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よくある質問

よくある質問

上記以外にも、ILCに関するよくある質問は、以下のページに掲載されています。
http://aaa-sentan.org/ILC/about-ilc/faq/

Q1:ILCは放射線が発生し、危険ではないか。

 ILCの加速器は、医療用X線撮影装置やがん治療装置と同様に、放射線障害防止法※において「放射線発生装置」と定められており、ILCの運転中は加速器内で放射線が発生します。このため、放射線の影響が地下トンネル内に留まるよう法律に基づく十分な遮へい対策が行われることになります。
 なお、発生する放射線は滞留性がないため、ただちに消滅しますし、運転を停止すれば放射線は発生しません。

※放射線障害防止法:正式名称は、放射性同位元素等による放射線障害防止に関する法律。なお、原子力エネルギーの安全規制については、原子炉規制法(核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律)に基づき行われ、加速器とは法体系が異なっています。

Q2:ILCの運用期間(実験期間)が終わったら、ILCのトンネルは、核廃棄物の最終処分場に使われるのではないか。

 現在の法律では、核廃棄物の最終処分は地下300mよりも深い地層に埋設処分することとなっており、地下約100mの深さに設置されるILCのトンネルがそのようなものに転用されることはありえません。また、岩手県は核廃棄物の最終処分場への転用を認めないと明言しており、市も同様に考えています。このことについては、立地協定等により担保したいと考えています。
 なお、他の加速器研究施設の例を見ると、所期の研究目的が達成された後も新たな研究目的により施設は継続して利用されます。
 ヨーロッパのCERNは、建設から60年を経過した現在も新たな研究が行われています。

Q3:地下水への影響はないのか。

 着工前にトンネル掘削工事による地下水への影響を予測・評価し、必要な対策を講じることとしています。
 また、ILCが建設される花崗岩帯は、地下水への影響は極めて少ないと言われておりますが、万が一、水枯れ等の影響が出た場合は、必要な補償が行われます。

Q4:ILCは膨大な電力を使用するとのことだが、電力不足にはならないか。

 ILCの電力使用量は16万キロワットで、東北電力管内の最大需要規模の約1,500万キロワット に対して1.06%に過ぎず、十分な余裕があります。
 また、国内外の大型加速器は、電力使用量がピークとなる時期は運転を休止しており、ILCも電力供給可能な範囲内で運転し、夏場のピーク時には運転を休止して施設の維持管理や高度化などを行うことになります。

Q5:ILCの実験でビッグバンを再現するということだが、爆発し危険ではないのか。

 ILCは、電子と陽電子というこれ以上分割することのできない素粒子を衝突させ、ビッグバン直後の状況を極めて小さい範囲で瞬間的に再現するものです。この素粒子同士の衝突は、いわゆる「爆発」ではなく、衝突結果を観測する測定器内のみで起こるものであり、施設外への影響はありません。

Q6:ILCの実験でブラックホールができ、地球が吸い込まれることはないのか。

 ヨーロッパのCERNが発表したレポートによると、加速器実験でブラックホールが生成されることはないとされています。
 なお、ブラックホールが作られることを予言する理論もありますが、その場合であっても生成したブラックホールは直ちに消滅してしまうとされています。
 また、同レポートでは、安全性の根拠として、これまでもILCやLHCで行われる衝突実験よりもはるかに大きいエネルギーの宇宙線の衝突が自然界では発生しているが、それでも地球は現に存在しているし、宇宙も存在しているとしています。

Q7:ILCのために市民は何をして行くべきか。

 LCの価値や意義について正しく理解していただくこと、地域が大きく変わるであろうことを認識していただきたいと思います。
 ILCが建設されると、多くの外国人研究者がこの地を訪れ、居住することが考えられます。
 私たちが地域にあるおいしいものや美しい景色、伝統芸能などを再認識し、その上で世界各国から様々な文化や歴史、習慣を持った方々を同じ地域の住民として、あたたかく迎える気持ちを持っていただければと思います。