開始時刻11時00分

1 市長発表事項

1 令和元年度市勢功労者表彰について
 
【市長】令和になって初めての市勢功労者として、4人の表彰を決定しました。
4人の内3人が教育文化功労。お1人が産業功労での表彰です。
はじめに、教育文化功労として、小野寺 苓(おのでら れい)様。
一関藩と忠臣蔵のつながりに焦点を当てた歴史小説を出版されるなど、市民の郷土史の理解促進、歴史的ゆかりのある都市との交流の深化に貢献されました。
最近の小野寺さんの作品では「みちのく一関忠臣蔵」という本が出されています。
次に、入間田 宣夫(いるまだ のぶお)様。
本年3月まで一関市博物館の館長を務めていただきました。
平泉の世界遺産登録や骨寺村荘園遺跡をはじめとする当市の歴史的財産の保全と、これらに対する市民の理解促進に貢献されました。
次に、本多 洋之(ほんだひろゆき)様。
長年にわたって大東地域の小中学校で学校歯科医を務められており、児童生徒の健康管理、学校歯科保健の充実・発展に貢献されました。
次に、産業功労として、千葉 繁美(ちば しげよし)様。
国指定重要無形民俗文化財の「室根神社特別大祭」の伝承に尽力され、昨年の1300年祭の成功、和歌山県田辺市との姉妹都市提携などに貢献されました。
それぞれの功績は、資料の2~5ページのとおりです。
この市勢功労者表彰は、平成22年度からはじまり本年で10年目になります。
これまでに57人を表彰しています。
ここ数年、市が直接関与しない個人の活動であっても、一関市の特色や誇りとなるものを創造・伝承する活動の功労が認められる人も表彰してきています。
なお、入間田宣夫さんについては、今回はじめて市外居住者を市勢功労者としました。
表彰式は11月3日(日)文化の日、午前11時からベリーノホテル一関で執り行います。
【記者】今回、市外に居住されている入間田宣夫さんも表彰の対象になりましたが、一関市の文化活動や公的な役職を経験したからということで今回表彰になるのでしょうか。
【市長】入間田宣夫さんについては、居住地はあまり関係なく見ています。
一関市のためにどのようなご貢献をいただいたのかということ。
世界遺産登録に向けての推薦書の検討委員会の委員もされていましたし、平泉の文化遺産が世界遺産に登録されたのちは、骨寺村の各所登録に向けた取り組みを中心にご貢献いただきました。
この部分が非常に大きいと思っています。
また、博物館の館長をやっていただき、市民に対して骨寺村の価値を広げていただきました。
 

2 その他

【記者】台風19号による被害について、農業関係も含め市内の被害調査はだいぶ進んでいると思います。
市長は現地調査を行っているようですが、厳美渓の調整池に水が流れたことによって砂利や砕石が山の方から押し出されている状況です。
現在は穴が空いたところは塞がっている状況ですが、観光客が訪れる中で砂利はのちのち撤去しなければいけない状況になってくると思います。
これについて庁内での検討はなされているのでしょうか。
【市長】調査中です。私も実際に行ってみました。
最初は前回と同様に泥水が注ぎこんでいるということでしたが、私が行った時にはそういう状況はありませんでした。
ごみは流れてきていましたが、前回のような泥水で岩場が汚れているということは全くなく逆に驚きました。
SNSで厳美渓が泥だらけになっているという書き込みがあり、確認に行きましたが全くそういうことはなく、何だったのかという感じでした。
いずれ対策は検討中です。
雨が降るたびにああいう状況では困ります。
【記者】6月議会でも議員から質問が出て話題になっていましたが、周辺の住民の方は厳美中学校近くで行われているメガソーラー開発が原因になっているのではないかという話もありました。
工事との因果関係の有無については。
【市長】全くわかりません。
ぱっと見ただけでは何故そこが結びついてくるのかは全くわからない状況です。
調整池の写真を見せられましたが、調整池の泥水が越水して外へ出たという形跡もないようです。
まわりで騒がれている状況と現場での食い違いがあるなと感じてきました。
それも含めて、どういう因果関係があるのかないのか。
なぜそのような情報が飛び交ったのかということも調べてみないと駄目だと思います。
【記者】台風19号被害に関連して、一関市として沿岸の自治体に対して何か支援の動きはありますか。
【市長】宮古市に給水車を出しています。今でも継続しています。
【佐藤副市長】給水車1台と職員2人を出しています。
【記者】先日の東北市長会の台風19号被害に対する特別決議の項目にもありましたが、毎回災害で大きな課題になっている災害廃棄物の処理が非常に大変なことだということで、それに対する支援を求めるとういう決議がありました。
例えば災害廃棄物を被害がそれほどなかった自治体でもある程度引き受けて処分をするということはありますか。
【市長】県から一関の現状についての問い合わせがありました。
一関市の現状としてはいっぱいいっぱいです。
非常に残念だが沿岸部の災害ごみを引き受けて焼却するという状況にはないということを話しました。
【記者】他の自治体では引き受けて処分するところはありますか。
【市長】他のところは聞いていません。東日本大震災の時は大槌町のゴミを一関市で引き受けて対応しました。
【記者】宮古市ではペットを飼っている方が同伴避難できる場所がなく、SNS上で救助を求めるメッセージがたくさん出ました。そこで急遽、小学校などに避難させる場所を作ったようです。一関市ではペット同伴避難についての対策は考えているのでしょうか。
【市長】ペット同伴を前提とした避難所の設定は残念ながらありません。
今回の台風のケースも含め検証作業に入っており、検証項目の一つにそれも含まれています。
ペットを飼っている方は多いですから、その方々の意向を重要視していかなければならないと思っています。

【記者】平泉の文化遺産の構成資産として骨寺村などの追加登録を一関市では目指していますが、最近はそれに向けた動きがあまり見えてきていません。
現状はどうなっているのでしょうか。
【市長】まず、拡張登録を目指す奥州市、平泉町、一関市の3市と県の文化スポーツ部の4者で話合い今後の対応を決めました。
一昨年度末に県の委員会から案が示されました。
それを見ますと、骨寺村を除く案、いわゆる柳之御所を中心とした限定的な拡張という案が出されました。
その内容では当初と約束が違うと異議を申しあげました。
これは奥州市、平泉町、一関市共通の意見でした。
最終的に中央の委員会で駄目ですと言われれば仕方がありませんが、自ら骨寺村を外した状態で報告書をあげるわけにはいかないだろうと。
その過程で入間田さんにも何度も相談し助言をいただきました。
最終的には県もこれを了解し、柳之御所だけを限定とした拡張登録を目指すことは無くなりました。
いつまでも検討、研究が続くわけではありませんので期限を区切って、その間に骨寺村で発掘作業や文献研究で新たな特記すべき事項が出てこなければいつまでも続けるわけにはいかないという覚悟を決めて引き続き調査、研究をするということにしました。
昨年度と同じように今年度も調査研究が続いています。
来年度も同様継続します。
その状況を見ながらその後の対応を考えることにしています。
【記者】期限はいつまでですか。
【市長】一昨年の段階で概ね5年です。

閉会 11時24分

20191021 記者会見資料 [815KB pdfファイル]