まちのトピックス
華やかに「むかさり」行列
古式ゆかしく花嫁道中
昔の花嫁道中を再現した「むかさり」は11月1日、厳美町内で行われ、華やかな行列が市博物館から自然休養村管理センターまでを練り歩きました。
花婿、花嫁は伊藤哲也さん(34)=厳美町出身=、佐藤知恵さん(27)=宮城県塩釜市出身=。二人は11月9日に入籍し、現在は宮城県村田町に住んでいます。哲也さんは知恵さんに「とてもきれい」とほほ笑み、知恵さんは「誰もが経験できることではないので、自慢したい」と笑顔を見せました。小雨の降るあいにくの天気でしたが、沿道に詰め掛けた大勢の観客が二人を祝福していました。
トップアスリートに学ぶ
あきらめずに挑戦して!
市教育委員会が主催する「トップアスリート派遣指導事業バスケットボール教室」は10月29日、川崎町の門崎小学校で行われました。日本人女性初の元プロバスケットボール選手で、アトランタオリンピックに出場した中原貴子さんを講師に迎えました。
実技指導を受けた5・6年生児童は、初めは緊張した面持ちでしたが、中原さんと一緒になって体を動かすとすぐに夢中でボールを追っていました。質問形式で行われた講話で、中原さんは「あきらめなければ、夢はかなう。苦しいと思わないで何度も挑戦してください」と熱く語り掛けました。
老松ふるさと学校で干し柿づくり
ふるさとの味を学ぼう!
老松活性化同志会(小野寺登会長)が主催する「老松ふるさと学校2009」第4回講座「ふるさとの味『老松柿』を作ろう!」は11月8日、花と泉の公園内の花拓里の館で行われ、市内から約40人が参加しました。
柿に関する基調講演の後、「老松柿」づくりを続けている地元の小野寺義成さんと千葉衛さんをアドバイザーに迎え、参加者全員で作業に取り掛かりました。「老松柿」は老松地区に昔から伝わる柿(長柿)で作った干し柿のことで、黒くなるのを防ぐため、皮をむいた後に硫黄でくん蒸するのが特徴。参加者は、食べごろになるのを心待ちに作業をしていました。
落成記念コンサート開催
プロの演奏に酔いしれて
東山地域交流センター落成記念コンサートは11月6日、バイオリニストの伊藤奏子さんと、伊藤さんの姉でピアニストの渡邊洋子さんを迎えて開催され、プロの奏でる美しい音色に、来場した市民は酔いしれました。
二人の父・伊藤孝さんが東山町出身という縁で実現したこのコンサートは、平成7年に続き2回目。伊藤さんは「小さいころからなじみのある東山町にまた来ることができてうれしいです」とあいさつしました。アベマリア、チゴイネルワイゼンなどおなじみの名曲8曲を披露。アンコールでは童謡の赤とんぼを演奏し、曲が終わるたびに会場からは盛大な拍手が送られていました。
まちの駅4周年テント市
手作りイベントにぎわう
産直あおぞらいちWBC事業の第3弾「大テント市」は11月14日、千厩町のまちの駅新町JaJa馬プラザで開催されました。
テント市には県内外から海産物やお酒、花などが出店。サツマイモの詰め放題やカキむき体験のほか、手づくりの大きなダーツゲームや"熱っついラーメン早食い競争"、もちつき大会など、主催した千厩あおぞらいち組合の手作りイベントが繰り広げられました。
会場には多くの家族連れが訪れ、親子でゲームに参加。応援したり、励まし合ったりしながら楽しみ、お腹も満たされて満足そうな様子でした。
京津畑まつり「食の文化祭」
思い出の味をなつかしむ
京津畑まつり「食の文化祭」(実行委員長・菊池建京津畑自治会長)は11月15日、旧京津畑小学校体育館を会場に催されました。地元住民による家庭料理や山菜料理など約230点が展示され、出品者の顔写真とレシピ、料理にまつわるメッセージも添えられていました。
県内外から約800人の見学者が訪れ、ふるさとに伝わる温かい郷土料理に触れ、おふくろの味に感動していました。また郷土芸能の神楽なども披露され、来場者には「果報だんす」や「そば切り」が振る舞われました。菊池実行委員長は、「自然との共存の中で誕生した食文化を後世に伝え、文化祭が地域の活力になれば」と語りました。
吉川市民まつりに参加
多彩な交流で盛り上がる
本市の友好都市である埼玉県吉川市の「市民まつり」は11月15日、同市の市民交流センターで催されました。本市からは室根町内を中心に総勢46人が参加。リンゴや手作り味噌、鶏肉などを販売し室根の特産品をPRしました。秋晴れの中、6万5000人の来場者でにぎわい、人気のある室根特産品コーナーは目当ての品を買い求める客であふれていました。
イベント会場では、本市の六魂戦隊ゲイビマンが初参上し、ショーを披露。観客を魅了しました。
また、前日には一関市グラウンドゴルフ協会室根支部が訪問し、和気あいあいと交流試合を行いました。
(広報いちのせき 平成21年12月1日号)