市では、将来にわたって安定した水道を持続するため、水道料金の改定について一関市水道事業経営審議会に諮問し、料金水準の見直しを検討してきました。令和3年12月の市議会で、料金を改定(引き上げ)するための条例が可決され、令和4年10月使用分(令和4年11月検針分)から新料金となります。

 *今回の改定は水道料金のみです。下水道使用料は変わりません。

 

料金改定の主な理由


 人口減少に伴う給水量の減少により、水道事業の主な収入である給水収益(皆さんからいただく水道料金)の減少が見込まれる一方で、老朽化した水道管・施設の更新費用や災害に備える財源の確保が必要となります。

 

料金改定の内容


利用者の負担増に配慮して2段階での改定を行います。

 

▶ 1回目の改定(令和4年11月検針分から)

基本料金、従量料金とも8.7%

※従量料金のうち50立法メートルを超え5,000立法メートルまでの従量料金は6.3%

▶ 2回目の改定(令和65月検針分から)

基本料金、従量料金とも5.5%

※従量料金のうち50立法メートルを超え5,000立法メートルまでの従量料金は4.0%

 

改定前後の料金の比較


水道料金=「基本料金」+「従量料金」 

 

 基本料金(円)税別

メーター

口径(mm)

現在の料金

令和4年11月

検針分から

令和6年5月

検針分から

13 900 978 1,031
20 1,000 1,087 1,146
25 1,300 1,413 1,490
30 1,800 1,956 2,063
40 3,100 3,369 3,554
50 5,300 5,761 6,077
75 11,200 12,174 12,843
100 19,600 21,305 22,476
150 45,100 49,023 51,719

 

 従量料金(使用水量1㎥につき)(円)税別

水量区分 現在の料金

令和4年11月

検針分から

令和6年5月

検針分から

10㎥まで 100 108 113
10㎥を超え20㎥まで 210 228 240
20㎥を超え30㎥まで 220 239 252
30㎥を超え50㎥まで 240 260 274
50㎥を超え1,000㎥まで 290 308 320
1,000㎥を超え5,000㎥まで 220 239 252
5,000㎥を超える分 200 217 228

 

水道料金の算定


水道料金シミュレーションツール