湯浅 藍さん

一関市東山町出身。鍼灸について学ぶため、東京都内の大学へ進学。「子育ては地元一関でしたい」という思いから、2020年5月にUターン。コロナ禍での子育て経験を経て、親子が気軽に集まれる場所や保護者同士がつながれる居場所の必要性を強く感じるように。
本業の傍ら、子育て世代が孤立しないための交流の場づくりにも取り組む、湯浅さんにフォーカスします。
子どものころの経験を次の世代にも
都会での暮らしの良さを感じながらも、自分が豊かな自然の中で育った経験から、子どもたちには「四季を感じながら成長してほしい」という想いがありました。
地域の人とのつながりや地元のお祭り、子ども会など、親以外の大人に見守られて育った記憶があります。当時は当たり前と思っていた経験も親になって、恵まれた環境だったと気づくことができました。
子育ては一人ではできません。自分も多くの方に支えられて子育てができています。
今度は私が地域の一人の大人として子どもたちが地域の大人と出会える場を作り、次の世代に繋いでいきたいと思っています。
大人も子どもも主体的に動いたらもっと楽しい
地域の温かい関係性やつながりはとてもありがたく、それが一関の良さだと思います。
一方で、一人一人が主体的に動けるようになるともっと面白くなるとも思っています。
大人も子どもも関係なく、新しいことに挑戦したり、興味を持って学んだりすることが大切ではないでしょうか。
大人が楽しく仕事や地域活動に取り組み、ワクワクしている姿は、子どもたちの手本となり、また、子どもたちの未来にも影響を与えると思っています。
人との関わりがあるイベントや活動が地域にはあふれています。
一歩を踏み出してみると、新しい出会いや発見があるものです。
これからも子どもたちの「やってみたい」を育む地域をつくりたい
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いちのせき こども∞しごとフェスタの様子
2026年5月に「いちのせき こども∞しごとフェスタ」を企画し、一関ヒロセユードームで開催しました。
準備は想像以上に大変で、当日も運営に追われ、自分自身がイベントを楽しむ余裕はありませんでした。
それでも後日写真を見返すと、子どもたちの笑顔や真剣な表情、楽しそうに見守る保護者の皆さんの姿があり、「開催して本当によかった」と心から感じました。
このイベントは、地域の方々や関係企業の皆様、ボランティアとして参加してくれた高校生など、多くの方の力があって実現したものです。
改めて、一人では何もできないこと、そして人とのつながりの大切さを実感しました。
私の活動の根底にあるのは、「地域みんなで子どもを育てたい」という想いです。
これからも鍼灸師として、そして地域で活動する一人として、人との縁を大切にしながら、子どもたちが地域のさまざまな大人と出会い、「やってみたい」「こんな仕事があるんだ」「こんな大人になりたい」と思えるきっかけをつくっていきたい。
そして、子どもたちの「やってみたい」を地域みんなで育める一関を目指して活動を続けます。
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会場では多くの親子が仕事を体験 -
協力してくれたみんなと記念の一枚
