「まちづくり提言書」市長へ~まちづくりスタッフ会議~
「『住んでよかった』『誇りに思う』まちへ」の思いを込めて
一関市まちづくりスタッフ会議(河島一男議長)第3回会議は7月11日、市役所本庁で開かれ、市総合計画基本構想に掲げるまちづくりの目標実現に向けた提言書を浅井市長に提出しました。
同会議は、総合計画基本計画の策定にあたり市民から企画提案を行ってもらうことを目的として、本年6月19日に設置。浅井市長の委嘱を受けた、まちづくりスタッフバンク登録者からなる35人の委員が▽活力あふれるまちづくり▽安全・安心のまちづくり▽生きがいのあるまちづくり▽ふれあいと連携のまちづくり▽自然と共生するまちづくりの5部会に分かれて意見交換を行い、その結果を産業振興、防災、教育、交通、環境など多岐にわたる分野ごとに、課題と目標、施策の概要からなる提言書としてまとめました。
河島議長が「委員が一生懸命練り上げた提言。検討いただき、この中からぜひ光り輝くもの見つけてほしい」と浅井市長に手渡しました。浅井市長は「短期間ながら、市民の目線で多角的な提案をいただいた。皆さんのまちづくりに対する熱い思いを真摯(しんし)に受け止め、基本計画の策定を進めてまいりたい」と感謝を述べました。
提言書は、7月26日に行われた総合計画審議会や各部に資料提供され、基本計画策定に活用していくこととしています。
提言された内容(一部)
活力あふれるまちづくり部会
- 農産物の一関ブランド確立
- 商店街にベンチを設置しゆっくり休めるまちづくり
- 昔の地名の再現 など
安全・安心のまちづくり部会
- 隣接する自主防災組織の連携
- 若い世代の病気予防意識の向上
- 地域の子育て支援拠点整備・拡充 など
生きがいのあるまちづくり部会
- 文化伝承・交流活動のリーダーづくり
- 市内全域を対象としたスポーツイベント開催
- 図書館整備 など
ふれあいと連携のまちづくり部会
- 外国人登録者のコミュニケーション支援
- 都市部と農村部間の交流・共生施策の展開
- 道路網整備 など
自然と共生するまちづくり部会
- 公園・広場などの美化活動によるまちの環境保全
- 下水道・浄化槽の普及などによる河川の環境保全
- ごみの減量化と分別による再資源化への取り組み など
(広報いちのせき 平成18年8月15日号)