消火・救急活動の装備
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防火服
![]() 前から見たところ |
![]() 後ろから見たところ |
![]() 空気呼吸器を背負ったところ(前) |
![]() 空気呼吸器を背負ったところ(横) |
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![]() 空気呼吸器を背負ったところ(後ろ) |
![]() 面体を着装したところ |
![]() 面体を着装したところ(アップ) |
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![]() 活動中1 |
![]() 活動中2 |
解説
![]() 背面ロゴと反射素材 |
![]() トップオープンファスナー |
![]() アルミックス生地 |
この防火服はセミオーダーシステムの防火服で、およそ考えられる消火活動上の危難から、消防隊員の生命を守ることを第一に考えられており、いわゆるフラッシュオーバーなどの際にも脱出できるであろうことを想定されています。
また、熱に対する性能のほかにも、生地自体の強度が優れており、引っ張り強度・引き裂き強度ともにISO11613規格で要求される強度よりも3~5倍の強度を有しています。
そのほかにも
- 溶融金属の滴下に対する性能も規格を十分にクリアしている
- 高性能の生地でありながら、柔軟性に優れ、軽量である
- 防水性能にも優れ、透湿性能も登山用ウェアをも凌駕する性能を有している
- 消防隊員の活動を妨げないデザイン
- 最新の反射素材を使用し、夜間の視認性にも優れている
- トップオープンファスナーの採用
(これは、もともと他国軍用のユニフォームから派生したもので、消防隊員がケガをしたときなど、治療のためにすぐさま服を脱がせたい場合に大変有効なファスナーです。普段は画像のようにスライダーが止まっていますが、緊急時はスライダーをさらに引き上げることで、一瞬のうちにファスナーを開くことができます。ファスナーの長さが左右で違うのがわかりますでしょうか?) - ズボン裾部内部にアルミックス生地を貼り付けている
(冬場の作業での防水性能アップと、消火活動時の汚れ防止の役割を担っている。)
といった特徴があります。
また、空気呼吸器(興研株式会社 バイタスIIIA)は、濃煙状態など視界不良時も隊員間の意思疎通が図れるよう、外部拡声器付面体(ハイトーク装置)を搭載しています。
![]() バイタス面体 |
![]() バイタス拡声装置 |
救急服
![]() 救急服(正面) |
![]() 救急服(側面) |
![]() 救急服(背面) |
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![]() 感染防護衣(正面) |
![]() 感染防護衣(側面) |
![]() 感染防護衣(背面) |
上は救急隊の服装です。
下は救急出動時(感染防止用)の服装です。
活動服
![]() 活動服(正面) |
![]() 活動服(側面) |
![]() 活動服(背面) |
隊員が夜間活動する場合を考慮し、背中部分の消防本部名(「一関市消防本部」)には蓄光式反射素材を使用しています。