広報いちのせき「I-Style」11月1日号 大東版
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脈々と受け継がれる内野の「たたら製鉄」
大原小学校(芦宏校長、児童147人)の児童が、内野地区にある「砂鉄川たたら製鉄学習館」で、伝統の「たたら製鉄」を体験しました。
たたら製鉄を支援する「ホッパの会」(小野寺秀逸(しゅういつ)会長、会員32名)が中心となって作業を指導し、同校の6年生24人が取り組みました。
また、市内外からの参加者もあり、児童と合わせ約80人が昔ながらの鉄づくりを学びました。
参加した児童は、砂鉄や木炭を投入する係、投入する分量などを計測する係などに分かれ、効率よく作業を進めました。
1500度近い高温となった“たたら炉”に、砂鉄川で採取した砂鉄30kgと木炭を交互に投入する作業では、投入役の児童は皆真剣な表情。
炎が上がる中投入を終えるとホッとした表情に変わりました。
砂鉄投入から約6時間が経過し、解体したたたら炉から約9kgの“ケラ”という鉄の塊を取り出すと歓声があがりました。
純度が高く、現在の製法ではなかなか作れないとのこと。
内野地区でのたたら製鉄体験学習は、旧内野小学校で平成11年に始まりました。
平成22年に大原小学校と統合後も引き継がれ、今年で15回目となります。
元内野小学校長で、同学習館の設立にも関わった加藤功子(こうこ)さんは、「砂鉄、炭、粘土が地元で豊富に採れ、刀匠もいる内野でたたら製鉄を学ばないわけにはいかないでしょう」と笑顔で当時を振り返りました。
がんばろう! 大東のちくさん・しいたけ 9月14~15日、2013だいとうちくさん・しいたけフェスティバル
いわい東農協大東営農センターで「2013だいとうちくさん・しいたけフェスティバル」が開かれました。
14日のシイタケコーナーでは、原発事故による出荷制限を受けていることから販売は行いませんでしたが、「原木植菌体験」が復活。
産地復活へ向け意欲を示しました。
また、15日の「子牛とふれあいコーナー」では、子どもたちが子牛の絵を描いたり実際に触れたりして、畜産農家の皆さんと交流しました。
動きやすいカラダへ、がんばってます! 10月2日、元気アップ 大東塾「楽しいウオーキング」
7月3日から始まった「元気アップ大東塾」がウオーキング中心のステップ2に入っています。
この日は全18回コースの7回目。
参加した33名は、講師の原田夕香(ゆか)さん(市体協スポーツ指導員)と一緒に、水分を摂ったり心拍数を測ったりしながら大東保健センターから芦東山記念館までの往復約2.3kmをテンポよく歩きました。
稲刈りシーズンの田園風景を眺めながらのウオーキング。カラダを動かすのが楽しくなりますね。
菊池光夫(てるお)さん(摺沢)が、防犯全国表彰受賞 10月1日、安全安心まちづくり県民大会(盛岡市内)
摺沢字百目木の菊池光夫(てるお)さん(大東地域防犯協会長)が全国表彰となる「防犯栄誉銀章」を受賞し、10月1日に盛岡劇場で開催された「安全安心まちづくり県民大会」の席上、田中岩手県警察本部長から警察庁長官並びに全国防犯協会連合会長名の表彰状を伝達交付されました。
菊池さんは、昭和45 年に摺沢地区防犯協会に入会以来、多年にわたり犯罪防止や少年の健全育成・非行防止などの防犯活動を行ってきたもので、その功労が抜群であったことが認められたものです。
全力で魅せた、“猿中のプライド!”10月13日、猿沢中学校文化祭「猿中祭」
来春の統合を控えた猿沢中学校(伊東雅美(まさみ)校長、生徒44人)の最後の文化祭「猿中祭」が行われました。
「The Beginning ~はじまり~」をテーマに、全校生徒による合唱、ダンスパフォーマンス、演劇などのステージを披露しました。
また、展示発表ではクラスごとにテーマを設定した内容で、訪れた地域の人たちを楽しませました。
3年生の学級展示では、「あまちゃん」の“お座敷列車”に見立てたこたつの小部屋を設置するなど、楽しい演出が見られました。
ぼくたちのお米、はやく食べたいな 10月12日、田んぼの学校「稲刈り体験」
「田んぼの学校」で作付けした有機米が収穫期を迎え、ほ場となっている大原小学校そばの有機水田で稲刈りが行われました。
この日は小学生や園児など約40人が参加。刈り取りから“はせ掛け”まで、作業はすべて手作業で行われました。
慣れない態勢の作業で後半はかなり疲れた様子でしたが、“たばこどき”には有機栽培のトマトやきびだんごが、お昼には有機米のおにぎりがふるまわれ、作業の疲れを癒していました。
今年は大雨の影響などが心配されましたが生育状況は“平年並み”とのこと。11月には収穫祭を予定されています。
ついついハッスル、そして笑顔 10月13日、一関市大東ママさんパパさんバレーボール大会
恒例のママさんパパさんバレーボール大会が開かれました。
“ママさん”は46回、“パパさん”は41回を数える今年は、ママパパ合わせて88チームが参加。
大東野球場などに設置された屋外コートを使い、熱戦が繰り広げられました。
この日は風が強く、打ったボールが逆風で戻ってきたり、軽く打ったつもりでも追い風でオーバーになったりと、珍プレーが続出。
それでも選手たちはボールに集中し、声をかけあいながら楽しくボールを追いかけていました。
大会は予選リーグが終了した段階で、残念ながら強風により打ち切りとなりました。
カラフルなアートのサーカスがやってきた! 10月3日、デイリリー・アート・サーカス
興田小学校(皆上聖一校長、児童140人)に「デイリリー・アート・サーカス」がやってきました。
文化庁の「次代を担う子供の文化芸術体験事業」によるもので、東日本大震災復興支援事業の一環でもあります。
「デイリリー・アート・サーカス」はアート作品をトラックに詰め込み全国を移動する展覧会です。
当日は学校の中庭に、空気で膨らませた大きなゴリラやガリバー、恐竜などの作品が出現。
児童たちはあっという間に笑顔になり、歓声を上げながら作品に抱きついて大はしゃぎ。
息を切らせながら走り回りました。
また、レゴブロックを使って100gぴったりの作品を作る「100gトイ」や「フクワライシールであそぼう」などのワークショップもあり、頭と体を目いっぱい使いながら楽しい“アート”とふれあいました。
広報いちのせき「I-Style」大東版 平成25年11月1日号