撮っておきいちのせき Profile No.43 磐井川河川敷(中里)
冬の使者
磐井川河川敷(中里)
栗駒山の北斜面に源を発する全長36.3キロの磐井川。
厳美渓の峡谷をつくり、市内を悠々と貫流して東北一の大河北上川に注ぎます。
この季節、越冬のために飛来するハクチョウの姿は風物詩です。
寒風が吹くある日の夕方、市内下ノ橋の上流を訪れると、茜あかね色の空を背に大きな羽を広げて優雅に舞う4羽の親子が鳴きながら舞い降りてきました。
ゆったりと水面で羽を休めるその姿は白い天使。
大勢の仲間と共に長旅の疲れを癒やすとまた北の国へと旅立ちます。
今年は厳冬ですが、「冬の使者」が飛び立つと、春はすぐそこです。
【アクセス】一関市総合体育館から徒歩5分
撮影データ:キャノンEOS7D EF70-200 F2.8 L IS f2.8 1/800 秒 パターン測光 ISO400 PhotoshopCS4
いちのせきの広報誌「I-Style」 平成24年2月15日号
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