もうすぐお正月です いちのせきの「もち」

その多彩さは日本一といわれている、一関の餅料理。
一関もち食推進会議が、餅の魅力を改めて紹介します。

一関地方の多彩な料理餅。あんこ、しょうが、ずんだ、納豆、沼エビ、ごま、じゅうね、くるみなど、昔からの味付けは20種類ぐらいです。今では100種類を超える料理餅があり、当地方の餅食文化を輝かせています。

清き山河に恵まれた当地方では、良質な餅米が産出され、餅文化が長い歴史とともに受け継がれています。

年中行事、冠婚葬祭など、喜びのときも悲しみのときも餅食を共にする習慣があります。
仙台藩伊達政宗公、一関藩田村公は、儀礼を重んじて、礼作法に小笠原流を、料理膳には四條流をもって進められました。
当地方では、今もその慣習が息づき、年末年始にはその作り方、飾り方などが市内に残っています。
各家庭では、当地方の美しい伝統を伝え残し、一関の餅食を一層盛んにするため、一つでも多くお餅を召し上がっていただき、心豊かな新年を迎えてください。

一関もち食推進会議

一関もち食推進会議

一関地域の餅食推進に関する関係者が集い、平成22年8月23日設立。

商品開発、文化、販売・イベントなどについて月1回程度会合を重ねています。

おもち歳時記

暮れの餅つき(12月28日)
お供え餅(12月30日)
年始餅(雑煮餅)(元旦)
松の内の餅
七草かゆ餅

おもちいろいろ

料理餅餅本膳いそべ餅

(広報いちのせき 平成22年12月15日号)