ボールはきちっと握って

元広島の北別府学さんによるピッチング指導名球会会長の金田正一さんによる講演会

市、県、(財)自治総合センターが主催するドリームベースボール一関大会は8月31日、一関運動公園野球場などで行われ、名球会やOBクラブの元プロ野球選手24人が野球教室や市選抜チームとの試合「ドリームゲーム」などを行い、プロの技で会場を沸かせました。
当日はあいにくの雨で少年少女野球教室は急きょ場所を一関市総合体育館に変更。市内や平泉町・藤沢町から集待った32チーム560人の小・中学生が、投手、捕手、打撃などの部門に分かれて指導を受けました。元広島で名球会の北別府学さんは、投手部門で「ボールを握る時はきちっと4点で支えて」などと指導。指導を受けた千葉晴也君(舞川小5年)は「今まで意識しなかったことを今日教えられた。これからの練習に生かていきたい」と話していました。そのほか、一関文化センターで行われた元巨人で名球会会長の金田正一さんの講演では、野球論、健康論などを痛快に語る「金やん節」に会場が沸きました。

南極との交信に大感激!

講演した伊村准教授(左)と交信する熊谷隊員(スクリーン右)

「南極教室」は8月17日、花泉町の花夢パルで開かれ、小学生ら56人が参加。同町出身の熊谷英明さん(29)が、現在南極昭和基地第49次南極地域観測隊員として活動していることが縁で行われたものです。 伊村智・国立極地研究所准教授が「南極の自然と環境変動」と題して講話した後、同隊との衛星回線を使ったテレビ会議が行われました。熊谷隊員はクイズ形式で南極の自然と昭和基地の様子を紹介。参加者は大画面に映し出された南極に感激し、「“しらせ”は時速何ノットですか」などと質問していました。

夏の思い出は都会の生活

バイキング方式の夕食会で吉川市の皆さんと交流

室根地域内の小学生9人は8月16日から18日まで、「室根っ子探検隊in吉川」で本市の友好都市である埼玉県吉川市を訪れました。小学生の交流は今回で20回目。都会での生活体験は、参加者にとって楽しい夏休みの思い出となりました。
一行は16日、出迎えた同市の児童とともに鉄道博物館を見学。歓迎セレモニーの後、一緒に夕食を取り交流を深めました。最終日には吉川・松伏消防組合ではしご車に体験乗車し、地上高く上がったバケットから同市の町並みを眺めました。

(広報いちのせき平成20年9月15日号)