会場に詰めかけた観客から盛んな拍手が 文化活動の成果を力強く発表

 10月8日、市内一関・花泉地域と平泉町の中学校12校の生徒による一関地方中学校第4回総合文化祭(ステージ発表)が、一関文化センターで開かれました。
 昨年までの中ホールから大ホールに会場を移した今回、各校の代表は、伝承芸能や器楽演奏、合唱、ミュージカルなど、それぞれの特色を生かした演目を広いステージ一杯に披露。また、英語暗唱や独唱大会などの入賞者による発表も行われました。
 日ごろの練習の成果を存分に発揮した中学生たちの熱演に、観客からは大きな拍手が送られ、芸術の香り高い秋のひとときを楽しんでいました。

秋の田園地帯を疾走 D51「奥州義経号」が運行

 10月8日から10日までの3日間、JR東北線の一ノ関~盛岡間でD51型蒸気機関車「奥州義経号」が1日1往復運行されました。
 初日の8日は一ノ関駅で出発式が行われ、義経や弁慶にふんしたスタッフや「時の太鼓」などで出発を盛り上げました。
 また、一ノ関駅の在来線ホームは家族連れの観光客や「遠くからSLを見にきた」という鉄道ファンなどでにぎわいました。

おめでとうございます 祝百歳 大澤さとしさん

 10月3日、大澤さとしさん(赤荻)がめでたく百歳の誕生日を迎えました。さとしさんは、明治38年、宮城県萩野村(現栗原市)で生まれました。現在は、甥(おい)夫婦ら家族5人で暮らしています。
 好奇心を持ち新しいことに挑戦する性格で、70代から初めたカメラは写真コンクールで表彰されるほどの腕前。数年前からは車椅子の生活をしていますが、毎日3食きちんと食べ、豆の煮物が大好物という元気なさとしさんです。
 この日は、自宅で松川誠市長職務執行者から「これからも風邪などひかず、もっともっと長生きしてください」とお祝い状と記念品、花束を贈られ、家族や親戚から祝福を受けました。

600人が参加 41回目の早起き歩く会

 体育の日の10月10日、41回目を迎えた「市民総参加早起き歩く会」が市内一関地域18カ所で行われました。このうち磐井川河川公園には、各地区からそれぞれの旗を先頭に歩いた約600人が元気に集合。ストレッチやラジオ体操にはつらつとした動きで参加していました。

山目中学校 ドイツの合唱団と中学生が交流

 10月11日、ドイツの合唱団カネマキコア・ハンブルクの皆さん約50人が山目中学校を訪れ、同中生徒との合唱交流会を行いました。交流会は、東日本合唱祭に出演する優れた合唱団との交流を通じて合唱の素晴らしさを身近に体験してもらおうと、同合唱祭実行委員会が企画したもので、昨年の厳美中学校に続き2回目となります。
 会では、山目中学校の全校合唱と合唱部による若々しい演奏に続いて、カネマキコアが深々と響きわたる歌声を披露。続いて同団指揮者である印牧和生(かねまきかずお)さんの指導でベートーベンの「歓喜の歌」を練習し、最後には同団メンバーが生徒の中に混じって一緒に「歓喜の歌」を大合唱。会場の同中体育館は雄大なハーモニーに満たされました。


(広報いちのせき 平成17年11月1日号)