健康塾

生活環境、食事、簡単な運動で冷え性を改善しましょう
一関保健センター 芳賀智子 保健師

芳賀智子 保健師

気温がぐっと下がり、手先、足先が冷える季節がきました。冷え性の人にとってはつらい季節です。

冷え性は「血行不良」です。手や足の四肢末端が常に冷えている状態で、しもやけ、腰痛、肩こり、肌あれなどを引き起こすこともあります。

普段から、足や首を温めるよう重ね着をしたり、湯船に浸かったりして生活環境に気を配りましょう。

食事はトマト、ナスなどの夏野菜、緑茶やコーヒーなどは体を冷やすといわれています。
これに対して、この季節にぴったりなホウレンソウ、白菜、ネギなどの冬野菜、ココアなどは体を温めてくれます。

また、ストレッチをするなどの簡単な運動も効果的です。

冷え性は普段の生活環境、食事、運動で改善できます。体を冷やさない習慣を身に付けて、寒い冬を元気に乗り切りましょう。

 

元気のひみつ

絵を通じて、心身の健康を
阿部隆雄さん 室根町津谷川 83歳

阿部隆雄さん

退職を機に油絵を習い、今は職業訓練センターで講師をする腕前になりました。
休む暇なく制作し、年7回ある展示会や常時展示へ作品を提供しています。
充実した毎日は、心も体も元気にしますし、忙しさが自然と健康を意識させてくれます。

自家製の無農薬野菜を使った食事は、塩分控えめを心掛けています。
家内の協力があってこそ、健康が維持できていると感謝しています。

好きな絵を通じて積極的に外出して、心に響く景色を探したり、同じ趣味を持つ仲間と話したりして、心身共に活動することが元気の秘けつです。
 

 

 

 

 広報いちのせき「I-Style」 平成25年12月15日号