近年、地震や豪雨等により、多くの農業用ため池が被災し、甚大な被害が発生している一方で、利用者を主体する管理組織の高齢化や離農者の増加により、適正な維持管理が困難となっております。

 このような背景から、国は「農業用ため池の管理及び保全に関する法律」(以下、「ため池管理保全法」という。)を令和元年7月1日に施行しました(リーフレット参照)。

 リーフレット「農業用ため池を所有・管理している皆様へ」.pdf [920KB pdfファイル]  

 

 ため池管理保全法の施行に伴い、農業用ため池の届出制度が始まったほか、ため池にかかる防災対策の一環として、以下の情報が公表されました。

1 農業用ため池の届出制度について

 (1) 農業用ため池を所有・管理する人は、ため池に関する情報を、岩手県へ届け出る必要があります。

 (2) 届出が必要なため池とは、農業用に利用されている、または、現在は営農用に利用されていないため池であっても、利用可能な状況にある農業用ため池です。

 (3) 届出用紙(農業用ため池届出書)は、以下より市のホームページからダウンロードが可能です。

  ※ 届出は随時受付しておりますので、農業用ため池を所有・管理している方は届け出をお願いします。

  なお、届出をする場合は、一関市農地林務課農村整備係までお願いします。

  農業用ため池届出書.docx [24KB docxファイル] 

2 特定農業用ため池について

 (1) 届出された農業用ため池のうち、岩手県により「特定農業用ため池」が指定されました。

3 ため池データベースについて

 (1) 届出された農業用ため池について、ため池の諸元を整理し、データベース化しました。

 (2) 2及び3については、 岩手県により、以下のURLにて公表されております。

  https://www.pref.iwate.jp/sangyoukoyou/nouson/bousai/1028603.html

4 ため池マップについて

 (1) ため池マップとは、緊急時に迅速な避難行動に繋げる対策の一環として、「防災重点ため池」の位置を地図に記載したものです。

 (2) 岩手県により、以下のURLにて公表されております。

 ※ ため池マップ等は、市役所農地林務課又は、千厩支所内の建設農林センター農林整備課に紙ベースを備え付けております。

 https://www.pref.iwate.jp/sangyoukoyou/nouson/bousai/1028418.html

 ◆「防災重点ため池」について(「特定農業用ため池」)

(定義)

・決壊した場合の浸水区域に家屋や公共施設が存在し、人的被害を与えるおそれのあるため池

・「防災重点ため池」と「特定農業用ため池」の選定基準は同一。「防災重点ため池」のうち、行政機関が所有する施設を除いたものが「特定農業用ため池」

(選定基準)

(1) ため池から100m未満の浸水区域内に家屋、公共施設等があるもの

(2) ため池から100~500mの浸水区域内に家屋、公共施設等があり、かつ貯水量1,000㎥以上のもの

(3) ため池から500m以上の浸水区域内に家屋、公共施設等があり、かつ貯水量5,000㎥以上のもの

(4) 地形条件、家屋等との位置関係、維持管理の状況等から都道府県及び市町村が必要と認めるもの

※防災重点ため池に選定された農業用ため池は、直ちに決壊するような危険な農業用ため池が選定されたものでなく、上記の選定基準により選定されたものです。