令和2年12月15日 受け付け

ひとことの内容              

  

  

    岩手県教育委員会が、令和元年8月に部活動のあり方に関する方針を改定し、各市町村にも同様に改定するよう求めているはずだが、一関市教育委員会が改定しないのはなぜか。

 

回答 

   

 「市長へひとこと」をお寄せいただき、ありがとうございました。

   お寄せいただきました中学校部活動の取扱についてですが、所管である教育委員会から回答させていただきます。 

  市教育委員会では「一関市部活動の在り方に関する方針」について、毎年内容を検討し改定しており、令和2年度は、令和2年3月19日付けで市内の中学校に対して方針を示し、部活動が適切な活動になるよう求めております。

    また、本年9月には臨時中学校校長会議を開催し、各校における部活動の実態や課題を把握するとともに、令和2年9月1日付けの文部科学省通知「学校の働き方改革を踏まえた部活動改革」で示された内容と、今後休日の部活動が地域部活動に移行していくという方向性について認識の共有を図ったところであります。

    その上で、部活動への加入の在り方などについては、学校長が生徒の実態を考慮した上で判断し、対応しているところであります。

    国や県が示す方針への移行には、生徒数の減少への対応や活動場所・指導者・費用の確保など、多くの課題もあることから、相当の移行期間が必要となるものと考えております。部活動の教育的意義と生徒の意向を考慮し、今後も「一関市部活動の在り方に関する方針」の検討を重ねてまいりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

 

     令和2年12月25日

 

              一関市教育委員会 教育長 小菅 正晴