まちのトピックス
成長と清流化を願い稚魚を放流 一関・磐井川で「魚資源保護鮎放流事業」
市が主催するアユ、ヤマメの稚魚放流は5月31日、磐井川河川公園「白鳥ふれあいの水辺」と萩荘字大袋地内で行われました。
このうち「白鳥ふれあいの水辺」で行われた放流には、あおば保育園(岩渕道明園長、園児81人)の4、5歳児42人と地元住民など約70人が参加。
バケツに稚魚を受け取った園児は「大きくなあれ」と声をかけながら川岸からそっと放しました。
菊池結登(ゆいと)君(5つ)は「口がかわいい。まだ小さいけど、ご飯をいっぱい食べて大きくなってほしい」と笑顔で話してくれました。
児童が応急手当など救命を学ぶ 花泉・金沢小で「命をつなぐプロジェクト講習会」
金沢小学校(山口道明(みちあき)校長、児童138人)で5月31日、「命をつなぐプロジェクト講習会」が開かれ、5、6年生46人が骨折の処置や胸骨圧迫などを学び、救命の大切さに触れました。
これは昨年度、中学生を対象に市が始めた「命をつなぐプロジェクト事業」の一環で小学生を対象にするのは初めて。国際
医療福祉専門学校一関校の立岡伸章(たちおかのぶあき)救急救命学科長らが指導しました。
皆川亜耶(あや)さん(5年)は「繰り返し練習したい」と、菅原爽太(そうた)君(同)は「家族が倒れたら助けたい」と話していました。
初夏の陽光を浴びながら古里を散策 大東・猿沢公民館で「ウオーキング教室」
猿沢公民館主催の「ウオーキング教室」は5月28日、地区内に設けられたウオーキングコースで行われ、新緑の中、参加者は会話を弾ませながら心地よい汗を流しました。
5年目を迎えた同教室は、11月まで毎月1回、地区内を歩くほか、県内外で移動教室も行う人気の教室で、参加者は年々増えています。
毎朝の散歩が日課の小野寺春一(はるいち)さん(71)は「初めて参加した。みんなと会話しながら歩くと楽しいね」と汗をぬぐいながら笑顔で話してくれました。
日本発祥の軽スポーツに挑戦 千厩仮設住宅で「スポーツ吹矢」体験交流
千厩仮設住宅入居者の「スポーツ吹矢体験交流」は5月17日、県スポーツ吹矢協会の萩田進会長を講師に同住宅集会所で行われ、入居者は5m先の的をめがけ矢を放ちました。
体験交流は、被災した人を元気にしようと埼玉県スポーツ吹矢協会が大会で募った被災地支援金を活用して行われました。
佐々木八郎さん(86)は「先生の教えを忠実に守って放った。腹式呼吸で精神統一にもなる。おもしろいです」と語り、仲間が放った吹き矢の行き先にも目を凝らし、高得点に歓声を上げていました。
地域住民ら300人も参加。思い出を刻む 東山・松川小学校で最後の運動会
26年4月に長坂、田河津両小学校と統合する松川小学校(琵琶坂公一校長、児童98人)最後の運動会は5月25日、同校で行われ、赤白の選手が団体種目や個人種目で競いました。
運動会には児童、保護者や地域住民など約400人が参加。学年縦割りの赤白に分かれた選手たちは、徒競走や親子レースなどで熱戦を繰り広げました。
PTAの綱引きでは、児童の声援を受けながら保護者らが懸命に綱を引き、会場を沸かせました。休憩時間には全員で記念撮影をして、閉校前の思い出を刻みました。
子育てをサポート、親子で楽しく交流 室根・折壁保育園で「なかよし広場」
保育園などへの入所前の乳幼児を対象にした遊びの教室「なかよし広場」(花泉子育て支援センター主催)は5月30日、折壁保育園で開かれ、室根地域の親子8組18人が参加しました。
広場では、参加した子どもと保護者が一緒に、おもちゃや遊具で遊んだり、音楽に合わせて体を動かしたり、和やかに過ごしました。
1歳3カ月の和真(かずま)君と参加した母親の及川愛佳(あいか)さん(30)は「楽しいです。利用者同士が親しくなれるのでうれしいです」と話していました。
同広場は毎週木曜日に開かれています。
川崎産イチゴでジャム作りに挑戦 川崎公民館で「第1回川の楽校」
川崎町子ども育成会連合会(金野健男会長)主催の「第1回川の楽校」は6月1日、川崎公民館で開かれ、小学生と保護者ら25人が川崎産のイチゴでジャムを作りました。
講師は、同町のリンゴ農家菅原君代さん(55)。鍋に入れたイチゴにレモン汁と砂糖を加え、つぶさないように、焦がさないようにじっくり煮詰めました。
出来上がったジャムは早速パンに塗って試食。川崎小5年の佐藤琉偉君は「おいしい。初めて作ったけど上手にできました」と喜んでいました。
ハーレーなど約千台が集結 藤沢で「V-Rally in Fujisawa2013」
大型バイクの愛好家が集う「V-Rally in Fujisawa2013(ブイラリーインフジサワ)」(ブルファイター主催)は5月25、26の両日、藤沢スポーツランドで開かれ、東北、関東、北海道などからバイク約900台、約1,000人が集結し、一年ぶりの再会を喜び合いました。
ハーレーダビッドソンなど個性豊かなバイクが並んだ会場では、互いの愛車を眺めながらバイク談義に花を咲かせていました。
会場にはバイク用品、アクセサリー類などを扱うショップやB級グルメなどの出店が軒を連ね、多彩なイベントと共に藤沢の夜を盛り上げました。
広報いちのせき「I-Style」 平成25年6月15日号