令和5年1月16日一関市長定例記者会見概要
開始時刻 午後2時35分
○市長発表事項
なし
○その他
【記者】
2点伺いたい。
一つは行政組合所管の関係ですが、午前中の組合議会臨時会で新最終処分場の候補地変更を求める請願が不採択になりました。かねてからこの請願審査の結果を踏まえた上で次の対応をするということだった。それまでは一旦事業をストップせざるを得ないとのことだったが、これまでにある程度時間がかかったことで予算編成上に支障がないのか聞きたい。併せて今後の対応についても伺いしたい。
もう一つは、スノーボードの岩渕麗楽さんが3季ぶりにワールドカップのビッグエアで総合優勝した。それについての受け止めを聞きたい。
【市長】
広域行政組合について、組合議会に提案するものがあったので、議場にいた。賛成討論と反対討論を聞いた。
請願に対する答えは出たが、署名を出された当局側の分が残っている。
組合議会の臨時会が終わってから管理者と副管理者の青木平泉町長で組合議会の議長と副議長を訪ねた。そしてこのようなことを申しあげた。
請願処理結果が出た。一方、当局は署名が出されており、説明会などを行ってきた。当局の考え方や今後の進め方を説明しないといけないと思う。説明するとなれば、二元代表性といったことを考えれば、まずは組合議会の議員の皆さん方に説明することが必要だと思っている。組合議会への説明を通じて、それは同時にその圏域住民への説明にもなると思った。したがって、当局として組合議会の皆さん方に説明するような場の設定をお願いしたいと言いました。
従来から全員協議会で説明していた。廃棄物処理の関係では、候補地が4カ所選定委員会で選定になった後に全員協議会で説明した。さらに市議会、町議会でも説明したことがあった。また、4カ所から1カ所に絞り込んだ後にも同じことをした。
今回も組合議会への説明は欲しいと思っている。具体的には全員協議会の開催をお願いしたいと話した。後で文書は出すことになる。これから日程調整することになる。
私どもとしての考えをまとめた上で説明させていただきたいと考えている。
予算編成については、基本的に年度間で配分していた大きな事務のスケジュールを一つ一つこなしていくような予算にするのが基本だと思う。具体な中身までは、組合議会の査定に入っていないので申し上げられない。
先ほど、組合議会の皆さん方に説明の場を持ちたいと言ったが、さらに住民説明会も必要だと思っている。今後日程調整を行うことになる。
岩渕麗楽さんについて、総合優勝したのを今朝の新聞で見て、「やった」という感じで拝見した。去年北京オリンピックが終わってから、市でスポーツ栄誉賞を贈呈させていただいた。これから先、麗楽さんが帰ってきた時にお迎えする場面があればいいと思っている。
【記者】
請願について確認したい。議会に対して説明の場を設けてほしいと正副議長に対しお願いしたということですが、この説明は今後の新最終処分場に限らず、同時並行で進めているゴミ処理施設の二つの施設についての今後の進め方やスケジュールについて説明するのか。
【市長】
私どもとして議会で説明しないといけないのは、今回の最終処分場の署名を出された側として、考え方や請願の審査結果が出たことを受けての進め方、そういったところを説明したい。
ただし、この先のスケジュールなどの説明になれば、二つの施設について話すことになる。今日の時点では申し出をしただけなので、何を説明するかは整理できていない。
【記者】
一旦去年の秋時点で止めている事務があるが、スケジュール的に遅れているものがあるのか。
【市長】
二つの要素があり、意識して止めていた分と、次のステップに行くための準備をしていた部分がある。そこに関しては、これから先どのように進めるのか説明が必要だと思う。
【記者】
遅れていて、事業のスケジュールに影響がでているということか。それとも当初予定したスケジュールにできるだけ近づくように短縮するなどの調整をするということか。
【市長】
中間処理施設、最終処分場ともに遅れている。
【記者】
予定として最終処分場は、2026年度中の竣工ということでよいか。
【市長】
実際は遅れると思う。
【副市長】
令和8年度から9年度にかけて稼働する予定と住民説明会で話している。
【記者】
それは進めていく中でやむを得ないと判断し、最善を尽くすということになるのか。
【市長】
12月の特別委員会に出席した時に今ある施設の残余年数について話があった。
埋め立てが完了する年限は、現場からのリポートによると予定より2、3年は、まだ大丈夫そうだということだった。
【記者】
署名が出されたことや請願に対する審査結果を受けての説明は、これまでの組合の考えと大きく変わらないものなのか。
【市長】
昨年の組合議会の一般質問でもあったが、我々としては、きちんとしたことをきちんとやってきたつもりですと話した。
これまでやってきたものに変わるような場所の絞り込み方法や決定方法というものはなかなか思い当たらないとも話した。
その後の住民説明会でも同じような話をした。よって、基本線はその通り。
ただ、請願や署名があったので、それに対する考え方や住民説明会などの場でも質問や意見があったことを承知している。公開質問状や意見書も頂戴しているので、そうしたところで皆さんが主張していること、あるいは今日の答弁で賛成と反対の発言があったことから、そういったところを踏まえた上で、私どもとしての考えを整理して話をする必要があると思っている。
【記者】
昨年の9月議会で予算化したTGCteenについて、何かしら開催に向けた内容について説明するような機会を設けると聞こえてきたが。
【市長】
今年の春に開催すると言ってきたので、そこに向けてのアナウンスは欲しいと思っている。
屋内の部分は先方の企画会社にお任せして、すでに予算化した。屋外に関しては、やりたいという意向は示しており、屋内の分の予算説明の際にも屋外の方も一緒にやりたいので、それに関しては、別途予算措置も講じてやることを話している。ただ、どの程度のものをやるのかは、その時点では決まっていない。
ですが、内容を詰めていくと話をしており、屋外の方の委員会を立ち上げて、もう既に何回か協議を行っている。よって、屋内分の現時点でお話できるところの発表があると思う。それは近いうちにやらないといけないと思っている。もう一つは屋外の分は屋内の方の部分がある程度アナウンス発表があれば、それを受けた形で屋外の方の分もさらに具体的な検討ができると思うし、それができれば、まだ未措置の屋外分の予算措置を行う。
以上
閉会時刻 午後2時52分
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