市は平成28年10月、国(関係7省庁:内閣府、総務省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省)の選定を受け、岩手県で初めてバイオマス産業都市として選定されました。

バイオマス産業都市とは、地域に存在するバイオマスを原料に、収集・運搬、製造、利用までの経済性が確保された一貫システムを構築し、地域のバイオマスを活用した産業創出と地域循環型のエネルギーの強化により地域の特色を活かしたバイオマス産業を軸とした環境にやさしく災害に強いまち、むらづくりを目指す地域です。

この構想は、一関市環境基本計画や一関市資源・エネルギー循環型まちづくりビジョンの理念に基づき、木質バイオマス燃料の製造、畜糞のエネルギー利用、自然エネルギー利用による地域産業の振興、廃棄物などの有効利用などの具体的な事業展開を示すものです。

 

令和4年度には産業都市選定から5年が経過したことから、構想の期間10年の中間時点における事業の進捗状況を確認し、スケジュールや取組内容の見直しを行いました。令和5年2月に農林水産省より変更が承認され、引き続きバイオマス産業都市構想の推進に取り組んでいきます。

 

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