の流れ
1. まずは「かかりつけ医」に電話で相談してください。
2. 「かかりつけ医」がない場合には、「外来対応医療機関一覧」を確認して受診可能な「外来対応医療機関」を受診予約するか、「いわて健康フォローアップセンター」に相談してください。
3. 「かかりつけ医」、「外来対応医療機関」または「いわて健康フォローアップセンター」の紹介・案内に従って、「外来対応医療機関」を受診してください。
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受診先については、5月8日以降は「外来対応医療機関」として、岩手県で指定・公表しています。(当面継続)
(リンク)岩手県ホームページ「外来対応医療機関」
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医療機関や高齢者施設などの訪問時については、引き続きマスク着用など、場面場面に応じた感染対策をお願いします。
罹患後症状(いわゆる「後遺症」)が疑われるとき
- いわゆる「後遺症」の相談・受診は、「かかりつけ医」または「後遺症の初期診療可能な医療機関」に相談の上、受診をお願いします。
(リンク)岩手県ホームページ「新型コロナ後遺症・初期診療可能な医療機関」 - 厚生労働省ホームページで、後遺症に関する情報、後遺症に関するQ&Aなどが公表されています。
後遺症に関するQ&Aの中には、後遺症によって社会生活に大きな影響を受けた場合、活用が可能な各種支援制度の説明も掲載されています。
(リンク)新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)について
症状があるときなどの相談体制は継続されます
- いわて健康フォローアップセンター(症状があるときの健康相談や受診先の紹介)や、新型コロナワクチン専門相談コールセンター(ワクチンの効果、身体への影響、接種後の副反応についての相談)など、相談体制は継続されます。
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いわて健康フォローアップセンター(令和6年3月末まで)
【受付時間】24時間受付【電話番号】0570-089-005
【FAX 番号】050-3730-7658
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岩手県新型コロナワクチン専門相談コールセンター(令和6年3月末まで)【受付時間】毎日8時~20時【電話番号】0120-89-5670
【FAX番号】0570-20-0863
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厚生労働省の新型コロナウイルス感染症に関する電話相談窓口【電話番号】0120-565653(フリーダイヤル)【対応言語と受付時間】下記参照(土日・祝日も実施)
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日本語・英語・中国語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語:9時00分~21時00分
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タイ語 : 9時00分~18時00分
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ベトナム語 : 10時00分~19時00分
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日本語を母国語としない方の相談窓口(新型コロナウイルス関連相談窓口)
日本語を母語としない方への情報(新型コロナウイルス関連相談窓口)
感染対策は個人や事業者の判断が基本になります
基本的な感染対策については、個人や事業者の判断に委ねられ、自主的な感染対策にそれぞれ取り組むことになります。
(リンク先を確認してください)
- 一関市ホームページ
5類移行後の感染対策などについて
新型コロナの5類移行に関するお知らせ

登録日: 2020年1月27日 /
更新日: 2023年11月9日