広報いちのせき「I-Style」2月1日号 花泉版
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豊作祈願の伝統行事を再現
老松公民館(千葉安男館長)が主催する第5回学びの土曜塾~おらほのしきたりを学ぼう~「粟穂(あわぼぉ)・稗穂(ひえぼぉ)作り教室」は1月5日、同公民館を会場に、蛭沢集落と四日市場集落から約20人の親子が参加して開かれました。
粟穂・稗穂とは、カツノキ(ヌルデ)を削って作物の花や実に見立てた飾りで、豊作を祈願した地域に伝わる小正月行事の一つ。
参加者は、講師を務めた地元の名人5人から指導を受け、カツノキの皮をむいて白い花に見立てた粟穂と皮をむかずに黒い花に見立てた稗穂を小刀で削って作り、細い竹の先に飾り付けて今年の豊作を祈願。
また、ミズノキに餅を飾り付ける「めぇだまならし」も体験するなど、小正月の伝統行事を学びました。
参加した千葉大登(ひろと)君(老松小6年)は「初めて作った。ナイフを使うのが大変だったが、きれいにできたので良かった」と出来栄えに満足の様子でした。
選手の応援と花泉のもちをアピール ~早稲田大学競走部支援実行委員会による餅振舞い~
花泉町の有志で組織する早稲田大学競走部支援実行委員会(石田彦一(ひこいち)実行委員長)は1月2日、第90回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の往路ゴール付近でつきたてのもちを振る舞い、早稲田大競走部の勝利を願いました。
同部の花泉町合宿が縁で始まったもので、19回目となる今年は16 人が参加。
地元産のもち米約120キロと餅つき道具を持参し、あんことショウガに味付けしたもちを会場に集まった駅伝ファンに振る舞いました。
石田委員長は「地域の皆さんのおかげで今年も実施でき感謝している。花泉のもちも大好評だった。節目の20回目となる来年は、ぜひ早稲田大競走部に総合優勝してほしい」と来年の活躍に期待していました。
一年の始まりをウオーキングで ~元旦歩け歩け大会~
永井地区の元旦歩け歩け大会(永井公民館と永井地区福祉推進協議会主催)は、同館体育館前を発着点に185人が参加して開かれました。
参加者は、コース途中の高倉神社で参拝するなど約3.5キロをウオーキングしました。
また、日形地区元旦歩け歩け大会(日形まつり実行委員会など主催)も開かれ、子どもからお年寄りまで約100人が参加して3 キロの日形路を歩きました。
このほか、涌津や金沢地区でも各集落公民館が主催し神社などへ初詣するなど、ウオーキングで汗を流し健康増進と地区民交流を図りました。
書道で人権に理解深める ~第22回岩手県小学生人権書道コンテスト~
基本的人権尊重の重要性や必要性について理解を深めるとともに、豊かな人権感覚を身につけてもらおうと「第22回岩手県小学生人権書道コンテスト」
(盛岡地方法務局、岩手県人権擁護委員連合会主催)が実施され、12月13日に永井小学校で表彰状伝達式が行われました。
小学5・6年生の児童を対象に実施された同コンテストに、花泉地域からは同校の児童が応募。県内の31校、応募総数1,715点の中から、千葉はづきさん(5年)が優秀賞(盛岡地方法務局長賞)、熊谷遥(はるか)さん(6年)が奨励賞(岩手県人権擁護委員連合会長賞)を受賞し、表彰状と副賞の盾が手渡されました。
広報いちのせき「I-Style」花泉版 平成26年2月1日号