令和3年9月13日一関市長定例記者会見概要
開始時刻 午前11時00分
○市長発表事項
なし
○その他
【記者】
2点伺う。
1点目は市長選挙。今のところ立候補を予定している方は1人となっている。勝部市長はこれまで、「市長は選挙で選ばれるべき」と発言されているが、現状についてどのように思っているのか。
2点目は、先週の金曜日に阿弥陀寺教育学園の理事長と市長が会っています。旧千厩小学校の校舎の活用が期待されていたが、残念ながら白紙に戻ったことについて、理事長とのやり取りを踏まえて、今後の旧千厩小学校の利活用について考えを聞きたい。
【市長】
1つ目の市長選挙に関しては、市民の方々から選ばれて市長に就任するのが理想的だと思っている。ただし、周囲が頑張っても立候補する人がいなければどうしようもない。この状況も市民が選択した選択肢の一つだと思っている。
2つ目の阿弥陀寺教育学園について、今の理事長は前の理事長のご子息になる。理事長には千厩へ説明に行く前に市役所にお寄りいただいた。前理事長のご逝去は突然のことで、やむを得ない事であり、非常に残念な結果になった。今朝、説明会の状況について、市から出席した職員から報告を受けた。地元の方々も様々な面で期待していたところがあったようだ。このようなことになって非常に残念だと思うのが率直な気持ち。今後の旧千厩小学校の利活用についての計画は持ち合わせていない。
そもそも、旧千厩小学校をどのように活用するかとなった時に、手順が決まっており、公的に活用する計画があるのか、無ければ地元で活用する計画が無いかなどの手順に沿って進めてきたが、特に無かったため、唯一手を挙げていただいた阿弥陀寺教育学園が計画する内容で貸すこととなった。これが白紙になったことで、これに代わるものは持っていない。振り出しに戻って、市民の方から利活用についてお話しがあればお聞きして検討することになる。
【記者】
先日、旧校舎を見てきたが、阿弥陀寺教育学園がキャンパス開設中止の理由に建物改修工事に多額を要することや改修が長期と見込まれるとしていながら、改修工事を行った経過が無かった。このことについて理事長から何か説明を受けていたか。
【市長】
受けていません。
【記者】
NECプラットフォームズの跡地と建物について、市長は在任中に何らかのアクションを起こしたいと発言していたが、内容について話すことはできるのか。
【市長】
内容について話すことはできない。
【記者】
話すことはできないが、考えは変わらないということで良いか。
【市長】
はい。
【記者】
秋のイベントが相次いで中止となっている。感染防止が最優先であるためやむを得ないことだと思うが、昨年より今年の方がいろいろなことが出来ると期待していた関係者はがっかりしている。県独自の緊急事態宣言が解除された後に、秋できなかったイベントを昨年の産業まつりを秋まつりでという形で開催したように、別の形に変えて実施する考えはあるか。
【市長】
考える余地はある。感染者数が少なくなっているが、県が独自の緊急事態宣言を発出しており、今後の感染状況を見て県がどのような判断をするのか注視したい。一関市だけ単独行動する訳にはいかない。県が県全体の平均数値を見て判断するのが良いのか、県央、県南、沿岸、県北ごとに判断する指針を示すのか、そのあたりを見定めたい。県1本で判断されるのは抵抗感がある。一関市の場合は宮城県と県境を接しており、宮城県で感染者が増えたときも一関市では必死になって頑張ってきた。それで今の状況があると言っても否定はできない。そういったところも踏まえたうえで、県は今後の指針を示して欲しい。
閉会 午前11時15分