調査の概要

 農林業センサスは、我が国の農林業・農山村の実態を明らかにするとともに、農林業をとりまく実態と変化を総合的に把握することを目的に、5年ごとに実施している農林業に関する最も基本的な統計調査です。

 所有している農地・山林の面積や、世帯の人数、農産物の販売金額などを調査します。

調査の期間

 令和7年2月1日を調査基準日とし、令和6年12月15日から令和7年2月28日までの期間で実施します。

調査対象

 本調査は、一定規模以上の農林業生産活動を行う者を対象としています。そのため、客体候補(調査の対象となる可能性のある農林業関係者)を訪問し、一定規模以上であるかを聞き取ります。次のいずれかに該当する農林業関係者の中から、学校・試験場など営利を目的としない方を除いた方々が調査客体(本調査の対象)となります。

農業

全般

  • 経営している耕地の面積が30a(3反)以上
  • 農林業や選果選別等の受託(農業サービス)を行っている
  • 過去1年間の農産物販売金額が50万円以上に相当する規模の事業を行っている

野菜・果樹

  • 露地野菜作付面積が15a(1反1畝)以上(露地野菜とは屋外で栽培する方法)
  • 施設野菜栽培面積が350平方メートル(約100坪)以上(施設野菜とはハウスなどで栽培する方法)
  • 果樹栽培面積が10a(1反)以上

花き

  • 露地花き栽培面積が10a(1反)以上
  • 施設花き栽培面積が250平方メートル(約75坪)以上

家畜

  • 搾乳牛飼養頭数が1頭以上
  • 肥育牛飼養頭数が1頭以上
  • 豚飼養頭数が15頭以上
  • 採卵鶏飼養羽数が150羽以上
  • ブロイラー年間出荷羽数が1,000羽以上

林業

  • 保有山林が3ha(3町)以上で過去5年間に育林又は伐採を行っている
  • 保有山林が3ha(3町)以上で2025年を計画期間に含む「森林経営計画」を作成している
  • 受託を受けて造林・保育を行っている
  • 委託を受けて又は立木を購入して200立方メートル(立米)以上の素材生産を行っている

調査の方法

調査対象の方は、以下のいずれかの方法で調査に回答をお願いします。

  • インターネットを活用したオンライン回答
  • 紙の調査票を調査員へ提出

調査結果の利用

調査結果は、各種農林業施策の企画・推進・評価や、各種交付金の算定のための基礎資料として幅広く使われています。

  • 総務省が行う地方交付税法に基づく交付金算定基礎資料
  • 水田・畑作経営所得安定対策
  • 食料・農業・農村基本法に基づく「食料・農業・農村の同行に関する年次報告」
  • 食料・農業・農村白書等における分析・評価 など

調査員の身分

 調査員は、岩手県が任命した非常勤の公務員(県職員)であり、一関市の指導のもと調査活動を行います。

 調査活動時には、岩手県知事が発行した「調査員証」を携行しています。

個人情報の保護

 調査により収集した調査票の記入内容は、統計法により厳重に保護されます。

 調査に従事する者(調査員、地方公共団体の職員など)には、統計法により厳格な守秘義務が課せられており、違反した場合の罰則も定められています。

★★かたり調査にご注意ください★★

 調査をよそおった不審な訪問者や、電話・電子メールなどにご注意ください。

 不審に思った際には、速やかに市役所総務課統計係または各支所地域振興課までお知らせください。

関連サイト