「一関市医療と介護の連携連絡会」の令和2年度の主な活動を紹介します。 

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「人生会議」の普及啓発に向けた取組を検討しました

令和2年度の新たな取り組みとして、アドバンス・ケア・プランニング「人生会議」の普及啓発に向けた取組を検討しました。

検討会を3回開催し、意見交換を行いました。

 第1回検討会 令和2年8月24日 出席者数:18人

 第2回検討会 令和2年10月27日 出席者数:24人

   第3回検討会 令和3年3月26日 出席者数:23人

第3回検討会では、幹事長の長澤茂先生と消防本部消防課の松岡努補佐から、次のとおり話題提供をいただき、その後、昭和病院の杉内登先生を助言者として、意見交換を行いました。

<話題提供>

 (1)「介護施設におけるターミナルケアWebセミナー」について 

   一関市医療と介護の連携連絡会幹事長 長澤 茂 先生

   (2)「救急現場における心肺蘇生を望まない傷病者への対応」について 

   一関市消防本部消防課課長補佐兼救急係長 松岡 努 氏

医療介護関係者向けの研修会を開催しました

令和3年2月9日(火)に、「新型コロナウイルス感染症対策」をテーマに、令和2年度第1回研修会を開催しました。

今回の研修会は、Zoomを使ったオンライン研修で、人数を限定して一関保健センター会場でも視聴できるようにしました。

講師には、岩手県新型コロナウイルス感染症対策専門委員会の委員長である、岩手医科大学附属病院の櫻井滋教授をお願いし、

「医療担当者における感染症危機管理について」と題してご講演をいただきました。

櫻井教授は「施設内で1人の職員が感染すると、他の多数の職員が濃厚接触者とされ、勤務体系が崩れることから、一人ひとりが意識して感染対策に取り組むことが重要である」とお話いただきました。

研修会には、137人もの方にご参加いただき、大変有意義な研修会となりました。

研修会の写真

「はじめてのケアカフェ」を開催しました

令和2年8月6日(木)に一関保健センターを会場に「はじめてのケアカフェ」を開催しました。

今回のテーマは「人生会議」。 

はじめに、北上市保健福祉部長寿介護課の木野渉様に「話し合って決める人生の心づもり~北上市の取組紹介~」と題してご講演をいただき、北上市の「心づもり事業」の取組と、独自のエンディングノート「わたしのきぼうノート」作成の経緯などをご紹介いただきました。

次に「最期のときを、誰と、どう話す?」というテーマでグループワークを行いました。

「自分の思いを伝えるのは難しい。」「『わたしのきぼうノート』のような物があると、話し合うきっかけになるのではないか。」「家族や、医療関係者など、色々な人と話すことが大事だと思った。」などの意見が出され、最後に各グループでの話し合いの内容を発表し、参加者で共有しました。

今回は、コロナ対策ということで、お茶やお菓子の飲食は準備しませんでしたが、和やかな雰囲気の中、多職種間の交流が図られたようでした。

「はじめてのケアカフェ」チラシ