令和4年度移動市長室(全8回)
令和4年度は市内8地域の各支所や市民センターに移動市長室を設置しました。
本年度は「人口減少下における地域活性化の取り組み」をテーマとし、
(1)地域における人口減少に係る課題と取り組み
(2)各地域内の特徴的な取り組みを行う団体、個人との懇談、活動状況の視察
(3)各支所の職員との懇談、意見交換
について、各地域の現状を把握しながら、懇談や視察を行いました。
東山地域(東山地域交流センター) 令和4年8月2日(火曜日)
観光・物産・飲食に関わる団体・個人との懇談
「観光と特産、飲食の掛け合わせによる地域活性化や交流人口の増」をテーマに、有限会社げいび観光センター、有限会社幽玄洞観光、cafe&GuestHouse kaziya、発酵おにぎりカフェ、ハンドメイドなな、石と賢治のミュージアム、一関観光協会東山の皆さんと、東山地域の土地柄を生かした観光の展開などについて、懇談しました。
東山地域商店街賑わいづくり実行委員・東山支所若手職員との懇談
「商店街の賑わいの創出」をテーマに、東山地域商店街賑わいづくり実行委員会の皆さんと、東山支所の若手職員を交え、商店街の活性化について、日常とイベント時を分けた街の賑わいを考える必要性などを懇談しました。
藤沢地域(藤沢支所ほか) 令和4年8月4日(木曜日)
町内各種団体の代表者との懇談
住民自治協議会、女性組織連絡会議、一関商工会議所藤沢地域運営協議会、工業倶楽部、認定農業者の会、PTA連合会の皆さんと、女性組織の将来や、働く場を作ることによる移住の促進などを懇談しました。
地域で活躍する若者・女性との懇談
認定農業者3名、曲田営農組合まがれっと倶楽部、いとう屋の皆さんと、生産品、加工品、販売品を含めた「美味しいもの」の販売・流通方法について、若い世代の目線からアイディアを出し合いました。
「ななちゃんの会」活動状況視察
高齢化により地域内で草刈り作業を行う人が不足している中、除草効果を期待してヤギを飼育し、ヤギのミルクを活用したヤギミルク石鹸を考案して販売している「ななちゃんの会」の活動状況を視察しました。
室根地域(室根支所ほか) 令和4年9月28日(水曜日)
室根まちづくり協議会「室愉会」との懇談
室根まちづくり協議会「室愉会(ムロユカイ)」5名と、地域の若者向けイベントについて、生活する若者が仕事や家庭の合間に楽しめる「居場所」づくりなど、地域の将来に向けた取り組みを話し合いました。
スマート農業視察(ドローン飛行)・若手農業者との青空懇談
室根農業経営者会議の若手農業者4名と、農業経営の将来や農地確保・設備投資による規模拡大、農業での雇用創出など、圃場脇で懇談しました。
大東地域(大東支所ほか) 令和4年9月28日(水曜日)
大東地域各地区自治連会長との懇談
地域内6地区の自治会団体の会長と、当市を離れた学生や若者が戻ってくるための仕事や生活環境の充実など、将来に向けた様々な方策を考えました。
障がい福祉サービス事業所視察・法人職員、施設利用者との懇談
社会福祉法人室蓬会が運営する「室蓬館」で、パンの製造やクリーニング作業を見学し、通所施設での就労支援の取り組みなど、職員と施設利用者を交えて懇談しました。
みはらしカフェtent視察・懇談
山吹棚田を視察後、古民家を改装した「みはらしカフェtent」で、東京から戻り地元の山吹棚田のそばで開店したオーナーから経緯を聴き、発信力のある場所づくりの必要性などについて懇談しました。
花泉地域(花泉支所) 令和4年9月30日(金曜日)
花泉町内の若手起業(事業)者との懇談
新規就農者や店舗経営者など、農業・商業に携わる若手事業者9名と、「花泉で仕事を創る、仕事を展開する」をテーマに、出身や業種が異なる人同士の交流や意見交換の効果、女性の起業に関連する家事育児の方法などについて懇談しました。
花泉支所若手職員との懇談
花泉支所の若手職員5名と「若者・女性活躍、一関(花泉)の魅力発信」をテーマに、子育てと仕事を両立する職場環境や、DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用した業務改善、地域活動への参加など、職員も公私ともに活躍できる取り組みについて懇談しました。
千厩地域(千厩支所) 令和4年10月4日(火曜日)
一関商工会議所青年部千厩支部、千厩町認定農業者の会、認定新規就農者、町内で活躍する若者・女性、千厩支所若手職員との懇談
各団体から15名と、地元の魅力や生活、就農について、市内外に暮らす若者に発信・PRすることによる興味や反応の相乗効果など、業種を超えて懇談しました。
川崎地域(川崎支所ほか) 令和4年10月27日(木曜日)
かわさきにあつマルシェ出店者、川崎支所若手職員との懇談
マルシェ出店者3名、支所職員2名と、地域における人との繋がりの重要性から、老若男女がいつでも参加できるマルシェの開催など、「楽しいと思える川崎地域」について懇談しました。
有限会社かさい農産・一般社団法人やさいサラダ視察、従業員との懇談
2法人の従業員4名と、地域の活性化の意義として、自分で行動すること、自主的に仕事をすることなど、コミュニケーションが取れて楽しく働ける職場について懇談しました。
一関地域(狐禅寺市民センター) 令和4年11月19日(土曜日)
KMY(狐禅寺・みんなして・やっぺし)プロジェクト実行委員などとSDGsカードゲーム「SDGs de 地方創生」を通じての懇談
地元参加者15名と、SDGsカードゲーム 『SDGs de 地方創生』に一緒に参加し、仮想のまちの地方創生プロジェクトを体験することで、お互いの考えを話し、対話しながら、ゲーム内で取り組んだプロジェクトの実行を通じて、持続可能な地域づくり、狐禅寺地区の将来について考え、懇談しました。