大規模地震に備える

5.非常持出品と備蓄品

 いざというときにすぐ持ち出せるように、日頃から準備・点検しておきましょう。食料品や飲料水は賞味期限がせまったものから順に入替えておきましょう。

 

1.非常持出品(避難するとき、まず最初に持ち出すべきものです。)
  • 貴重品
     現金、預貯金通帳、印かん、免許証、権利証書、健康保険証など
  • 非常食品
     カンパン・缶詰・栄養補助食品など調理せずにそのまま食べられる物、ドライフーズなど。ミネラルウォーター。水筒。プラスチックか紙製の皿やコップ。わりばし、缶切り、栓抜きなど。乳幼児・お年寄り・病人用に、缶詰やびん詰の離乳食、粉ミルク、レトルトのおかゆなども必要に応じて用意する
  • 携帯ラジオ
     予備電池は多めに用意。
  • 懐中電灯
     できれば1人に1つ。予備電池も忘れずに。
  • 応急医療
     ばんそうこう、傷薬、包帯、胃腸薬、鎮痛剤、解熱剤、目薬、消毒薬など。持病のある人は常備薬も忘れない。
  • その他の生活用品 
     下着・上着、靴下などの衣類、軍手、タオル、ティッシュペーパー、ウエットティッシュ、雨具、ライター、ビニール袋、生理用品、紙おむつなど。
2.非常備蓄品

 非常備蓄品は、災害復旧までの数日間(最低3日分)を自足できるように準備しておくものです。

  • 飲料水
     飲料水は1人1日3リットルを目安に。缶入りやペットボトルのミネラルウォーターがよい。ペットボトルよりも缶入りの飲料水のほうが長持ちする。
  • 非常食品
     カンパン、缶詰やレトルトのおかず、栄養補助食品、アルファ米、レトルトのごはん、ドライフーズ、インスタント食品、梅干し、チョコレート・アメなどの菓子類、調味料など。
  • 燃料
     卓上コンロ、携帯コンロ、固形燃料など。ガスボンベのストックも忘れずに。
  • その他の生活用品
     生活用水(乳児に注意して風呂や洗濯機に備蓄、寝る前にはやかんやポットにも水を入れておく)。毛布、寝袋、洗面用具、ポリタンク、なべ、やかん、バケツ、トイレットペーパー、使い捨てカイロ、ろうそく、さらし、ロープ、バール、スコップなどの工具、ドライシャンプー、新聞紙(燃料、防寒)、ビニールシート(敷物、雨よけ)、布製ガムテープ(荷物の整理、止血、ガラスの補修)、キッチン用ラップ(止血、汚れた皿にかぶせて使う)、ペットフード(ペットがいる場合)、自転車など。

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