市民の皆様へ

政府は4月16日、全都道府県を対象とする「緊急事態宣言」を発出しました。

この「宣言」が出されるまでの経緯に簡単に触れます。
4月7日に新型コロナウイルス感染者が他に比べて多数確認されていた東京都、神奈川県、千葉県など7都府県を対象に宣言を出し、外出の自粛や公共施設の利用制限、他地域との往来の自粛を求めました。

 

その後、この7都府県のほかにも感染者数が急増し、感染経路の不明な症例割合も増加する地域が顕著になってきたこともあり、新たに、北海道、茨城県、石川県など6道府県を加えて計13都道府県を「特定警戒都道府県」と位置づけました。

さらに政府は、感染が全国的に拡大していることを踏まえて、この緊急事態措置を全国に拡大し、国民が一丸となって感染拡大の防止に取り組むことが不可欠であるとして、4月16日、すべての都道府県を対象とした宣言を出すこととなったものです。

今後、この宣言を受けて、国民が一丸となって取り組んでいくことになります。
一関市は、現時点で感染者は確認されていませんが、いつ感染者が確認されてもおかしくないという緊張感の中で、市民の皆様にも大きな不安を与えているところですが、今、何よりもお願いしたいことは、不要不急の外出を控えていただきたいということです。

これまで、私自身が「ラジオ市長室」(毎週月曜日12時15分から:FMあすも)や「テレビ市長室」(一関ケーブルテレビ)などでお話しさせていただいてきておりますが、人と人との接触の7割から8割を削減するという国の方針に沿って、「外出の自粛」に取り組んで参りたいと思いますのでご理解ください。

  • 不要不急の外出を自粛しましょう。
  • 自分を守りながら人にうつさないという意識を共有しましょう。
  • 自分自身を守るため、家族を、大切な人を守るため、そして、地域社会を守るため

どうしても外出をしなければならない時には、換気の悪い「密閉空間」、人が密集している「密集場所」、近距離での会話や発声が行われる「密接場面」『三つの密』を、絶対避けてください。また、帰宅後は必ず手洗いを徹底してください。

今、ここから先2週間という期間の私たち一人一人の行動が、感染がさらに拡大するか、或は収束に向かうかの分岐点になります。
「一関から感染者を出さない」という強い意識をもって、2週間後の未来のために皆さんとともに頑張って参りたいと思いますので、何とぞ市民の皆様のご協力をお願いいたします。

 

 

令和2年4月20日

一関市長 勝部 修(一関市新型コロナウイルス感染症対策本部長)
 

市が主催する行事やイベントについて

これまで、感染リスクの低い行事やイベントについては、「三つの密」をできる限り避けるための取組を徹底しながら実施してまいりましたが、全国的に感染者が拡大していることから、他の地域との人的な行き来を極力減らすことが求められています。そのため、市が主催するイベントや行事については、5月10日(日)まで原則中止とします。
また、市以外の各種団体が主催する行事やイベントについても、同様の対応を呼びかけていきたいと思いますので、ご理解とご協力をお願いいたします。 

地域経済対策について

 

地域経済対策については、市民の感染防止を第一としながら、地域経済への影響を最小化することが必要であり、全力を挙げて市民生活を守るため、地域経済を守るための対策に取り組んでいるところであります。

 

現在、市で検討している独自支援策の主なものとして

  • 「特別定額給付金(国民一律10万円)」への上乗せ
  • 市内民間医療機関に従事する看護師の確保(医療提供体制の支援)
  • 保育料・住宅使用料等の納入期限の延長
  • 国の雇用調整助成金の事業主負担補助
  • 指定管理料に対する減収相当分の支援(補填)
  • 飲食店等への家賃支援

のほか、保育所や放課後児童クラブ等への消毒液等購入費補助(国の補助事業)の実施に向けて調整を進めているところです。
その他にも、今後示される国の緊急経済対策を見越して、経済支援策について検討をしております。
また、市では、地域経済対策に万全を期すため、4月20日に、一関市新型コロナウイルス感染症対策本部内に生活支援班及び経営支援班を設置し、市民生活、雇用の維持、資金繰り対策、中小・小規模事業者等対策等について支援の強化を図っていきます。

市民が利用する施設について

 

 市民センター、文化施設、スポーツ施設(市民センター体育館を含む。)など、原則として全ての施設の利用を5月10日(日)まで制限させていただくこととします。
保育所、こども園、幼稚園、小学校、中学校、放課後児童クラブなどの施設については、休止しないこととします。
なお、スポーツ施設などの利用制限などにより、運動不足になることも懸念されますので、それぞれ屋外でのウオーキングやランニングなど、体力づくりに工夫されながら取り組んで適度な運動でストレスをためないにしましょう。

学校の対応について

学校については、引き続き「3つの密」を避けるための取組の徹底を図るなど、細心の注意を払いながら、教育活動を行ってまいります。
なお、県外から転校される児童・生徒につきましては、当市に居住した日から2週間は自宅で待機するとともに、健康状態(37.5℃以上の発熱、呼吸器症状の有無)の経過観察をお願いいたします。
また、感染に係る状況は日々刻々変化していることから、随時状況を判断した上で、対応を決定いたします。

 

 

最後に、体調不良などの健康不安がある場合の、医療機関の適正な受診についてお願いです。
風邪の症状がある、発熱が続いている、だるさや息苦しさがある、味や匂いがしないといった症状のある方については、 医療機関を直接受診せず、まずは、一関保健所(☎0191-26-1415)に電話で相談してください。その後、医療機関を受診する際は、必ず事前に医療機関に電話をしてから受診してください。