広報いちのせき「I-Style」3月1日号 一関版 PDF

※PDFファイルをご覧いただくためには「Acrobat Reader」が必要です。お持ちでない方は、こちらからダウンロードしてください。

地域の歴史、文化を紙芝居で

COVER★舞川のお宝舞草刀物語発表大会
撮影日 2月1日 場所 一関文化伝承館


地元住民ら約150人が、紙芝居「舞川のお宝舞草刀物語」に見入った

観音山観光開発協議会(菅原啓祐(けいすけ)理事長)主催の「舞川のお宝舞草刀物語発表大会」は2月1日、一関文化伝承館で行われ、住民ら約150人が紙芝居「舞川のお宝舞草刀物語」を鑑賞し、地域の歴史文化を再認識しました。

大会は蓬田神楽保存会による「舞草刀」にちなんだ神楽「宝剣納め」で開幕。
みちのく中央磐井市民会議の松川誠(まこと)理事長は「紙芝居で地域の宝『舞草刀』の魅力を味わってください」とあいさつしました。

紙芝居「舞川のお宝舞草刀物語」は、刀鍛冶の正装をまとった内田正好(まさよし)さんが7つの声色に身振り手振りを加えながら、舞草刀や舞草鍛冶の歴史を紹介しました。
このほか、紙芝居9作品の紹介、小岩弘明(ひろあき)市博物館副館長の記念講演などが行われ、地域の「お宝」に理解を深めました。
千厩町の千葉正子(まさこ)さん(59)は「大人でも楽しめる素晴らしい内容。他の地域でも、それぞれの歴史文化を知ってほしいですね」と話していました。

紙芝居は、舞川の文化遺産を伝承し、地域おこしにつなげようと、一関地方の歴史に関する数々の紙芝居を手掛けてきた「みちのく中央磐井市民会議」が観音山観光開発協議会や舞草刀研究会の協力を得て完成させ、博物館、図書館、公民館や小学校など30カ所に寄付しています。

1内田正好さん 2勝部修市長  
3神楽「宝剣納め」 4小岩弘明市博物館副館長が記念講演 5高橋澄夫藤沢小校長に紙芝居を手渡す松川誠理事長

 1_7つの声色、豊かな表情に身振り手振りを加えながら、臨場感たっぷりに紙芝居を読み上げる内田正好さん
2_勝部修市長は「一関地方の素晴らしい歴史や文化を、ぜひ若い世代に受け継いでほしい」と祝辞を寄せた
3_「舞草刀」にちなみ、蓬田神楽保存会の佐藤隆士さん、伊藤一さん、伊藤よし子さんが神楽「宝剣納め」を披露
4_小岩弘明市博物館副館長が「日本刀の源流舞草刀」と題し、記念講演を行った
5_高橋澄夫藤沢小校長に紙芝居を手渡す松川誠理事長。紙芝居は市内の博物館、図書館、公民館や小学校など30カ所に寄付された

地域の伝統芸能を子供たちへ 善楽流獅子舞保存会が舞川幼稚園で獅子舞を披露

荒々しい獅子舞が今年も舞川幼稚園(千葉泰(やすし)園長、園児32人)にやってきました。
鳴り響く太鼓の音と子供たちの歓声で、園内はにぎやかです。 

善楽流獅子舞保存会(熊谷典男(のりお)会長)は2月14日、舞川幼稚園で獅子舞を披露し、3~5歳児31人が地域の伝統芸能を体感しました。

同会の獅子舞披露は今年で11回目。太鼓の音に合わせて激しく踊る獅子を初めて見た3歳児らの中には、怖がったり、泣いてしまったりする子も。
一方、4、5 歳児は、獅子の頭をなでたり、動きをまねしたりして触れ合っていました。

今年のバレンタインは「手作り」を贈ります 一関勤労青少年ホーム短期教室「チョコレート菓子作り教室」

チョコレート菓子作り教室

一関勤労青少年ホームの「チョコレート菓子作り教室」は2月12日、同ホームで開かれ、市内で料理教室を開いている山田和代さんを講師に、バレンタインの菓子作りを楽しみました。

午後7時から行われた教室では、メーンのチョコレートブラウニーを含んだ3品に挑戦。
山田さんは「手作りには見えない力があります。真剣に取り組んで料理は大成功」とにっこり。
受講者の戸巻記美子(とまききみこ)さん=三関=は「先生の話は丁寧でわかりやすく、楽しく学べました。友人にプレゼントします」と話していました。


 

 

広報いちのせき「I-Style」一関版 平成26年3月1日号