ぶなの雫(序)
ぶなの雫(序)
こんにちは。市長の浅井です。
新しい一関市がスタートして1年半が経過いたしました。
日ごろ、各地域での話し合いや催しの場、また、「市長へのメッセージ」などを通じて、市民の皆さんのまちづくりへの熱い想いやご意見・ご提案などを頂戴しています。市政の負託を受けた者として大きな励みであり、心強く感じているところです。皆さんの想いをいただくだけでなく、私からも、日ごろ感じていることなどを広くお伝えしたいと、このコーナー「ぶなの雫(しずく)」を設けました。
市の木「ぶな」は、本市の豊かな自然の象徴です。その実は森の生き物をはぐくみ、根元の豊かな土には、枝から幹を伝い落ちた雨水がため込まれ、ゆっくりと地中でろ過されて、長い年月を経てわたしたちの命を支える貴重な水源となります。その一葉に滴る雫のように、市民の生活に深くしみ込み、子や孫の時代、そして遠い未来にまで長くうるおいを与え続けられる市でありたい。タイトルにはそんな願いを込めました。
これから定期的に掲載する予定です。気軽にお読みいただければと存じます。
(広報いちのせき 平成19年5月1日号)
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