一関市

離職者24人を市臨時職員として採用

昨年12月に設置した市緊急雇用対策本部は、市内企業の雇用調整の状況について聞き取り調査を行いました。
従業員がおおむね20人以上の事業所のうち、1月16日時点で132社（市内製造業の44パーセント）を調査したところ、10月から今年3月末までに人員削減を伴う雇用調整を実施または予定している企業は28社、解雇や契約更新の中止などの雇用調整の人数は846人（希望退職や受注変動による調整分を含む）で、非常に厳しい状況となっています。
市は、離職を余儀なくされた人たちの支援のため、生活資金の借り入れや求職に関する相談、住宅のあっせんなどを行っていますが、さらに雇用を支援するため、2月1日から3月31日までの2カ月間、24人を臨時職員として採用しました。
職務は、道路パトロール・維持管理作業や除雪関連作業、公民館施設の環境整備、図書館の図書整理、パソコンへの各種データ入力や台帳整備の補助などで、1日8時間、週40時間の勤務となっています。

離職者を対象としたパソコン研修を行います

【共通事項】

◇対象…市内に居住し、20年4月以降に離職した非正規社員および会社都合により離職した正社員

◇内容…パソコン未経験者、初心者などを対象としたワード、エクセルの研修

◇定員…各コース20人

◇受講料…無料

◇受付期間…2月9日（月）～20日（金）※本庁労働政策室または各訓練センター備え付けの研修申込書により受け付け

（広報いちのせき　平成21年2月15日号）