市民フェスタ

市民活動の元気を発信

作り方を教わりながらバルーンアートに挑戦しました

いちのせき市民活動促進会議インアーチが主催するいちのせき市民フェスタ09は7月19日、一関文化センター体育館で催されました。
今年で4回目を迎える同フェスタは▼地域おこし▼ちびっこ▼環境▼福祉―の四つのゾーンと飲食コーナーに分かれ、NPO法人などが出展。「おやこ広場」「ネイルアート」「介護用品展示」など多様な体験・展示・販売コーナーが設けられたほか、ステージでは「クラウンろっく」「シカイダーマン」などのライブも行われました。

14団体が参加した全国地域事例トレーディングパーク開幕から大勢の来場者でにぎわった子ども服無料交換会

さらに今年は、市民活動・地域づくりの先進事例の閲覧、資料の購入や事例発表を行う全国地域事例トレーディングパークも開設。14団体が参加し、団体同士の交流を深めたり、来場者の市民活動への関心を高める学びの場となりました。
友人2人とお子さんと訪れた市内の女性は「子ども服の無料交換会は種類が豊富でとても良かった。子どもはエアートランポリンが気に入ったみたい」と、親子で楽しめた様子でした。
同フェスタの来場者数は約500人。インアーチの代表を務める小野仁志さんは「今年はより手作り感のあるイベントにでき充実していた」と振り返りました。 

いちのせき健康の森

震災乗り越え利用再開

関係者がテープカットを行い利用の再開を祝いました

昨年の岩手・宮城内陸地震の被害により休館していた「いちのせき健康の森」再開式は7月18日、同所で行われ、約200人の関係者や施設利用者が利用の再開を祝いました。
小雨のためセミナーハウス体育館で行われた再開式。開会に先立ち、岩手・宮城内陸地震の日に家族で須川登山に向かう途中で被災し、同所に避難した森山英司さん=仙台市=が体験を発表しました。浅井市長は「震源地に近かったため被害が大きく、休館を余儀なくされたがやっと利用が再開できた。生涯学習の拠点としてより多くの市民に活用されることを願う」とあいさつ。関係者や利用者代表らによるテープカットで施設再開の喜びをかみしめました。

本寺小児童が元気いっぱいによさこいソーランを披露

本寺小児童が元気いっぱいによさこいソーランを披露したほか、もちつき、チェーンソーアート、自然観察会などが行われました。
いちのせき健康の森は、創作室以外の施設は利用可能で、開館しながら復旧工事を行っています。

(広報いちのせき 平成21年8月15日号)