令和2年11月25日 受け付け

ひとことの内容              

  

 子どもが旧一関市内の放課後等デイサービスの事業所を利用している。現在利用している事業所以外は利用者の送迎を行っていないことから、事業所を選択する余地がない。

 子どもの学年が上がると授業が増えることから、通所に時間がかかる事業所での活動ができなくなることが懸念される。旧東磐井地区にも、放課後等デイサービスの事業所を設置してほしい。

 

回答 

   

 「市長へひとこと」をお寄せいただき、ありがとうございました。

 現在、一関市内で放課後等デイサービスを提供している事業所は9事業所ありますが、この9事業所ともすべて民間の事業者が設置し運営を行っているものです。設置許可は県が所管しており、市が設立し運営している事業所はないところであります。

 ●●様からご指摘いただいた、放課後等デイサービス事業所が旧一関市内に偏在している現状については、市といたしましてもサービス利用者の利便性向上のための課題と捉えておりますが、市内すべての事業所が民間による設置・運営となっており、市が新たな事業所を開設することは、既存の事業所の経営に影響を及ぼすことも懸念されることから、難しいものと考えております。

 なお、一関市・平泉町の圏域では、地域の障がい者等への支援体制の整備を図るため、福祉事業者・医療・教育・雇用などの関係者で組織する一関地区障害者地域自立支援協議会を両市町で共同設置しており、障害児通所支援事業に従事する関係者も多数参加していることから、今回いただいたご意見を伝えるとともに、川崎地域を含めた旧東磐井地区への放課後等デイサービス事業所の設置に向けて検討していただくよう、働きかけてまいりたいと考えております。

 

    令和2 年 12 月 8 日

                 一関市保健福祉部長 佐藤 鉄也