開始時刻 午前11時00

1.市長発表事項

なし

2.その他

【記者】
  県立高校の再編計画についてですが、今日の午前10時からの県の教育長会見で再編計画の中身について示されたと情報が入った。一関に関係する部分では、千厩高校の産業技術科と一関工業高校であるが、千厩は統合の対象から除外され、一関工業と水沢工業の統合という内容で発表された。このことについての感想は。
【市長】
  一つの案として検討されていることは耳にしていた。正式な県教委の案を聞いていない。もしそうであれば今までと状況が違ってきていると思う。但し、当初から一関市として県教委に対して主張してきたことが全て解決したかと言えば解決はしていない。
  県教委に対して納得できないから再考を主張してきた内容は2つあり、ひとつは一関市はエリアが広く、千厩高校産業技術科に通う生徒が水沢工業ではあまりにも距離が長すぎる。通学するのは物理的に難しいので考え直してくれということ。
  もう一つは、従来の県教委の方針としては、ブロック単位での高校再編と言ってきたはず。県では、今の広域振興局になる前、県南地区では千厩、一関、水沢、江刺に振興局があった。それが、広域振興局になったら、一気に一つの振興局になり、北上、遠野、花巻もプラスされた。そういう中でも高校再編については、ブロック毎に再編を進めていくという基本線があったと思ったが、いつの間にかブロックという考え方が消えてしまっていた。ここは両磐ブロック。胆江ブロックは奥州市、前沢町、衣川、江刺市。二つのブロックを併せて再編するのは想定されていなかったと思っている。県教委が来て説明を行った時にもそのことを質問したが、はっきりした回答が無く、解決が出来ていないままとなっている。県教委が今日発表した内容では千厩高校の産業技術科を再編計画の対象から除くということだが、それだけで了解するということにはならない。
工業高校についてはものづくり産業人材を育成するために、黒沢尻工業高校を中核として今まで県をあげて自動車産業の振興策を展開してきた。黒沢尻工業高校のほかに県南で拠点をつくることになるとすれば、それなりの考え方を示してくれないと、こちらでは理解することはできない。例えば、水沢工業高校がある奥州市では定住自立圏構想で北上市、金ヶ崎町、西和賀町が含まれており、そういうエリアで見ると、黒沢尻工業高校は正にその中心にある。一関では千厩に通学している学生もいる。奥州市と一関市の学校という日常生活圏で見てもブロックを超えた統合は、丁寧な説明が無いと納得は出来ないと思う。

 

 

 閉会 午前11時30

 

 

 

  

 


【記者】
  一関にある建設業協会の支部からも統合見直しを求める要望が出されているが、一部はクリアされたが、全て求めていた形にはならないということか。
【市長】
  一部は認めたられたのかどうかは分からないが、まだまだ課題が残ったまま。

【記者】
  住民説明会等で出された意見を県教委が汲んでくれたと思うか。
【市長】
  汲んでいただいたということにはならないと思う。
  千厩高校に通学している子供たちが水沢工業高校に通えるのかということについては、現実的に難しいと思っている。

【記者】
  一関市としては、県教委に対し改めて見直しを求めるのか。
【市長】
  今までの考え方に変わりはありません。
  まずは詳しい説明を聞きたい。 

【記者】
  新型コロナワクチンの接種関係。先ごろ国会の中でのやり取りでは、高齢者への接種は4月1日以降に可能となると言っている。確定は無いが、目安が示された。一関市が実際に行う高齢者への接種が仮に4月1日に可能となった場合、どの時期までに接種券の配布などの準備は整えたいと思っているのか。
【市長】
 3月31日。
  当初、国では3月下旬にはと言っていたが、担当大臣が早くても4月1日以降と表明した。5月になるかもしれない。4月にやるとはっきり言っていない。実際はいつになるか分からない。今国際情勢をみると政治的な面でのワクチンの奪い合いとなっている。 
どこを見て判断してよいか読めないので、県、東北、全国市長会を通じて国の方に強く求めていきたい。
実際に接種事務を行うのは市町村。しわ寄せが市町村にくる。当初から高齢者に対するワクチン接種について問題を抱えている。会場までの足の確保、接種会場の設定の仕方、設営の仕方。普通の方々よりも配慮が必要になるので、ちょっと変わっただけでスタッフが2倍にも3倍にも膨れ上がる。それを考えると1日も早く全体スケジュールを示してもらいたい。市町村における会場を何か所にしたら良いのか、拠点となる施設とサテライトに分かれる場合に、それぞれどういう配置にすれば良いのか、考えなければいけないことが沢山あり、大変な作業となる。
 
【記者】
  一般の方が使用する体育館が接種会場として使用することが考えられるが、スケジュールがはっきり示されないことには、使用の調整が進めづらいということか。
【市長】
  その可能性はないと思う。市の施設を前提にすれば、乱暴な言い方だが施設の設置者として、ある程度の期間を閉鎖すれば良い。例えば、準備も含めて3月以降はワクチンの接種のため一般の利用はさせないことにすれば良い。これは権限で出来るが、全ての施設を対象にするのが良いのか頭がいたいところ。

【記者】
  市長としては可能なかぎり施設の閉鎖をしたくない意向か。
【市長】
  可能であれば利用させる形にしたい。
  ワクチンが何月頃に届くかを最低でも示してもらわないと計画が立てられない。4月1日以降では準備が出来ない。

【記者】
  昨日31日でPCR検査の臨時診療所が閉鎖したが、県内でいち早く設置し対応してきた感想は。
【市長】
  市内の一般医療機関でPCR検査が出来るようになったので、臨時診療所の利用者がずっといない状態となっていた。役割は果たしたと思ったので閉鎖した。

【記者】
  県内でいち早く設置した価値はあったと思うか。
【市長】
  あったと思う。一関で率先して取り組んでいくという医師会の先生方の強い想いがあったからあの形でやれた。
                                                                              以上