一関市のタラノメ(野生)の出荷自粛の解除について
一関市のタラノメ(野生)については、平成24年から県より出荷自粛の要請がなされていましたが、令和5年11月2日、一関市のタラノメ(野生)の出荷自粛要請が解除となりました。
これにより、出荷管理を行った上で、販売することが可能となりましたのでお知らせいたします。
1 経緯
(1) 平成24年5月11日に、一関市のタラノメ(野生)から、食品の基準値(100㏃/kg)を超える放射性セシウムが検出されたため、同年5月11日に県より出荷自粛が要請されました。
(2) 当市では平成26年度より、市内産直施設などの協力のもと、県と連携して出荷自粛要請の解除を目指し取組を進めてまいりました。
2 今後の対応
市では県と連携しながら、タラノメ(野生)の流通が安全かつ適切になされるよう、市内産直施設などを中心に、集出荷者から出荷前の放射性物質測定や集荷記録の情報提供などについての協力をいただきながら集荷台帳を整備し、タラノメ(野生)の出荷管理を行ってまいります。
* タラノメ(野生)の出荷が可能となるのは、一関市タラノメ(野生)集荷台帳に登録された生産者のみとなります。
3 出荷管理について
一関市産のタラノメ(野生)を集荷・販売する場合は、以下の事項を順守の上、お取り扱いいただくようご協力をお願いします。
(1) 販売することができるのは、「当市のタラノメ(野生)集荷台帳」に登録された生産者のみとなります。
(2) 出荷自粛要請が解除となっても、毎シーズンのはじめに岩手県が出荷前検査を行い安全性が確認された場合に、当該シーズンにおける一関市産タラノメ(野生)の販売が可能となります。
(3) 販売する前には採取場所ごとに放射性物質濃度検査を自主的に行い、安全性が確認され、台帳登録を経て販売可能になります。
市の検査を希望する場合は、産直施設などを通じて申し込みください。
(4) 販売する際は、販売単位ごとに生産者氏名・住所、採取日、採取場所の表示が必要です。
上記のほか、集荷台帳の登録にあたり、出荷者・産直施設などの皆様に御協力いただく事項がございます。
一関市産のタラノメ(野生)を取り扱われる場合は、必ず下記までお問い合わせください。
4 お問い合わせ先
一関市役所 林政推進課 林業振興係 電話 0191-21-8195
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