広報いちのせき「I-Style」3月1日号 東山版
広報いちのせき「I-Style」3月1日号 東山版 PDF
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多彩な作品から伝わる 東山和紙のぬくもりとやさしさ
東山地域の伝統工芸品、東山和紙を身近に感じてもらい、新たな活用方法を模索しながら東山和紙の普及・拡大を図ろうと、東山和紙を活用した作品展が2月4日から16日まで東山地域交流センターで開かれました。
8日には表彰式が行われ、アイデアや汎用性、完成度の視点から審査を行い、入賞した9人に賞状が授与されました。
最優秀賞は和紙の質感と色使いで見事に「イワナ」を表現した松川悠基(ゆうき)君(東山中学校2年)が受賞。
松川君は「釣りが好きなのでイワナを思い描きながら楽しく作ることができた」と受賞の喜びを語っていました。
作品展の実行委員長で和紙職人でもある鈴木英一(えいいち)さんは、「たくさんの方に和紙に関心をもってくれたことに感謝している。お土産品などの商品開発にも取り組んでいきたい」と今後の普及に期待していました。
およそ800年前の平安時代末期、東山地域に移り住んだ奥州藤原氏の落人が、農業の傍ら作り始めたことから伝わったとされる東山和紙。
現在、2名の紙すき職人が独特の技法を受け継ぎ、丈夫で素朴な味わいの和紙を漉き続けています。
充実した活動へ 思いあらたに 子ども会活動発表・教育振興運動研修会
東山地域子ども会活動発表と教育振興運動研修会は2月2日、東山地域交流センターで開かれました。
1年間の活動発表などを通して、子どもたちが自主的に活動できるよう学ぶとともに、地域教育力の向上を目指して例年開かれているもの。
参加者は、各地区の代表者の発表を聞きながら、今後の活動充実に向けて思いをあらたにしていました。
また、4月に開校する東山小学校の校歌が披露され、さわやかさの中にも力強さを感じさせるメロディーに聞き入っていました。
事例発表通じて自主防災のあり方を学ぶ 東山地域自主防災組織連絡協議会研修会
東山地域自主防災組織連絡協議会研修会は2月8日、東山地域交流センターで開かれ、参加者は事例発表や事業実施報告などを通じ、地域の防災力向上へ意識をあらたにしました。
事例発表では、長坂7区、竹沢地区、松川10区の各自主防災会代表が、日頃の活動を紹介し、高齢者世帯の見守りや災害時の助け合いの重要性などの課題を共有したほか、リーダー研修会参加者より研修内容の伝講、昨年8月の「自主防『絆』プロジェクト」実施報告などが行われ、参加者は熱心に耳を傾けていました。
悪い鬼さんにバイバイしたよ げいび幼稚園で豆まき会
げいび幼稚園の豆まき会が2月3日開かれ、園児たちは豆まきを楽しみながら自分の心のなかの悪い鬼を退治しました。
お面をつけて小さな鬼に扮した園児たちは、泣き虫鬼や好き嫌い鬼など、自分の心のなかにいる鬼を発表。
最後に大きな“鬼” が登場すると「鬼は外~」「福は内~」とかけ声をかけ、紙で作った豆を鬼めがけて投げていました。
ゆり組の千葉隆聖(りゅうせい)君(6つ)は、「テレビ見すぎ鬼をやっつけたい」と元気に話してくれました。
広報いちのせき「I-Style」東山版 平成26年3月1日号