河川文化の寄与に功績

浅井市長(中央)を囲み受賞を喜ぶ北上川流域河川生態系保全協会の伊藤靖一理事長(左から2番目)と葛西成夫理事(左端)、みんなでミュージカル実行委員会の畠中良之実行委員長(右から2番目)と千葉恭司副委員長(右端)

市内の2団体が5月23日、(社)日本河川協会から河川功労者として表彰を受けました。みんなでミュージカル実行委員会(畠中良之委員長)は芸術活動などにより河川文化の発展に寄与した功績が、NPO法人北上川流域河川生態系保全協会(伊藤靖一理事長)は河川の自然保護・河川愛護活動などの功績がそれぞれ認められたものです。
2団体の代表者ら4人は6月11日、市役所本庁に浅井市長を訪れ、受賞を報告しました。
畠中委員長と伊藤理事長は「多くの皆さんの協力で公演が実現したおかげ」「北上川のモクズガニは昔の十分の一ぐらいに減ってしまったが、砂鉄川では最近増えてきた。今後もモクズガニの養殖・放流を通じ地域おこしに努めたい」とそれぞれ受賞の喜びを語り、浅井市長は「皆さんのこれまでの頑張りの成果が認められ、誠におめでとうございます」と祝福しました。
みんなでミュージカル実行委員会は18、19の2年間、アイオン台風による水害をテーマとした市民ミュージカルを上演し、多くの人に水害から立ち上がる市民の姿を伝えました。NPO法人北上川流域河川生態系保全協会は川崎町を拠点に活動し、モクズガニの養殖や放流、河川生態系保全の取り組みを行っています。

(広報いちのせき平成20年8月1日号)