開始時刻 11時00分

1 市長発表事項

1 一関市国土強靭化地域計画の策定について
・東日本大震災での教訓を前提に、大規模自然災害等に備えて、早急に事前防災及び減災に係る施策を進めるものです。
・大規模自然災害が発生しても、総合計画で掲げるまちづくりの将来像「みつけよう育てよう 郷土の宝 いのち輝く一関」が停滞することのない、「強さ」と「しなやかさ」を備えた、安心・安全な地域社会の構築を目指すものです。
大きくはこの2つが目的。実際に計画を策定するメリットは財源確保もある。この計画は平成2年度から始まります。一関市国土強靱化地域計画に基づいて実施する事業には国の支援があります。令和2年度において優先採択、または重点配分が位置づけられる。令和3年度には実際の事業費の交付要件となります。それを裏付ける財源をしっかりと確保し、目的を達成するような内容のある事業としていきたいと思います。

■計画の期間は
令和2年度から令和7年度までの6年間とし、総合計画と調和を図るため、総合計画と終期を合わせました。
■計画策定日は
 令和2年3月27日です。
■計画の基本目標として
国の基本計画や県の地域計画の基本目標と調和を図る必要があり、国や県の計画の目標を参考に4つの基本目標を設定しました。
■事前に備えるべき目標として
4つの基本目標を達成するために、大規模自然災害発生に備えるべき6つの目標を設定しました。

基本的な方針は、「地域強靭化に向けた取組姿勢」、「適切な施策の組み合わせ」、「効率的な政策の推進」、また、当市の特色が出る「一関市の特性に応じた政策の推進」を図っていくため、総合計画、総合戦略との調和を図る、SDGsの理念を踏まえた内容、国際リニアコライダーを見据えたまちづくりの推進、東日本大震災からの復旧復興の推進を始めとした方針をここに位置付けました。 

県内では二戸市が平成30年の9月に策定済みであります。あとはまだ策定していませんが、令和2年の3月に策定を予定しているのが、一関市を始めとして宮古、花巻、遠野、矢巾。この5つが3月に策定予定です。滝沢市が5月、八幡平市が令和3年3月策定予定という状況となっています。その他は、今後策定予定、検討中、策定予定なしとなっています。

 

2 一関市子ども健全育成プランの策定について
平成27年3月に策定した一関市子ども・子育て支援事業計画が令和元年度末で計画期間が終了しています。そこで、現在の一関の少子化の状況、人口減少、就労形態の多様化など、子どもを取り巻く課題を踏まえて新しく内容を見直していく。特に放課後の児童対策の方向性を示したものとしている。総合的かつ計画的に推進するための行動計画として位置づけて策定しました。プランの目指す姿は基本理念として概要の第3章に書いています。プランの期間は令和2年度から4年度までの4年間です。3月30日に策定しました。
基本目標は概要の第3章に書いています。「安心・安全な居場所作り」、「学び・遊び・体験・交流・生活の場の提供」、「地域の教育力で子どもを育む環境づくり」これを目指していこうというものです。
施策の方向性は、資料の概要の第3章の3に記載しています。放課後児童クラブの開設を進める。学校の余裕教室の活用。市民センターの活用。地域学校協力活動の推進としました。
特徴は少子化に伴う小学校統合など、子ども達を取り巻く環境の変化に対応するために施策を体系的にまとめたということであります。

 

3 第二期一関地域市子ども・子育て支援事業計画の策定について。
一人の子どもが生まれて社会人として自立するまでの成長過程に応じてこれまで一関の子育て支援を進めてきましたが、平成27年の3月に策定した一関子ども子育て支援事業計画が元年度末で計画期間が終了しました。これまで実施してきた施策を更に推進し、地域社会全体で子育てを支援していくことを目標に第二期の計画を策定しました。計画の期間は令和2年度から令和6年度までの5年間です。特徴的に捉えているのは、「低所得世帯の子どもへの支援の充実」を加えたことです。

以上がこの度策定しました3つの計画です。


 

2 その他

新型コロナウィルスの感染に関して、昨日、気仙沼市で40代の男性の感染が確認されました。隣接する自治体でもあり、日常生活圏の中にあるため緊張が走りました。一関市では隣接する自治体で感染者が確認された場合の対応の仕方をあらかじめ定めています。それが宮城県の自治体であっても隣接する自治体でそういうケースが生じた場合は迅速、に早急な対応をしていくと決めていました。それに従って昨日もすぐ会議を招集し、すぐやるべきことを話し合いました。夕方夜にかけての時間だったので、まずは不特定多数の方々が利用するような体育施設等の公共施設について消毒を実施しました。昨日のうちに消毒できなかったところについては、本日の開庁時間前に全て消毒を終え、平常通りの行政サービスを提供している状況となっています。現時点で一関市内での感染者は確認されていませんが、感染防止のためには前から言われている3つの密。密閉・密集・密接を可能な限り避けるような対策をやっていくということで取り組みます。これからの対策も3つの密に関する部分が重要な対策になります。今後、国や県の状況を見ながら一関市として何をどう対策を講じていいのかという時に3つの密を徹底し、避けるような市民一人一人の行動をお願いしていかなければならない。それと合わせて、手洗いの励行、咳エチケットなど基本的な感染症対策の励行し、市民一人一人の免疫力を落とさないように日常の生活における規則正しい睡眠、食生活についても呼びかけていかなければなりません。更には市が主催する行事、イベント等については3つの密をできるだけ避ける、そういう取り組みを徹底し行っていきたいと思います。
屋外でのスポーツや文化施設の利用等もあるが、これについても適切な対策を講じた上でリスクの判断を行い、感染拡大のリスクの低い活動については注意をしながらそれを実施していくということで市民の方々にも打ち出していきたいと思います。一関市以外の各種団体が主催する行事、イベントもあるがこれも市と同様の対応を呼びかけていく必要がある。
地域経済に非常に大きく影響がでています。情報収集しているが、非常に個人企業に影響が大きく出ているところがある。これらについては感染拡大による影響が出ている部分についてはしっかりとした市独自の対策も含め、打ち立てていきたいと思います。  
現時点で明確な内容を話せる状態ではありません。今の段階で国がやる部分、県が支援を打ち出してくると思われる部分、様々本数もたくさんあります。その中で市がどこにまつりを付けていくのか、全く市で独自のものを打ち立てていったらよいのか。国、県がやるものにかさ上げする、期間を延ばすなど関連して支援していく方法もあります。 
これから国、県の支援メニューもあきらかになってくるので一番効果的なところに市としての支援策を当てはめていければと思います。
市民の皆さんが利用する施設について。これも3つの密を避けるための取り組みを徹底し、通常の施設サービスを提供していきたいと考えています。
学校の対応については、新学期から学校が再開される。これも学校における3つの密を避けるための取り組みの徹底を図っていく。細心の注意を払いながら進めていきたいと思います。ただし、学校の場合は子ども達がおり、ウイルス感染にかかる状況は日々刻々と変化するところから随時状況を判断した上で教育委員会と連携しながら対応を決定していきたいと考えています。
東京では20代30代の若い年齢層の感染者が急激に増えている状況があります。しかも症状が全く見られなかったり、あったとしても非常に軽度で自覚症状がないままに周囲に拡散しているイメージもあります。自宅待機を求めても連絡がつかないということが指摘されている。一関では感染者がゼロで東京は急激に増えている状況を見ると、今日の午後あるいは明日、一関にそういう状況が出てくることも全くないとは誰も保障できません。常にそういう状況がすぐそばにあるということを念頭において、緊張感をもって今後の対応をしていきたいと思っています。市民の皆さんには、風邪の症状、37.5度以上の発熱、味覚・臭覚の異常、あるいは強いだるさを感じた場合は、相談センター、県庁では24時間体制で受付しています。すぐ相談をしていただきたいと思います。それから、マスクについては、完全にウイルスを防御できないので、予防の効果は限定的だが、自分に症状がある場合に拡散を少なくするというところは1つの特色。マスクも含め、手洗い、咳エチケットの行動で自分を守り、家族を守り、地域社会を守ることに繋がる。その辺りを市民の皆さんにはご理解いただいて、今現在の感染者ゼロの状態がずっと続くように市民の皆さんには強く呼びかけていきたい。

【記者】気仙沼市で感染者が出たが、岩手県や宮城県から隣接している自治体として一関市に情報提供は受けているのか。
【市長】ないです。
【記者】気仙沼市からは。
【市長】ないです。ニュースで知りました。
【記者】室根地域が気仙沼市に接している。当然気仙沼市で買い物や仕事、場合によっては学校に通っているケースもある。情報が速やかに提供されるべきではないかと。
【市長】その通りです。これについては、県南広域振興局に行ってこのような問題があります。岩手県として県庁所在地中心の考え方だけでいると県境を抱えている一関とすれば非常に困るという話をして、振興局長からはすぐに知事に伝えますということで知事の耳には入っているはずです。昨日の段階ではニュースやいくつかのルートで情報が入ってきたが、気仙沼市民の方だということが分かり、そういうケースの場合に不特定多数の方が利用できるような公共施設の一時利用を中断して消毒を行うということを決めていました。昨日は、Uドームを利用していた団体があったが消毒を行いました。
【記者】一関から気仙沼市に職員を派遣しているが、職員に対しては何か市から連絡は。
【市長】今朝、連絡を取りました。4人派遣していて、今日出勤しているのは3人です。1人は当初から今日休日扱いとなっていました。特に何の問題もなく勤務しています。
【記者】気仙沼の自営業の方が感染した。3月下旬に関東へ仕事で行っていた。28日には帰ってきた。車を利用しているということだが、行き来の間、一関市に立ち寄った、市内で接触者がいるという情報はあるのか。
【市長】情報はないです。
【記者】通行した経路も情報は入っていない。そういった情報については岩手県には照会しているのか。行動履歴ついて知らせてほしいなど。
【市長】これは宮城県ではないでしょうか。岩手県には照会しても材料はないので気仙沼市には連絡を取になると思う。
【記者】気仙沼市には感染した方の行動の履歴、特に一関市内を通っているか、接触者がいるかどうかについてこれから照会することになるのか。
【市長】まだやっていません。
【記者】照会したいという考えはあるのか。
【市長】はい。
【記者】気仙沼市の感染者についての情報が宮城県・岩手県から無いということだが、改めて岩手県に対し求めたいことがあるのか。
【市長】3月18日に振興局に行き、県境を抱えている自治体として、もう少し配慮してもらってもいいのではないかと伝えた。しっかり知事に伝えるという回答がありました。今回の気仙沼での感染者の情報は岩手県に入っていないと思います。そうなると宮城県から情報をいただくことになります。はたして宮城県から情報提供を受けられるか分からない。一番現実的なのは気仙沼市から情報の提供を受けることになります。
【記者】これまで、宮城、青森、秋田と隣接県で感染者が発生しているが、今回の隣接市という意味で益々瀬戸際が近くなっていると感じるが、意識の違いが生まれたものはあるのか。
【市長】岩手県は他県と接しているが、県境には奥羽山系があり、生活圏が一緒になることはあまり無い。ところが、一関市と宮城県とは栗原・登米・気仙沼は日常生活圏となっている。日常生活圏には山が無く平坦な道路が通っている。通勤通学エリア・文化・医療圏が一緒。一関市は他の市町村と違って常に念頭に入れてやってきた。岩手県にはこういった状況から考慮して欲しいです。
【記者】東京では毎日多くの感染者が発生しており、緊急事態宣言が出る日も近いという話もでている。県内の自治体では東京方面への出張を見合わせるという対応をとっているところがあるが、一関市の対応は。
【市長】すでに予定していた出張を止めている。どうしても今行かなければならない用務か考えたら、そうでなかったということです。どうしても行かなければならない用務であれば行きます。
【記者】他の職員も同じ対応か。
【市長】同じです。
【記者】明日、県市長会が開催されるが、コロナウィルス対策の話題が出ると思います。
市長から何か伝えることがあるか。
【市長】すでに議題は出しています。明日の県の市長会は役員改選です。県市長の役員、東北市長会の役員を決めます。全国市長会の役員も延長線上で決まります。そういう中で全国市長会が6月にあるが、その全国市長会に提出する議案は県内の14市からあがったものから5本に絞り、東北市長会、全国市長会に行くための議論がなされます。それが終わった後に、その他の項目でコロナウイルスの話が出ると思います。
【記者】一関市長として話したいことは。
【市長】今までも何度も言っています。他の首長さんの様子を見ながらになります。今回の気仙沼市で感染者が確認されたことは驚きました。

 

 20200406 記者会見資料 [4161KB pdfファイル] 


閉会 11時50分