第4回むろね産業文化祭

多彩な催しがにぎやかに

勢いのいい大きなサケのつかみ取りに見事成功

第4回一関市むろね産業文化祭は11月8、9日の両日、室根きらめきパークを会場に催されました。
農産物品評会、小中学生作品、盆栽などの芸術文化展や芸能発表会などが行われた文化祭。リンゴの皮むき競争やサケのつかみ取り体験コーナーも設けられるなど、多彩なイベントが繰り広げられました。
森と海の物産フェアでは、農産物加工品の販売や豊富なメニューの食堂などのテントがずらり。市内7地域と友好都市の物産展では、地場産品や海産物が勢ぞろいし、楽しみながら買い物をする多くの来場者でにぎわいをみせました。

好天の中、秋の花泉互市

目当ての品を手に取って

「手作りだから丈夫ですよ」との店主の勧めにじっくりと品定め

花泉互市は11月1日から3日間、花泉駅前中央通り歩行者天国で催されました。3連休と好天に恵まれ例年より多くの人出でにぎわった通りには、季節の鉢花や植木、地場産野菜、職人技の竹細工や刃物など約80の露店がずらり。ブルーベリー栽培8年目になる涌津の楠木さんは、昨年から仲間と苗木やジャムなどの加工品を出店。「大粒でおいしいですよ」と呼び掛けていました。初めて訪れたという盛岡市の女性は「手作りのかごが欲しくて」と、求めた品に満足げ。農家の人たちは、鍬などの農具を手に取りじっくりと品定め。深まりゆく秋の日、訪れた人たちは伝統の市を満喫しました。

未来塾「地下道、30%」

駅前にアートな空間出現

地下道が楽しいアートのスペースに生まれ変わりました

市民自らの手でまちづくりに取り組もうと、企業や行政、NPOに所属する20~40代の約30人で活動する未来塾(事務局・いちのせき市民活動センター)は11月9日昼、JR一ノ関駅前地下道でアートイベント「地下道、30%」を催しました。「暗い、寂しいといわれる地下道を30%明るくし、市の玄関口を元気に」と同塾メンバー10人で企画・運営した同イベントには、市内や登米市から絵画やオブジェなど20作品が出展。手形を葉になぞらえ、訪れた人みんなで木を描いていく参加型のアートも設けられました。通行人は、普段と様相が一変した地下道に驚きながら、2時間限定のアート空間を楽しんでいました。

松川で3回目のどんこ市

売るのも買うのも楽しい

ピエロの大道芸に大人も子どもも大喜び

松川まちおこしMAXマーケット実行委員会(松川和夫代表)が主催する「どんこ市」は11月3日、東山町の松川町郵便局前で催されました。
市の「若者が主役の地域おこし事業」を活用して今年で3年目となったどんこ市は、地域の活性化を図ろうと藩政時代の市を再現したもの。衣類や骨とう、収穫した野菜、果物などの出店が並び、午前10時の開場前から多くの買い物客でにぎわいました。サイコロで玉子やどんこをプレゼントする企画や、サンマの塩焼きが振る舞われるなど盛りだくさんなイベントで、訪れた人たちは楽しみながら買い物をしていました。

盛況に第4回川崎文化祭

想いを乗せて未来へ発進

手話を交え表現豊かなコーラスを披露した川崎コーラスの会

第4回川崎文化祭は11月1日から3日間、川崎公民館で催され、期間中子ども会や個人、児童・生徒らの多彩な作品が展示されました。
2日には、千厩町奥玉の花貫伊勢神楽保存会・花貫自治会や地元で活動する12の個人・団体が日ごろの練習の成果を発表する舞台部門が行われました。門崎保育園の園児たちは元気に踊りと歌を披露。日本語教室に通うフィリピンの人たちは結婚式などおめでたい時に踊る民族舞踊を披露しました。エアロビクスを軽快に披露したのは「川崎プリンセス」の皆さん。200人を超える聴衆から、大きな拍手と声援が送られていました。

第37回千厩町産業文化祭

実りの秋芸術の秋を満喫

展示された作品に感心して見入る来場者

一関市千厩町産業文化祭は11月1、2の両日、千厩体育館・武道館を会場に催されました。
今年で37回目を迎え、「メオトピアフェスティバル2008」と題して催された会場には、丹精込めて作られた農産物や菊の花、絵画や書道の芸術作品、公民館や地域活動などでの手芸や陶芸の作品などが展示されました。2日に行われた芸能発表会では、15団体が歌や踊りに日ごろの練習の成果を披露し、会場から盛んな拍手が送られていました。
訪れた人たちは、作品や発表に感心しながら、芸術の秋を楽しんでいました。

四ツ角商店会で「元気市」

商店街ににぎわいを呼ぶ
地元農家の皆さんが販売する新鮮野菜が人気を集めました

大東町摺沢の四ツ角商店会(小原玉義会長)が主催する「元気市」は11月2日、催されました。
商店街のにぎわいを創出し、消費者への感謝の思いを込めた同市では、猿沢の焼切一座による南京玉すだれをはじめ、大東高吹奏楽部による演奏など、多彩なイベントが行われました。
また、地元農家の収穫した新鮮な野菜なども販売され、訪れた人たちは、生産者とのやり取りを楽しみながらお目当ての品を買い求め、商店街は活気で包まれていました。

(広報いちのせき平成20年12月1日号)