ファンタジックコンサート

プロと競演、夢の舞台
夢いっぱいのステージを披露したファンタジックコンサート

いちのせきキッズプロジェクトサポーターが主催するファンタジックコンサートは2月14日、大東町の曽慶小体育館で催され、プロサックス奏者と地元の親子が共演したステージが、約300人の聴衆を魅了しました。
大東町曽慶、大原地区の親子18組がサックス奏者4人のグループ「サキソフォビア」と共演。プロの演奏に合わせて、「パワフルパワー、だから雨ふり」などの曲目を大きな声で歌い、ステージいっぱいに踊りを披露しました。参加した子供たちはみんな「楽しかった」と笑顔を見せ、菅原角栄代表も「この活動が口コミで広がっている。声を掛けていただければ、どこへでも行って披露したい」と語りました。

花泉で教育振興運動開催

より良い子供の成長願う
地域に根ざした活動が発表されたシンポジウム

花泉地域教育振興運動推進委員会と市教育委員会が主催する花泉地域教育振興運動「実践交流のつどい」は2月6日、花泉総合福祉センターで催され、学校関係者やPTA会員ら約150人が参加しました。
いわて東山歴史文化振興会の佐藤育郎会長が「教育振興は住みよい町づくり」の演題で講演。続いて行われたシンポジウムでは、永井地区が独自で行った家庭でのアンケート結果を紹介し、成果と今後の課題を発表。また金沢地区では、20年以上も続く市谷小(東京都新宿区)との交流について発表しました。参加者は、今後の活動の参考にしようと熱心に耳を傾けていました。

地主町商店街でイベント

キャップがアートに変身
完成したモザイクアートを眺め歓声を上げる参加者

地主町商店街振興組合(三浦栄蔵理事長)が主催する「キャップdeアート」は2月11日、同商店街で行われ、親子連れや同組合関係者ら約40人がペットボトルのキャップを使ってカラフルな動物のモザイクアートを作りました。
商店街からエコに関する情報発信をしたいと実施。各商店の店頭や近くの学校に呼び掛けて集まったキャップ約9000個を一つ一つボードに貼り付け、3月にシネプラザ一関で上演される映画「オーシャンズ」にちなみ、波間にはねるクジラを描きました。アートは商店街の空き店舗に展示後、キャップ800個がポリオワクチン一人分になることから、一関市倫理法人会を通じて寄付されます。

田河津でほらふき大会

名人の競演に笑いあふれ
「学校のファミレス化」など夢の学校について語った田河津小児童

新春恒例の第16回ほらふき大会は2月7日、東山町の田河津公民館で行われました。市内から9人と田河津小学校6年生4人組が出演し、ユーモアあふれる独創的な「ほら」に満席の会場は大きな笑いに包まれました。
ほらふき大賞には「温暖化防止新自動車を開発する」と題し斬新なアイデアを披露した大東町大原の中沢善一さん、ユーモア賞には東山町長坂の栃沢菊男さん、いきいき賞には一関孤禅寺の木村好喜さんが輝きました。また「授業仕分け人」のグループ名で「学校が○○だったらいいのにな」と題して夢の学校について語った田河津小学校の4人組に特別賞が贈られました。

むろね国際交流クラブ

自慢の食で交流を深める
味付けを教わりながら一緒に調理実習を行いました

むろね国際交流クラブ(櫻田仁美会長、会員30人)の料理交流会は2月7日、室根公民館を会場に行われ、会員ら15人が参加しました。
同会の日本語教室に参加している町内や近隣に在住する外国出身者が、母国の得意な料理に腕を振るいました。室根産を中心とした材料と母国の調味料を使用し、韓国風キムチ、中国風レバニラ炒め、酢豚、鍋爆肉の4品を調理。参加者は材料や作り方などを熱心に聞き入り、一緒に調理し交流を深めました。
同会ではこのほか、太極拳教室や中国語教室など異文化に触れる活動を行っています。

千厩川でサケ稚魚を放流

きれいな川に帰ってきて

放流後、浅瀬に残った稚魚に魚道を作ってあげました

奥玉保育園の園児らによるサケの稚魚放流は2月9日、千厩町奥玉地内の千厩川で行われました。千厩川をきれいにする会(千葉克知会長)と市が主催、弓手川結いネットワークと千厩川にサケをよぶ会が協力して行われたもので、このほかに千厩川の中流と下流(川崎町内)の3カ所で実施。約5000匹が放流されました。
参加した園児たち29人は、サケの稚魚が入ったバケツを手に浅瀬に並ぶと、「さようなら。大きくなって戻ってきてね」と声を掛けながら静かに川に放流しました。「サケが戻ってくるように川をきれいにしましょう」と呼びかけられると、「はーい」と元気に返事をしていました。

門崎保育園で最後の茶会

背筋伸ばして作法を披露
「お茶をいただきます」とお辞儀する園児

門崎保育園の今年度最後のお茶会は2月17日、同園で催され、園児たちが1年間のけいこの成果を父母らに披露しました。園児たちは毎年5月から2月まで月1回、和の心を学ぼうと茶道教室川崎会の皆さんの指導でお茶を習っています。
浴衣をまとった園児たちは、父母らを前に、「お菓子をどうぞ」「お茶をどうぞ」と、見事な立ち居振る舞いを披露。背筋を伸ばして正座し、先生の1、2、3、の掛け声で静かに立ち上がっていました。
最後に、この春卒園する園児たちから、お茶を教えてくれた川崎茶道会の皆さんに花束が贈られました。

(広報いちのせき 平成22年3月1日号)