高齢化の進展により、医療ニーズが高度化・多様化している中、この地域では、医師の不足、救急患者の集中、医師の診療科偏在・地域偏在、長時間労働、医師の高齢化など市民のみなさんの生命と健康を守る上で課題があります。
この地域の医療体制を維持していくには、医療機関や行政の努力のほか、市民のみなさんの協力が必要です。

適正な医療機関の受診についてご協力をお願いします。
 

 リンク(1):岩手県適正受診啓発マンガ~みんなで守ろういわての医療!~

 リンク(2):上手な医療のかかり方.jp(厚生労働省公式ウェブサイト)

コンビニ受診とは

コンビニ受診とは、病院が一般的に外来診療を行っていない休日や夜間の時間帯に、緊急性のない軽症患者が「夜間の方がすいているから」「昼間は仕事があるから」などの理由で病院NO!コンビニ受診チラシの救急外来を受診する行動のことです。24時間営業のコンビニエンスストアで気軽に買い物をすることに擬えたものです。

コンビニ受診の問題点

救急外来が混み合い、命にかかわるような重症患者への対応が遅れてしまう懸念がある

病院の医師やスタッフが疲弊して退職する一因ともなり、地域の救急医療体制が維持できなくなる恐れがある


「コンビニ受診」や軽症者などの安易な救急車の要請は社会問題になっています。

どうすればよいか?

 地域により様々な事情もありますが、次のことをお願いします。   

かかりつけ医を持ちましょう

「かかりつけ医」とは、日ごろから家族ぐるみの診療や健康管理をしてくれるお医者さんのことです。「かかりつけ医」を持つことは、次のメリットがあります。

・病院に比べて待ち時間が短く、じっくり診察してくれます。

・入院や検査が必要な場合に、適切な病院を紹介してもらうことができます。
・食事や運動など、日常の健康管理のアドバイスをしてくれます。
・家族の病状・病歴・健康状態を把握しているので、いざというときに対応してくれます。 

診療時間内に受診しましょう

病気やけがなどで医療機関にかかる場合は、なるべく診療時間内に受診しましょう。
診療時間内に受診することは、医師の負担を軽くすることができます。

休日や夜間の受診は当番医を利用しましょう

休日や夜間に具合が悪くなったときは、当番医を利用しましょう。
当日の当番医は、広報いちのせき、市役所、消防本部、当日の新聞、一関市医師会のホームページで確認できます。
令和5年2月1日から小児救急医療電話相談が午後11時以降も対応します当番医は変更になる場合があります。事前に当番医に電話してから利用してください。

こども救急相談電話を利用しましょう

間や休日に子どもが発熱などで具合が悪くなった場合、次の日まで待てるかどうか迷ってしまいます。
そんな時は「こども救急相談電話」を利用しましょう。経験豊富な看護師がアドバイスをしてくれます。
こども救急相談電話:受付時間 年中無休/午後7時から翌朝8時まで

電話番号:019-605-9000 または局番なしの #8000(PHS・ダイヤル式回線電話・IP電話をご利用の人は019-605-9000へおかけください。) 

日頃から健康管理を心がけましょう

「自分の健康は自分で守る」という意識を持って、食事や運動など、健康管理を心がけましょう。
また、毎年健康診断を受け、健診結果を生活習慣改善にいかしましょう。

医療に関する情報はこちら

かかりつけ医ガイドブック 「子どもの具合が悪いときの対応の仕方」、「市内の医療機関の情報」を掲載しています
いわて医療ネット 岩手県医療機関検索サービス
NO!コンビニ受診チラシ [412KB pdfファイル] 

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