特産・名産品一堂に

農業祭

新鮮な農産物などを格安で販売するテントが立ち並び、訪れた人たちは品物を手に取り、生産者と顔を合わせながらの買い物を楽しみました

丸太切り大会。豪華賞品を目指し、のこぎりを引く手にも力が入りました開会を祝うもちまき。秋晴れの下、にぎやかに祭りがスタートしました

農業祭は11月1、2の両日、一関市総合体育館前広場で催されました。
開会セレモニーではもちまきが行われ、にぎやかに祭りがスタート。会場には産直組合、生活研究グループらの新鮮な野菜や農産加工品、苗木などの青空市をはじめ、特産の「曲りねぎ」やシイタケのPRコーナー、木材・竹などの工芸品、飲食コーナーなどのテントがずらりと立ち並びました。特設ステージでは、丸太切り競争や弥栄小によるいやさか太鼓、室根創作太鼓などの演奏、牛の鳴きまねコンテスト、チェーンソーアート、ジャンケン大会など多彩なイベントが行われ、祭りを盛り上げました。また、農作物品評会や創作アイデアもち料理を競う「第18回もちりんぴっく」が行われたほか、骨寺村荘園のPRコーナーが設けられ、今年作成した紙芝居の上演も行われました。
同時に催された「岩手南牛まつり」では、2頭分の牛肉が格安で販売され、テント前は長蛇の列。牛の写生会や2日にはもも肉の丸焼きの振る舞いなども行われ、人気を集めていました。
さわやかな秋空の下、訪れた人たちは、生産者と盛んにやり取りしながらお目当ての品を買い求めたり、秋の味覚に舌鼓を打ったりと、恒例の祭りを楽しんでいました。

商工祭

自慢の品々がずらりと並んだ販売コーナー。訪れた人たちは、試食やお店の人との会話も楽しみながら、買い物を楽しんでいました

「いちのせきモッフルコンテスト」。各店舗が工夫をこらした味を来場者が審査しました会場前の広場では、躍動感いっぱいのよさこいソーランなどが祭りを盛り上げました
商工祭は10月24日から3日間、一関文化センター体育館で催されました。
会場には菓子、ソーセージやジャムなどの農産加工品、ノリやスルメなどの海産物、漆器や竹細工などの工芸品がずらり。市内はもとより姉妹都市三春町や友好都市気仙沼市からも出店されました。また、特産品コンクールの展示やよさこい演舞やバンド演奏などのイベント、一関温泉郷の足湯体験コーナーなども催されました。盛りだくさんの内容でにぎわう中、訪れた人たちは会場を巡りながら買い物などを楽しんでいました。
萩荘から友人3人で来たという女性は「三春町の油揚げなど、ここでしか買えないものがあるので毎年来ます。今年は桑茶を初めて買ってみました」と両手に買い物袋を提げ満足そうでした。
26日には、おもちのワッフル「いちのせきモッフルコンテスト」が行われました。一関・平泉もち街道オープンを記念して、気軽なおもちの食べ方としてメニュー開発が進められているモッフル。市内7店舗が参加し、大福、ねぎみそ、ごぼうなど多彩な味の焼きたてモッフルが供されました。来場者が試食しての投票の結果、カフェ・モンテの「スイートポテトモッフル」が1位に選ばれました。

(広報いちのせき平成20年12月1日号)