海を越え友情育む
一関一高生と豪エメラルド高生が交流

1昼食後、一緒に記念撮影する両校の生徒

本市の姉妹都市オーストラリア・セントラルハイランズ市にあるエメラルド高の生徒ら26人が9月24日、県立一関一高(木村毅校長、生徒738人定時制含む)、同校附属中(同、240人)を訪れました。

訪問は、今夏、勝部修市長らが国際姉妹都市提携のため渡豪した際、日本語教育に力を入れている同校と一関一高との民間レベルの交流を市長が直接提案したことがきっかけ。

午前11時から行われた歓迎セレモニーで木村校長は「一高生は豪文化に興味を持っている。お互いを理解し、友情を深めてほしい」と歓迎。
勝部市長は「お迎えできて大変うれしい。心から歓迎します」と述べました。

セレモニー後は、同校職員の案内で授業や施設を見学しました。
昼食後には、一関一高、同校附属中音楽部が校歌や英語合唱曲を披露したほか、一緒に記念撮影をして交流を深めました。

ケイト・リンさん(17)は「制服がかわいいし、校舎がとてもきれい」と印象を語り、「また来たい」と笑顔を見せました。

来年は、一高生が渡豪してエメラルド高を訪問する計画で、両校の国際交流は、いよいよ本格的に動き出します。

2一関一高音楽部が校歌や英語合唱曲を披露。きれいなハーモニーでエメ生を魅了3授業を見学する生徒たち。自然に笑顔あふれ、交流は深まる
1_昼食後、一緒に記念撮影する両校の生徒
2_一関一高音楽部が校歌や英語合唱曲を披露。きれいなハーモニーでエメ生を魅了
3_授業を見学する生徒たち。自然に笑顔あふれ、交流は深まる

稲刈りイベントが最盛期
恵みに満ちた田んぼは笑顔も豊作

1約200人が参加したふじの実学園の稲刈り。利用者も慣れた手つきで手刈りした

稲刈りが最盛期を迎えた10月は、市内各地で稲刈りイベントが開かれ、大地の恵みに感謝しました。

藤沢町の「ふじの実学園」(畠山弘一園長)は10月12日、同園所有の田んぼ(ふじの実実習田)で稲刈りを行いました。
午前10時から行われた作業には、ふじの実学園、第二ふじの実学園、ワークジョイふじの実、ワークジョイかわさきの利用者と職員、新沼小5年生児童、地域住民など約200人が参加。
さわやかな秋風が吹き抜ける中、鎌で手刈りしました。
利用者の菅原栄子さん(44)は「今日刈り取った稲はひとめぼれ。おいしいお米ですよ」とにっこり。
「みんなと収穫したお米を早く食べたい」と話していました。

そのほか5日には花泉町の涌津小5年生児童が同町涌津の古代米おりざ裏の田んぼで5月に植えた7種類の古代米を収穫しました。
13日には大東町大原で有機農業推進事業「田んぼの学校」で市民が参加して稲刈り体験が、21日には厳美町若神子の小区画水田で國學院大の学生、本寺・厳美両中学生と地元住民による明治時代の加工用米「亀の尾」などの稲刈りが行われました。

2大東町大原の有機農業推進事業「田んぼの学校」の稲刈り3花泉町涌津小5年生児童は総合的な学習の時間で米を栽培
4國學院大の学生と地元住民らは小区画水田で酒米など収穫
1_約200人が参加したふじの実学園の稲刈り。利用者も慣れた手つきで手刈りした
2_大東町大原の有機農業推進事業「田んぼの学校」の稲刈り
3_花泉町涌津小5年生児童は総合的な学習の時間で米を栽培
4_國學院大の学生と地元住民らは小区画水田で酒米など収穫

広報いちのせき「I-style」11月1日号