一関・平泉定住自立圏構想 平泉と共に魅力ある圏域を形成

7月23日、市役所本庁で定住自立圏構想の策定を発表した勝部市長と菅原正義平泉町長

定住自立圏構想は、一定の都市機能を持つ市と連携市町村が役割分担しながら協力することで、暮らしに必要な生活機能を確保し、圏域の活性化を図ることが目的です。

本市と平泉町は本年度中に「一関・平泉定住自立圏構想」を策定することにし、市は7月23日、圏域において中心的な役割を担う「中心市宣言」を行いました。

地理的、歴史的に密接な関係にある両市町は、それぞれの個性を生かした活力あるまちづくりとそれぞれが抱える課題解決のため、圏域形成に取り組んでいくことにしました。

勝部修市長は「この圏域は県内他市に比べて人口減少の速度が速く、地域社会の活力低下が心配される。行政サービスを社会構造に合った形に変えていくことが求められている」と意義を強調しました。
菅原正義平泉町長は「両市町の関係をさらに深めることで互いの魅力が増加すると確信している」と話していました。

今後、両市町は、議会の議決を経て協定を締結。
その後は、将来像や協定に基づき推進する具体的な事業などを盛り込んだ「共生ビジョン」を年度内に策定します。

農林産物の放射性物質濃度測定 タケノコが基準値超

県が「県産農林水産物の放射性物質濃度の検査計画」に基づき7月に実施した本市産「ブルーベリー」(露地)と「二条大麦」の放射性セシウムは不検出でした。

市民の依頼で市が7月に測定した農林産物は36品目113検体です。
食品衛生法上の基準値(一般食品100ベクレル/キログラム)を超えたものは自家消費用タケノコ1検体でした。
検出されたものの基準値を下回っているものが36品目61検体、その他の51検体は全て不検出でした。<表1>

表1 放射性セシウム134と137の合計値の検査区分ごとの検体数(7月分)

種類 基準値(100ベクレル/キ
ログラム)以下の検体数。
( )内は「不検出」
(※注1)検体数
基準値(100ベ
クレル/キログラム)
超過の検体数
野菜類 タマネギ 10(8) 0
ジャガイモ 9(6) 0
キュウリ 7(5) 0
ダイコン 4(2) 0
ニンジン 4(1) 0
ユウガオ 3(1) 0
果実類 8(3) 0
ブルーベリー 6(3) 0
山菜類・その他 タケノコ(※) 21(1) 1
桑の葉 3(3) 0
フキ 3(1) 0

  • 測定検体数が3以上の品目の一覧
  • 基準値(一般食品100ベクレル/キログラム)に基づき区分。
    ※注1…「不検出」は検出下限値未満を示す。2012 年10月から検出下限値を下げて放射性セシウムの合計で25ベクレル/キログラム以下になるよう測定
  • 測定場所 南部農業技術開発センター(花泉町金沢)、北部農業技術開発センター(大東町摺沢)
  • 測定機器 トライアスラーベクレルファインダー(シンチレーション放射線各種測定器による簡易測定)
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本庁農政課農産物流通係 TEL21-2111(内線8427)

自動車の新たな地域名表示ナンバープレート 「平泉」ナンバーの導入を決定

国土交通省は8月2日、自動車の新たな地域名表示ナンバープレート(ご当地ナンバー)となる「平泉」ナンバーの導入を決定、発表しました。
導入開始は2014年度中になる見込みです。

市は、一関市、平泉町、奥州市、金ケ崎町の商工団体、観光団体、行政の19 団体で構成する「平泉ナンバーを実現させる会」(会長・宇部貞宏一関商工会議所会頭)の一員として「平泉」ナンバーの実現に向け、署名活動、アンケート調査などの活動を展開してきました。
また、「平泉」ナンバーの導入に先駆けて原付きバイクなどのオリジナルナンバープレート交付の取り組みを進めてきました。

7月26日の審査会では、実現させる会を代表して勝部修市長が実現に向けてプレゼンテーションを行いました。

勝部市長は、「平泉ナンバーの導入が震災で被災した県南4市町の元気づけになってほしい」と話しています。

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本庁企画調整課 TEL21-8641

環境にやさしいまちづくり  防犯灯などをLED化

市は、省エネルギー対策と電気料金など維持管理コスト削減のため、

  • 市や自治会が管理する防犯灯
  • 商店街が管理する街路灯
  • 道路照明灯
  • 公園照明灯 ―の発光ダイオード(LED)化を推進します。

LED照明は、発光効率が高いため、従来の蛍光灯や水銀灯などと比べて消費電力が少ないことが特徴。寿命は10~15年といわれています。

LED化は、2010年度に策定した「一関市地域省エネルギービジョン」に基づき実施するもので、地球温暖化対策にも貢献するものです。
市生活環境課は、今回のLED化によって、消費電力とCO2はそれぞれ約65%、電気料金は約50%削減できると試算しています。

本年度は、市内1228カ所の交換を予定しており、このうち防犯灯は、6月から交換作業が始まっています。
2022年度までの10年間で市内全ての防犯灯、街路灯、照明灯をLED化する計画です。

お問い合わせ

本庁生活環境課 TEL21-8342

「空き家バンク」制度を活用しよう

「売りたい」「貸したい」空き家の情報を「空き家バンク」に登録してください。
本市への移住を希望する人や検討している人に紹介します。現在14物件が登録されています。

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本庁企画調整課 TEL21-8641

農業委員 遠藤恭一さん(千厩町)が就任

遠藤恭一さん

市農業委員に遠藤恭一さん(59)=千厩町小梨=が就任しました。
いわい東農業協同組合の役員改選に伴い、同組合推薦の委員として選ばれたものです。
6月26日、市役所本庁で辞令が交付されました。

 

 

 

 

 

 広報いちのせき「I-Style」 平成25年8月15日号